令和5年度 学校行事

令和5年度 記事一覧

産業社会と人間での社会人による講演

本日、住友生命保険相互会社の営業総括部、山口潤さんにお越しいただき、ズバリ!お金を増やす授業を生で受けることができました。Vitality溢れるお話で、金融リテラシーの原点を学びました。緊張感のある雰囲気で、充実した保険の世界を味わいました。

 

人権教育講演会

 9月15日(金)に人権教育講演会を実施しました。

 本校定時制には海外にルーツのある生徒が在籍していることから、今年度は日本語指導員の小室先生より「言語と人権問題」というテーマでお話をしていただきました。生徒たちは海外にルーツのある生徒を取り巻く環境や難民について理解を深めることができたようです。

 生徒からの感想(一部抜粋)
 ・人種や皮膚の色、言語、性など全てのことに対して差別をすることは本当に許されないと感じた。
 ・毎日を生きることで精一杯の人々がいることを感じながら生きようと思った。
 ・日本にいるとあまり難民のことを考えたことがなかったが、自由に生きられないなんてとてもつらいだろうと思った。

定時制校外学習 劇団四季ミュージカル観劇

 9月5日(火)、2年生・4年生を対象とした校外学習を実施し、川口リリアで劇団四季のミュージカル「クレイジーフォーユー」を観劇しました。

 多くの生徒が劇場でミュージカル(演劇)を観劇したことがなかったため、開演するまでソワソワして落ち着かない様子でした。しかし、開演すると音楽、照明、舞台美術、そして役者の方々のお芝居に圧倒され、作品の世界に引き込まれていました。上演終了後のカーテンコールでも、周囲のお客さんと一緒にスタンディングオベーションをする等、劇団四季の芸術性の高いパフォーマンスを楽しみ、感動していたようでした。また、多くの生徒たちが演劇を実際に観るのは初めてだったけど、機会があったらまた観てみたいと話してくれました。

 高い芸術に触れることは感受性を高めるなど、心の成長につながります。今回の体験が生徒たちの今後の人生を豊かなものにするきっかけになってくれたらと思います。

以下、生徒たちの感想の一部を紹介いたします。

 初めてミュージカル作品を観たけど、映像を見ているかのように感じました。まったく劇団を知らなくても、とても楽しむことができました。場面ごとに変化する背景や衣装が見ていて楽しかったです。踊りながら歌っていてもきれいな歌声で本当にすごいなと思いました。

  何よりも踊っていたいという、主人公の好きなことを貫く姿はとても印象に残りました。やりたいことを諦めずに最後までやり遂げているところがすごいと思いました。歌と踊り、パフォーマンスや芝居に見入ってしまい感動しました。

  人生で初めて生で演劇を観て物凄い迫力と演技に圧倒されました。初めは演劇に興味はなかったのですが、今回観たことで興味がわきました。

日本語能力試験(JLPT)の最上位レベル N1 に合格 本校定時制 4年次生徒 

 合格した生徒は入学当初から定時制の日本語教室に毎日出席し、1年次にJ.TEST Dレベルに合格したのを皮切りに同Cレベル、JLPT N2、N1レベルに全て一発合格しました。

 生徒は日本語指導員の指導の下、地道に毎日コツコツと取り組むことはもちろん、
試験では集中力を発揮し、これまでの合格を見事勝ち取りました。

*日本語能力試験(JLPT:Japanese-Language Proficiency Test)
 日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験です。
 N1の認定率(合格率)は30.8%(2022年12月試験)、
 N1は英検1級、TOEIC 950点と同程度ともいわれています。

表彰式・2学期始業式

 9月1日(金)に表彰式と2学期始業式を実施しました。

 表彰式では8月に開催された第25回全国高等学校定時制通信制バドミントン大会において、団体全国3位となったバドミントン部の生徒に賞状とメダルを渡しました。

 始業式では校長先生から、「天我が材を生ずる 必ず用有り」という言葉に関して講話がありました。これは唐時代の詩人・李白の『将進酒』に登場する一節であり、「天が自分という人間をこの世に生んだのには必ず用、すなわち役割がある。」という意味です。一人一人が自分にしか出来ない役割を見つけていきましょう。

 夏休みで生活リズムが崩れてしまった人もいるかもしれません。少しずつ夏休み前のリズムを取り戻し、有意義な2学期にしましょう!