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2020/12/31

中学生の皆さんへ③

| by 副校長k
 受験生の皆さんこんにちは。

 私がお話ししようと思うのは「大問六番への挑戦」と「記憶」についてです。
 大問六番というのは、この場合、一番最後の大問にあたります。大抵が訳の分からない応用問題の住処になっている所です。今年から川口市立高校は選択問題を採用し、難易度が上がりましたね。大問六番も恐らく難しくなっている事でしょう。加えて、嬉しいことに倍率も凄いことになっていました。大問六番を解ける、というのは大きく合格へと近づくはずです。もちろん、そこまでの問題がしっかり出来てこそです。受験に限った話ですが、問題を棄てることは時に必要になります。だから、あまり大問六番にこだわっても仕方ないのも事実です。しかし、大問六番に挑戦することの何よりもの利点は、「面白い」ということです。
 大問六番の問題というのは非常に難しいものが多いです。一筋縄ではいきません。(1)は解けるんですよね。いけるんです。でも、(2)になると途中まで行くんですけど、どこかで行き詰ってしまって、(3)は真っ白。ざらにあることです。しかし、解けた時というのはすごく嬉しいものです。出来なかったことが出来るようになるって、人間の原始的な喜びですよね。そして、大問六番を解けるほどの理解力があれば、自ずと他の大問も解けるようになってきます。直接的な繋がりがないにしろ、大問六番を解くべくして行った勉強方法は、必ず財産になります。何事も「自ずと」、成長していくんです。
 それで、どうしたら大問六番に歯が立つのか、という話ですが、今までは敵だったはずの(2),(3)の存在から考えることができます。敵だったキャラが味方になる展開、めっちゃ熱いですね。そもそも、どうして(1),(2),(3)と用意されているのでしょうか。
 こうした、大問の中に小問がいくつか配置されている、という構図を、「誘導」と呼びます。知っている受験生もいるのではないでしょうか。こうした「誘導」はいわゆるヒントで、全ては(3)を解かせるために用意されています。つまり、本来は(3)で求めさせたいことしか知りたくはないんです。経験があると思いますが、(3)を解くにあたって、(1),(2)を利用する、というのはよくある手法です。他にも、(1),(2)は簡単な例で、その応用が(3)なんて構図もありますね。これは数学に限った話ではありません。テスト全体の様子を伺う事、全問題の繋がりを意識することで何か見えてくるものがあるはずです。

 

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