川口市立高等学校教育支援基金は、川口市立高等学校の生徒の教育活動を支援するために設立され、皆様からの寄附金により運用されています。
川口市では、令和元年8月20日から、インターネットでのふるさと寄附金の手続き・返礼品の贈呈を開始しました。(返礼品贈呈は市外在住者のみとなります。)本基金への寄附につきましても、こちらのサイトからも受け付けております。
さとふる(川口市のページ)
https://www.satofull.jp/city-kawaguchi-saitama/ みなさまからの温かいご支援・ご協力をお待ちしております。
なお、本基金を活用し、令和元年度(平成31年度)に以下の事業を実施しました。
令和元年度事業報告
(1)給付型奨学金(高校在学時支援)
生徒の大学進学を支援するため、夏季休業中及び冬季休業中に予備校が主催する勉強合宿(ドリカム勉強合宿)への参加費用補助を行い、のべ39名が参加しました。
→参考:令和元年度 ドリカム勉強合宿
(2)留学費用補助金
アメリカオハイオ州フィンドレー高校への長期留学事業の実施にあたり、派遣生徒2名に40万円の支援を行いました。
→参考:フィンドレー高校長期留学レポート
(3)給付型奨学金(大学進学時支援)
大学進学時における入学費用負担の軽減のため、9名に各30万円の支援を行いました。
川口市給付型奨学金(大学進学時)奨学生からのメッセージをご紹介します。
アンケート回答者:川口市給付型奨学金(大学進学時)令和元年度奨学生9名
奨学生Aさん(公立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
文武両道に加え、地域に貢献する活動を実行し、自律できる学生となること。
将来希望する職業はないが、若い人間への支援を特に行える人間になりたい。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
私は、上の兄、双子の弟の3人兄弟で、大学受験も節約をしながらの挑戦でした。兄弟は誰も塾に行かず、受験をする私立大学の数も絞りました。
周りの方や運も味方し、双子で国公立に進学することが決まりましたが、今度は進学準備金や一人暮らしの費用に苦労していました。そんな時、この給付型奨学金の存在を知り、有難くも活用させていただきました。この給付型奨学金のお陰で浮いた30万円を勉学に費やし、いつか私も未来ある子どもの支援に携わりたいと思いました。
本当にありがとうございました。給付型奨学金受給者にふさわしい学生となれるよう努力していきます。
〇保護者から一言
この度、奨学生として選んで頂き、親子共々感謝しております。希望の大学に合格した喜びに加え、選考してもらえたことで二重の喜びとなりました。
ご賛同いただいた方々の期待に応えられるよう勉学に励み、有意義な大学生活が送れるよう努めて欲しいと思います。ありがとうございました。
奨学生Bさん(私立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
新たに大学での生活を送る為に、有意義に使わせていただきます。
学びの視野を広げ、社会に貢献するための力を養えるよう取り組んでいきます。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
選んでいただいたからには、その期待に恥じぬ大学生活を送っていきます。
常に感謝を忘れず、母校に他の形で恩返しができるように精進していきます。
ありがとうございます。
〇保護者から一言
この貴重な機会に選んでいただき、大変感謝しております。ありがとうございます。
奨学生Cさん(私立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
新たな環境で英文学や外国の文化に触れ、より深く親しみたいと思っております。将来は公務員として勤務することを希望します。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
奨学金給付の対象生徒に選んでいただきありがとうございます。今後、大学で学びを深めていくためにあたり、思う存分勉学に励めることを大変嬉しく思います。元々自分が好きな教科である英語の理解を大学でさらに深めていきたいです。
〇保護者から一言
この度はご選出いただきありがとうございます。
このような状況の中、まだ大学への登校が叶わず、一日も早く平穏な大学生活を送らせてあげたい思いでおります。
奨学生Dさん(国立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
私は、将来教員になりたいと考えています。教員には深い教養や各教科の専門的な知識に加え、子どもたちの心に寄り添って成長を支えることのできる指導力が必要です。これらの実践的な力を養うために群馬大学に在学している間は勉学に励み、他の学生ともコミュニケーションを積極的に取り、私自身の自己実現を果たしていきたいと思います。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
川口市給付型奨学金という制度に熱いご支援をして頂き本当にありがとうございました。私は、奨学金の支援を無駄にすることなく、将来の目標である教員になるために有意義に活用していきます。そして、川口市立高校の卒業生として堂々と胸を張れるような大学生となり、子どもたちの心に寄り添って成長を支える教員になるための勉強を続け自己実現を果たしていきます。
ご支援頂き本当にありがとうございました。
〇保護者から一言
ありがとうございました。
奨学生Eさん(私立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
私は、将来物性を研究したいと考えています。理由は、自分で新しいことを見つけるのが楽しいからです。このことを実現するために、大学では高校の範囲よりもさらに深く物理と数学を学び、身につけようと考えています。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
この度は奨学金のご支援をいただきまして、誠に感謝しております。私は研究者になるために大学で物理や数学を学ぼうと考えていますが、この奨学金のご支援により私は大学で自分の勉強により専念することができます。応援してくださっている皆様のご期待に沿えるように大学でも努力したいと思っております。
〇保護者から一言
この度は奨学金のご支援をいただき、ありがとうございます。家族一同、感謝の気持ちでおります。
大学へ進学しても、今までより一層努力して、勉強を続けていってもらいたいです。
奨学生Fさん(私立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
大学に入ってから学ぶ新しい教科に加え、世間に関する様々な知識や教養を幅広く得たいと考えています。
将来はシステムエンジニアもしくはプログラマになり、高齢者や小さい子にも誰でも使える、使いやすいコミュニケーションツールの開発をしたいと思っています。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
いつも応援してくださり誠にありがとうございます。
皆様の日頃のご支援により、市高の生徒たちが将来の為に色々なことができそうです。自分は、ドリカム勉強合宿に2回行き、非常に進学するのに役立ちました。これからも大学進学を志す生徒の為の支援をよろしくお願いします。
〇保護者から一言
夏と冬の勉強合宿に参加させて頂き、今回はダメ元でお願いした給付奨学金も受け取れるという事で、本当にありがとうございます。
奨学生Gさん(私立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
大学では、国際関係について、政治や経済、文化や歴史などで多角的に見つめなおし、友好な関係のためにどうするべきかについて学びたいです。将来は、国連のような国際機関で、平和構造のために働きたいです。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
ありがとうございます。この川口市立高校を卒業したことを忘れず、必ず社会で役に立てるようにがんばります。
〇保護者から一言
子どものために大切に使わせてもらいます。ありがとうございます。
奨学生Hさん(私立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
様々な文学に触れ、日本語特有の表現方法や自身の語彙力を鍛えて言葉の引き出しを増やしていこうと思います。
将来は文章にかかわる仕事に就きたいです。文を構成したり、編集したりするのも魅力的ですが、今は添削をすることに一番興味があるので、そういった職業に出会えたらうれしいです。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
この度はご支援ありがとうございました。高校生だった私の立場では、金銭面で役立つことは難しく、親に負担をかけてばかりだったので、頼れる場所があって安心しました。大学に入学した際には、感謝と責任を持って勉学に励み、無事に卒業できるよう努力していきます。
〇保護者から一言
ご支援ありがとうございます。
給付型奨学金があるのとないのでは、全く違うので、近い未来は、大学も義務教育の様に、誰でも(収入の少ない人でも)行ける様になってくれる事を心から願います。
奨学生Iさん(公立大学進学)
〇大学生活への抱負と将来希望する職業
私が進学する大学はコンピュータ工学の学問分野と異文化交流に特化しています。私はこの大学でコンピュータ工学及び情報工学の基礎的な部分から応用に至るまで幅広く学び、また高校在学中に鍛えた英語の語学力を更に伸ばしていきたいと考えています。また、将来はシステムエンジニアとして国内外問わずよりグローバルな環境に身を置き、更には大学で得た知識を基に、職業や学問の分野を超えた応用力の高い技術を作り出したいと考えています。
〇寄附をしてくださったかたへのメッセージ
この度は川口市給付型奨学金奨学生として選考して下さり、本当にありがとうございました。私の勉強を応援してくださっている皆様の期待を胸に、より一層責任を持って勉学に励んでいく所存であります。末筆ではございますが、奨学生制度の創設・運営に携われた方々、並びに私の勉強を応援してくださっている全ての方に心より感謝申し上げますとともに、皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
〇保護者から一言
この度は、このような機会をいただき大変ありがとうございます。
この資金をただの消費という形ではなく、日本の未来を背負って立つ若者を世に送り出すための投資として大事に使わせていただきます。
皆様の期待に応えられるように家族共々精進してまいります。本当にありがとうございました。
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