学習指導
新着
第1回授業研究週間も2週目に突入しました。本校では、先生方各自が工夫して授業改善を推進しています。 今日は3年生の選択「古典B」の授業において、Google Jamboardを活用した漢文の共同学習の模様を見学しました。  教材は、「不若人有其宝」(「人ごとに其の宝を有するにしかず」出典:前漢『新序』)でした。生徒たちはグループごとに書き下し文と現代語訳をクラウド上に保存し、それを先生と生徒たちそれぞれが共有し活用しながら、授業を進めていくという形の授業でした。  普段は生徒一人一台ずつタブレットを配付して授業を展開しているとの担当の先生の話でしたが、今日はたまたま他の授業とタブレットの使用が重なってしまい、グループに一台となりました。これを補うため、正面の黒板にはプロジェクターでグループごとに見る画面が投影されました。  ICT機器を使うことで授業が視覚化されるだけではなく、このアプリを使うことで、生徒も教員も情報を収集してまとめ上げたり、全員の生徒が答えを見つけ出して提示したりできるようにもなるとのことです。 生徒と教員あるいは生徒同士が学習コラボレーションを進めることで、授業方法のさらなる「...
学習指導の概要

授業第一主義

大学入試改革と新学習指導要領に対応し、先進の授業環境と教員研修による、さらなる授業力の向上に努めます。

 

45分✕7限授業と土曜講習

令和2年度より、新たに「45分授業」と「土曜講習」を導入し効率的な授業と大学進学に向けた補講の充実に取組んでいます。

45分授業について

本校では令和元年度まで1日50分×6時間の授業を行ってきました。
新たなシステムでは、1日45分×7時間行うことにより、1週間で35コマの授業数を確保します。このことによって、普通科(以前は33単位)では2単位、理数科(以前は34単位)では1単位を増加することができました。授業時数を確保して学習の機会を増やし、学力の伸長と定着をはかることが目的です。

土曜講習について

開校当初は、普通科33単位、理数科34単位の授業時数を確保するために「土曜授業」を隔週で行ってきました。45分授業を導入することにより月曜日から金曜日に全ての授業を実施することが可能となりました。
そこで土曜日には、教育課程上の授業ではなく学力向上や大学進学に特化した学習を行う「土曜講習」を実施することとしました。


「45分授業」と「土曜講習」は相互に補完した取り組みです。月曜日から金曜日の「45分授業」では、教育課程の授業を充実させることを目指し、「土曜講習」では、大学入試や学力向上に特化した学びに重点を置き、生徒一人一人の進路実現をサポートすることが新たなシステム導入のねらいです。