令和5年度 学校行事

2年次 地理総合 JICA地球ひろば訪問授業

 1/29(月)に「地理総合」の授業の一環として独立行政法人国際協力機構(JICA)の方をお招きし、授業を行っていただきました。

 今回の取り組みでは、JICA地球ひろばの方にご来校いただく対面授業だけでなく、オンライン授業を組み合わせた、ハイブリッド方式による授業を実施しました。

 1時間目はオンライン会議用のアプリを用いて、実際にシリアで青年海外協力隊として活動し、パレスチナ難民と関わった経験のある協力員の方の話を聞きました。
 参加した生徒は、現在ガザ地区で起こっている問題について、パレスチナ側の立場とイスラエル側の立場の両方の視点に立って、現地の人々の思いを当事者意識を持ちながら考えました。生徒からは、子育てを経験したことがある生徒からの意見、外国にルーツを持つ生徒からの意見など、様々な立場から多様な意見が聞かれました。

 2時間目には、埼玉県立総合教育センター内の「JICA地球ひろばサテライト展示」の展示品を活用し、生徒はオンラインの説明を受けつつ、実際に展示品を触りながら、教育の大切さ、貧困の連鎖の複雑さ、日本の食料自給率の課題などについて考えました。生徒は実際の展示品を触るだけではなく、様々なことを考えながら真剣にかつ楽しく取り組んでいました。

 本校でもオンラインを用いて学校外の方に講演していただくのは初めての取り組みだったので、生徒も興味津々だったようです。
 日本は海外の国々を支援するだけでなく、東日本大震災の時のように助けてもらうことも多くあります。こうした2時間の授業を通して、生徒は「人間の安全保障」を守ることの大切さ、日本が国際社会の中で信頼を築きながら果たしていかないといけない役割について学べたのではないでしょうか。この授業で学んだことをきっかけに、日頃から国際社会に目を向けて「生きる力」を身につけて欲しいと思います。


~授業後の生徒の感想~

ガザ戦争が続いてしまったら日本にも被害が出てくるかもしれないと分かり、遠い国同士の戦争だからといって無関係で済ませては行けないなと思いました。

私が過ごしている場所で見えているのはほんの少しだけで、他の国に目を向けてみると意外と関係ないと思っている国・地域の問題もいずれは日本に住む私たちにも影響してくるかもしれないのが凄く恐ろしく感じました。

パレスチナのことや、震災、貧困、食料問題など世界の課題について知ることが出来て良かったです。貧困層の子供の栄養失調の話や鉱山での話などテレビでは分からないリアルなお話が聞けて本当に良かったです!自分に出来ることを見つけてやってみようと思います!

今まで、自分の気持ちが下がってしまうのをを避けるために、戦争や災害で苦しんでる人々を見るのを避けてました。でも、戦争国の歴史や今現在の状況を詳細に教えていただけて、今までの自分の行動を改めようと思いました。これからは戦争国の現状や、進展等のニュースを積極的に見よう思いました。

少し難しい問題だったけど、「私たちは関係ないや」と一言にする問題でもないし、目を塞ぐべきものでは無いと思いました。同じ人間でも全く違う生活をしている人がいる。悲しいけれど、世界問題でもあるなと思いました。感慨深い授業となりました。ありがとうございました。

 

~授業の様子~

~展示品など~