校長挨拶

 

川口市立高等学校は、伝統と特色のある三つの市立高校を統合し、新たな学校として平成30年に開校いたしました。定時制の課程では、学校目標である「未来を創る しなやかでたくましい人材の育成」のもと、勉強や部活動、学校行事を通し、特色ある教育活動を展開しております。

 

私は学校教育の役割を「立派な社会人を育てる」ことだと思っています。入学した生徒を「社会で活躍できる立派な人に育てる」ことはもちろんのこと、これからの社会を輝かしいものにする「立派な社会を創っていく人を育てる」ことが、私たち教職員の使命であると考えています。

また、子どもたちが社会の担い手となったとき、未知の課題や正解がない、答えがあっても一つとは限らない問いに、何らかの答えを出し続けなければなりません。生徒一人ひとりが自分の使命を自覚し、さまざまな課題の解決に向かい、決断し実行していく力をしっかりと身につけてほしい、仲間とともに知恵を出し合い協働しながら挑戦していく力を身につけてほしい、そのために「知・学・考・行」を意識し、充実した毎日を積み重ねてほしいと願っています。

  

そして、楽しい中にも厳しさをもつ本校の授業や部活動、学校行事を通して、やさしい先輩や同級生と手を携え、自分の個性を伸ばし、興味関心を高めながら、すべての生徒が川口市立の生徒としての誇りと自信を持ち、自分らしさを大切にしながら現在の自分を磨き、輝く未来に向かって、決してあきらめることなく頑張り続けてくれることを期待しています。

  

「校長の学校運営方針」

以下の6点を学校運営方針とし、教育活動に取り組んでまいります。保護者の皆様や卒業生をはじめとする本校関係者の皆様、市内中学校や近隣にお住いの方々をはじめとする地域の皆様、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

1 すべての生徒の学力・能力を伸ばす。

2 「ほめて育てる」(認め、励まし、支える)教育を推進する。

3 生徒たちにさまざまなチャレンジを期待し、その活躍を発信する。

4 すべての生徒に「川口市立」の自信と誇りを持たせ、「頑張り続ける力」を育てる。

5 「川口市立」の伝統を紡ぎ、本校教育の素晴らしさを継承・発展させる。

6 生徒及び教職員の安心・安全を徹底する。

「校長が期待する行動指針」

 校長として、以下の3つの行動指針を市立浦和の生徒に期待します。

1 やってはいけないことはやらない。

2 やらなければならないことはやる。

3 やってもやらなくてもどちらでもよいことであっても誰かのためになることはやろうと努める。

川口市立高等学校 校長 吉野 浩一