新着情報

SSHの取り組み

知の協創 実践学講座 

1月28日(土)に行われた、東京大学 教育委環境デザイン研究所CoREF 主催の、

知の協創 実践学講座「物理を学ぶ、物理を作る~高校物理から宇宙研究の最先端へ~」に参加しました。

まず、堀先生の指導の下、理論と観測結果の矛盾(力学的質量と光学的質量の差、恒星の公転運動とケプラーの第3法則、重力レンズ)について、ジグソー法などによるグループ活動をとおして、どのような理由があるのかを考察しました。

その後、解説講義、質疑応答を行い、課題に対する理解を深めました。

その後、村山斉先生の講演を視聴した後、村山先生と直接、質疑応答を行っていただきました。

難しい内容でしたが、ジグソー活動による話し合いを通して、生徒たちは考えを深めることができました。

村山先生の質疑応答では、丁寧な回答をしていただくとともに、励まし、お褒めの言葉もいただき、一生の記憶に残る体験になりました。

 

複数の会場をzoomでつないでの講座となっていて、他校の参加者の発言も聞くことができ、知的好奇心を刺激され、活発な意見交換が行われる充実した時間となりました。

ありがとうございました。

 

 

湾岸生物探求講座

1月28日(土)に、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所 清本先生、お茶の水女子大学 植竹先生の御指導の下、

湾岸生物探求講座が開かれました。

千葉県館山市の研究所から、ヒトデ、ムラサキウニ、バフンウニを送っていただき、

それらの観察、特にウニの発生の観察を行いました。

ウニの採卵、受精を行い、受精卵の分割を観察しました。

また、誕生後、数日たったウニも送っていただき、プリズム幼生、プルテウス幼生の観察も行いました。

さらに、生物の分類について、教えていただきました。

参加した生徒は、受精卵の成長の速さに驚き、プルテウス幼生の姿に感動し、

と、生物に対する興味を深め、探求心に火が付いたようでした。

清本先生、植竹先生ありがとうございました。

 

 

  

 

 

 

メダカの透明骨格標本づくり

 理数科1年次の理数探求の活動として「メダカの透明骨格標本づくり」を行いました。

 11月11日~12月14日の約一か月をかけて班ごとに標本をつくりました。講義3回に加えて、当番を決めて作業を行いました。すべての班が当番を守って同じタイミングで標本を完成させることができました。11月25日に行われた2回目の講義では、中部大学の井上先生、長谷川先生にzoomでご参加いただき、透明骨格標本についての質問に答えていただきました。ありがとうございました。

 標本づくりの中で、科学実験の基礎となる実験器具の使い方や薬品の使用目的の理解、適切な使用方法を学びました。また、長期にわたる実験と観察を行う初めての機会であったため、来年度の課題研究に向けて継続的な実験の経験を得ることができました。

科学実験実習

12月17日に理数科1年生を対象として、講師にお茶の水女子大学から植竹先生をお招きして科学実験実習を行いました。

内容は水性ペンのインクをペーパークロマトグラフィーで展開し、色を分離する実験でした。実験前の講義では、授業で知識だけあったクロマトグラフィーという分析の手法が実際の研究の場でも利用されていることなどお話いただきました。

実験は普段の授業で行うものとは異なり、生徒が自ら立てた仮説を実証するためにはどのような実験を行えばよいかを考えて実験を行いました。実験室にある器具を最大限活用して各グループがそれぞれ違ったアイデアで実験を行っており、生徒の発想力に感心させられました。

仮説・検証・考察の流れは2年次に行う課題研究において必要な技能であり、今回の実習ではその流れを学ぶことができました。

植竹先生ありがとうございました!

 

課題研究中間発表会

 12月2日(金)本校大ホールにて「課題研究中間発表会」を行いました。

 本校では2年次理数科の生徒は7つの班に分かれて課題研究を行っています。今回の発表では、夏休みや2学期の授業の中で実際に行った調査や実験の結果をスライドにまとめて発表しました。1年次理数科の生徒も参加し、来年度の課題研究に向けて先輩の姿から研究に対する熱意や姿勢を学ぶことができました。

 当日は、SSH運営指導委員より永澤先生、山口先生にご来場いただき、井上先生、櫻井先生にはZoomをつないでご講評をいただきました。また、お茶の水女子大学より植竹先生、川口市教育局より栁𣘺様にもご来場いただき、ご講評をいただきました。実験の結果に対する考察の仕方や、今後の実験方針など具体的なアドバイスをいただくことができ、最終発表に向けて足りていない点を知ることができました。 

 これからは論文作成、ポスター作成とこれまでの探究活動をまとめていく時期になります。成長した姿を見せられるように、活動に励んでいきます。