教職員研修

教職員研修報告

川口市教育課程研修会 高等学校教育課程研修会【観点別評価】

10月13日(木)、本校大ホールで、全日制と定時制合同の市教委研修会がありました。

 横浜国立大学名誉教授の高木展郎先生をお招きして、観点別評価についての講義を受けることができました。

 これまでの日本の教育が悪いわけではないのだけれど、これだけ社会が変化をし、70年スパンで教育が変わっている中で、もうトークとチョークの授業ではないというお話から始まり、刺激的な、かつ、充実した研修でした。圧倒的に時間が足りず、もっと続きをお聞きしたい!と思った先生方も多かったのではないでしょうか。

 高木先生からご指導いただいたことを、日々の教育活動に活かしていきたいと思います。そして、その実践や新たな疑問を、また先生にご指導いただけることを切に希望しております。

 高木先生、ご指導ありがとうございました!

研究授業(年次研修)

今年最後の年次研修(研究授業)を行いました。

 

ペアワークを利用して、「tan1゜が無理数である」ことの証明をします。

非常に難しい問題であるため、ヒントをもらいながら、どのグループも唸りつつよく考えていました。

授業者の先生にとっても、学びの多い授業になったようです。

今後も、このような「主体的・対話的で深い学び」のできる授業を目指していきましょう!

 

 

教職員研修

スクールカウンセラーの根本先生を講師にお招きして、校内研修を行いました。

テーマは「心の科学 ~ビリーフを変えて悩みを解決~」

そもそも、「出来事」が「悩み」の原因ではなく、その出来事に対する「固定概念」「受け取り方」が問題なのだということ。よくよく考えてみれば確かにそうかもしれない……。同じ出来事でも、人によってリアクションは全然違いますよね。では、その「固定概念」「受け取り方」をどう変えればよいのか?

予定時間を軽くオーバーして、熱くお話しくださった根本先生。グループワークもあり、中高(全日・定時)交えて、普段なかなか聞けない先生方のご意見などもうかがうことができました。

教えていただいた「対応さしすせそ」「やってはいけない まみむめも」を忘れず、活用していきたいと思います。根本先生、貴重なお話をありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

研究授業(年次研修)

数学の研究授業がありました。(年次研修)

2年次の授業で「三角関数」「数列」の2時間が公開されました。

難しい内容でしたが、一生懸命考えている姿があちこちで見られました。

授業者の先生の問いかけの連発に、間違いを怖れてか?なかなか応えられない生徒諸君。

それでも、指名された人の答えにしっかり反応していました。

授業は間違うところです。真剣に取り組み、どんどん自分の思考を発出していきましょう!

校内研修

昨日、本校の人権道徳教育推進委員会・教職員倫理確立委員会による校内研修を行いました。

人権のテーマは「ヤングケアラー」。

最近よく話題にあげられていますが、周囲の大人が「もしかして?」と気づく視点をもっていることがまずは大切なのだと思いました。「アセスメントシート」等も紹介されたので、是非活用していきたいところです。

倫理確立委員会からは「ハラスメント」。

今や、数十種類あるといわれるハラスメントですが、日ごろのコミュニケーションや、皆それぞれ価値観が違うことを前提にもつことの大切さを改めて確認しました。「伝える力を鍛えること」「相手を不快にさせない伝え方」等、スキルも大切ですね。「昔はそれが普通だったのに……」とならないよう学んでいきたいと思いました。

委員の先生方、ありがとうございました!

 

研究授業(年次研修)

教員になって1年目、5年目、10年目、20年目……と節目の年に「年次研修」を行います。(事情で前後することもあります)

本校でも年次研修の先生方が研究授業を公開し、研修を深めています。

今週は「数学」と「生物」の研究授業がありました。

 「数学」はジグソー法を用いた授業で、メンバーや視点を変えながら考えを深めていきます。

「〇〇一人に頼るなよ~」と言われている班もありましたがチームの中で解き方をシェアする姿が印象的でした。

「生物」では、遺伝子の割合が変化しうることをビー玉を使った実験で確認し、そこから導き出される理論について考察する授業が展開されました。時間のない中でしたが、分担して実験に取り組み、互いの考えを確認し合う姿が見られました。

一人一人が課題に対して自分の考えをもち、それを他者と交流し学び合う「主体的・対話的で深い学び」が日常的に授業の中で求められていることを改めて感じました。

 

公立・難関私立大学向け「小論文対策・職員研修会」の実施

 6月24日(木)16時から本校大ホールで、国公立・難関私立大学受験対策「小論文職員研修会」を行いました。
 講師として、河合塾小論文科の専任講師・森永和英先生をお招きし、『大学受験の小論文対策・特別講義」と題してのお話を伺いました。



 講義は、①「現役高校生の小論文受験対策」、②「小論文指導の基本的な考え方」に視点を置いて、小論文試験問題の解答例をもとにした具体的な分析と解説、指導方法の実際などについてお話をいただき、大変勉強になりました。

 小論文では、「クリティカルなもの(批判的な精神)」や「自分自身に問いかける姿勢」が求められるというお話の中から、「深い学び」に結び付けられるような授業改善の重要性を実感しました。
 今後は、国公立大学の個別学力検査対策などをはじめとした受験指導はもとより、文系・理系にかかわらず、思考力・判断力を伸ばすべき日々の授業実践にも生かしていけることと思います。

 森永先生には、講義後の教員の質問にも丁寧にお答えいただきました。
 ありがとうございました。