新着情報

SSHの取り組み

1年次理数科つくば研修

11月24日(金)に1年次理数科つくば研修が行われました。

午前中は、産業技術総合研究所の見学や、日本とハワイの火山の違いに関する講義を受講しました。午後は、物質・材料研究機構(NIMS)、筑波大学プラズマ研究センターを訪問する班に分かれ見学しました。

午前の見学では、地質標本館を訪れました。特に鉱物の展示では、ご講義いただいた川邉先生の解説を聞きながら見学をすることができました。鉱石は美しいだけでなく、人々の暮らしと密接に関わってきたことを学びました。

 

 

 

 

 

 

午後の見学では、生徒が事前に学習していた分野をより深めることができました。自分で捕獲した虫を顕微鏡で観察したり、数十億円もする機械を見学したりと貴重な体験ができました。

 

 

 

 

 

 

これらの貴重な体験をどのように活かすかは生徒次第だと思います。今後の生徒の成長にご期待ください!

川邊先生をはじめ本日の研修に携わっていただいた皆様方、ありがとうございました。

科学の甲子園埼玉県予選

11月18日土曜日に行われた科学の甲子園埼玉県予選に本校理数科から2チームが出場してきました。

今年はコロナによる制限も緩和され各校2チームが参加できるようになったため理数科1・2年生からそれぞれ1チームが出場しました。

2週間ほど前から事前に提示されている実技課題に取り組み、チームで座学の準備も進めてきました。

結果、1年生チームが実技の部で1位のチームに一歩及ばなかったものの、特別賞を受賞することができました!

試行錯誤を繰り返して実験すること、共同して難問にチャレンジすることができたことは貴重な体験になりました!

 

お茶の水女子大学研究室訪問・講義等体験

10月27日に、本校1年次理数科はお茶の水女子大学を訪問しました。

前半は名誉教授の最上先生にご講義をいただき、後半は研究室の学生の案内によりキャンパスや研究室を見学しました。また、課題研究でお世話になっております植竹先生にも案内をしていただきました。

キャンパス見学では、大学で飼育しているヒトデに触れたり、実験室内の実験器具を見学したりすることができました。その中でも、特に生徒の興味を引いたのが千葉先生による実験見学です。マイクロ単位、ナノ単位の実験器具を実際に作り、それを用いて実験する様子を観察することができました。生徒たちは、小さすぎる世界の実験に驚いているようでした。

一般的な大学見学では立ち入れない場所まで見学をすることができました。今後の課題研究や進路選択への良い刺激になったと思います。

本日の大学訪問に携わっていただいた皆様方、ご協力ありがとうございました。

海洋生物実習

10月20日に本校生物実験室にて理数科1年次を対象にヒトデを用いた海洋実験実習を行いました。

講師にお茶の水女子大学から千葉先生をお招きし、ヒトデの減数分裂・放卵・受精の観察を行いました。

千葉先生による講義はわかりやすく、これから行う実験への興味を高めてくれるものとなっており生徒同士での議論や先生への質問も活発に出ていました。

実験も多くの生徒が成功させることができ、一連の流れを観察し見つけにくい極体の観察もできていました。

生徒は個人のスマートフォンで観察したものを撮影するなどして楽しんでいる様子でした。

今回の講義にて生物実験の基本的な手法を学び、また普段の授業とは雰囲気の異なる大学の講義スタイルを体感することができました。

 

2年次理数探究中間発表会

10月6日に本校にて2年次理数探究の中間発表会が行われました。

本校のSSH運営指導委員の先生方をはじめとして、学校外からお招きした大学の先生方や本校教員、理数科1年生などに対して、5月に行われたテーマ発表会以降行ってきた研究について各班がポスター発表を行いました。研究の進捗状況は班ごとにまちまちでしたが、質疑応答の様子からこれまでの期間もしっかりと研究を続けてきたことがうかがえ、充実した発表会となりました。

2月には生徒研究発表会として、1年間の研究の成果を発表します。

様々な視点からいただいたご意見・ご指摘をもとに残りの期間の研究に取り組んでいきます。