SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、先進的な科学技術、理科・数学教育を通じて、生徒の科学的な探究能力等を培うことで、将来社会を牽引する科学技術人材を育成するための取組です。
川口市立高校のSSH
Society5.0に向けた⼈材育成で重視される STEAM教育を、教科間連携・校外連携を含む幅広い分野の総合的・探究的な学習に位置付けて促進するため、その総合的な取組となる「課題研究」を授業として実施するためのカリキュラムを開発します。開発した連携⼿法や指導法・教材などの成果を校内・校外に発信し、普及展開のための科学連携システムを構築します。まず、理数科での研究開発を先⾏実施し、そこで開発した⼿法をもとに普通科での研究開発を展開します。
対象は、理数科・普通科(スポーツ科学コース・中高一貫コース含む)すべての生徒です。
SSHの取り組み
【SSH】R8 理数科オリエンテーション第3日
4/24(金)、今年度理数科オリエンテーション3日目でした。最終日の今日は、グループで協力して制作を行う、テクノロジー、エンジニアリング、アート要素が満載のSTEAMプログラムです。
1・2限目はScience English(Egg Drop)day2。CIR、班のメンバーと協力してエッグプロテクターを作成しました。限られた材料の中から、如何に卵が割れない機材を作り出すか。仮説と検証を英語で繰り返し、試行錯誤の制作①を協働して行いました。Dropping Dayは5/15(金)。そこまでにさらなる精錬を加えましょう。
3・4限は科学の甲子園に挑戦~ペーパータワーチャレンジ~。チームビルディングの手法としても使われるペーパータワーは、限られた紙を用いてどれだけ高い塔を作ることができるかを競うものです。グループで作戦会議を開き、どうすれば高く積み上げることができるか、やはり仮説を立ててそれを検証しながら協力して構造を作り上げました。
5~7限はProcessing入門~プログラミングで数学アートを作ろう~。アートの視点から生まれ、プログラミング入門としても優れた言語であるProcessing。本校で購入しているタブレットにもデフォルトでインストールされており、これを用いてチームで協力して動くアート作品を制作しました。全員が初めてProcessingに触れましたが、簡単な基礎をはじめに押さえて、お題として配布されたテンプレートコードから、それぞれの班が個性的なデジタルアートを創り出しました。最後には初日の井上先生の講座での学びを思い出しながら、みんなに自分たちの作品をプレゼンし、それに対して感想を述べました。
8限、ラストプログラムはこの3月に川口市立高校理数科を旅立った卒業生による講話。千葉大学に進学した木村先輩、茨木大学に進学した濱野先輩に講師をお願いしました。木村先輩は授業の関係で動画で、「いろいろ話すよ」と題して後輩たちにエールを送ってくれました。濱野先輩は実際に来校し(Processing入門のプレゼンも見て、講評を頂きました)スライドを用いて川口市立高校理数科での3年間と今に生きている学びを語ってくれました。最後に担任山本先生、教科担当だった黒川先生(現理数科1年担任)と談話をし、質疑応答で締めくくりました。
【SSH】R8 理数科オリエンテーション第2日
4/23(木)、理数科オリエンテーション第2日目を行いました。
本日の1限はScience English(Egg Drop)の1回目。CIRリーダー、Calvinより初等力学を英語でレクチャーしていただき、その後明日から一緒にプロテクターを作成するCIRと顔合わせ、設計図作成を行いました。
2~4限は本校と提携しているお茶の水女子大学よりサイエンス&エデュケーション研究所講師の植竹紀子先生による実験器具基礎講座~中和滴定を通して~。化学実験における器具の扱い方を改めて一から教わり、実験のイロハの習得を行いました。
5、6限は本校坂江隆志教諭による物理実験講座。天文学研究者でもある坂江教諭から、力~force~と題して、モンキーハンティング、真空落下、ボイル・シャルルの法則、偏光、作用反作用の法則を題材に、理論と実験の両輪を回していくという「科学=Scienceの基本」を教わりました。
7限のお茶の水女子大学嶌田先生の講演では、「研究の実際」と題して、嶌田先生の研究の変遷からマリモについて、生物学の幅広いお話を聞くことができました。実際のマリモも持参いただき、触れた生徒たちからは感嘆の声が上がっていました。最後の8限は再び植竹先生による課題研究概論Ⅰ。研究を始めるにあたって、大事なことを教わることができました。
明日の最終日はみんなで協働するプログラムが目白押し。協力してチーム理数科9期生を作り上げていきましょう。
【SSH】R8 理数科オリエンテーション第1日
4/22(水)、新入生の理数科オリエンテーションが始まりました。
初日の今日は、1限に開講行事として副校長挨拶、政策アドヴァイザー講話、SS理数探究Ⅰガイダンスを行った後、2限から中部大学教授で本校SSH運営指導委員である井上徳之先生の科学プレゼンテーション講座①を行いました。
プレゼンテーションの基本を学んだあと、最先端科学をとり扱った書籍を用いプレゼンテーションの型にそって、ひとつひとつプレゼンを作り上げていきました。最後には7名の代表者が前に立ち、クラス全員に向け発表を行い、同じグループだったリスナーからフィードバックを受けました。そして最後に各自が振り返りを述べました。
その後、昨年度天文学オリンピック・地学オリンピックで本選入賞を果たした理数科3年次生より、「競技科学をやってみよう」と題して、自分の経験を後輩たちに語ってもらいました。
明日の2日目は、実験漬けの1日です。頑張っていきましょう。
【SSH】R8 理数科2年次課題研究が始まりました!
4/17(金)、令和8年度のSS理数探究Ⅱが開講され、理数科2年次生の課題研究が本格始動しました。
まず初めに担任福原先生からルーブリックの説明を受け、この一学期間の活動目標などを確認した後、各チーム担当の先生の待つ研究場所に向かいました。それぞれの研究概要は前日までにあいさつ回りで伝えていましたが、具体的にどのように進めていくか、2時間しっかりと議論をしました。
5/8(金)のテーマ発表会に向けて、がんばっていきましょう。
・つくばscienceエッジに出展した先輩のポスターです
【SSH】つくばサイエンスエッジ2026 (表彰)
3月27日・28日につくば国際会議場で行われた「つくばScience Edge 2026」に、本校の理数科、中高一貫生、天文部から計7チームが参加しました。その中で、事前のアブストラクト(要旨)審査を突破し、全体発表に選出されていた数学班の研究『Meijer G-function の諸性質』が、見事「ポスター賞 日本語部門 奨励賞」を受賞しました。
当日のスライド発表では、高校生としては極めて専門性の高い研究テーマでありながら、その独創性と基礎研究の意義を明快に説明してくれました。
また、会場エントランスに掲示されたポスターは、すでに高い評価を得ていた事前審査の段階からさらに内容がブラッシュアップされており、数学を専門とする先生方からも大変高い評価をいただきました。
総エントリー数477組という大規模な探究発表会で表彰されたことは、生徒たちにとって今後の研究の糧となる、大変貴重な経験となりました。