SSHの取り組み
10月7日(水)放課後、漸く届いた第16回科学の甲子園埼玉県大会実技競技要項から第一回の作戦会議を行いました。
これまでも毎週水曜日に筆記試験に向けた対策を行ってきました。それぞれのチームで協力して問題を解き合いながらチームビルディングを進め、いよいよ実技試験に向けて活動を開始しました。今年のタイトルは「風の谷の運び屋 ~重石は推せる分だけ押せ~」です。与えられた材料・競技ルールからどのような設計をすれば競技に勝利できるか。様々な案を考えながら、中間考査後の設計・試作に向けて提案や解決策のベースをみんなで思考錯誤しました。
正解のある中間考査と並行して、正解の定まっていない問いに向けて「探究の精神」を発揮して頑張りましょう!
10/2(金)、理数科2年次生が課題研究中間発表を行いました。5月のテーマ発表会で受けた指摘を踏まえ、5か月間の研究成果をSSH運営指導委員の先生方、本校教員、SS理数探究Ⅲを履修している理数科3年次生、理数科1年次生に向けて披露し、議論を行いました。
今年度はレーザーカッターや3Dプリンタを用いて装置を自作する班がさらに増えました。自分たちで作成したものを使って聞いている人にわかりやすく伝えようとする姿勢がこれまでより強くなり、さらに発表する人、指摘事項をメモする人と分担して整理している点がよりよくなったと運営指導委員の先生方からご意見を頂きました。
今後は今日頂いた課題を解決しながら、プナホウスクールでの英語発表準備、また代表班は11/9の都市間連携事業生徒交流会の発表に向け活動を進めていきます。
【R8中間発表テーマ一覧】
A班:カフェインとカテキンの混合液による除草の可能性
B班:学校廃棄物の環境配慮型利用に関する検証~紙・チョークの環境に配慮した地域還元型の活用法について~
C班:シネオールについて
D班:靴底の圧電素子による発電
E班:立ち上がりの科学
F班:モジホコリの環境適応能力について
G班:鳩が止まれなくなる角度は何度?~鳩による被害を少しでも減らすために~
H班:再現音で人はどのように騙されるのか
I 班:紙の構造による防音効果について
J班:自作の風車を用いた効率的な風力発電
9/25(金)、理数科1年次生がSS理数探究Ⅰ「ミニ課題研究」ユニットの締め括りとして、日本工業大学システム行動・生態学研究室の久本峻平先生をお迎えして「身近な生き物の行動を知ろう!~今日からあなたも科学者!?」と題した講義をして頂きました。
前回までは群馬県立高崎高校でプレ探究として行っている「ばねの強さを変えるには」のメソッドを用いて、仮説と検証計画を立て、実験し、まとめて考察をするという科学的方法の一巡を改めて経験しました。それを踏まえて、プロの研究者である久本先生から「身近なものでも科学ができる」方法を教わるというコンセプトでこの出前授業を実施しました。
まずは先生の御専門であるアリの話から始まり、真社会性という概念、アリという種の多様性などに続いて、画像解析の実際のやり方やその注意点、どのようなソフトを使えばよいのか、そしてお金をかけた研究ではこんなことができるなど幅広く「研究」について学ぶことができました。最後には、今後研究者になるには10代のうちにしかつけることのできない「体力」を鍛えておくこと、そのために「チームスポーツ」を経験していくことが共同研究を主流とする昨今では大事だと個人として思う、と生徒たちにメッセージを送って下さいました。講義終了後も、生徒たちは積極的に久本先生と「対話」をしていました。久本先生、ありがとうございました。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、6/6(土)関西大学100周年記念にて行われたサイエンスキャッスルジャパン2026に、理数科3年次生の井沢颯太君がSS理数探究Ⅲでの課題研究「足し算で高校生の自転車事故を減らしたい」で参加しました。当日は48の演題でポスター発表が行われ、その中で「優秀ポスター賞」に入賞しました。
また9/13(日)、東京大学駒場Ⅱリサーチキャンパスにて行われた第50回日本科学教育学会高校生50周年記念事業「小中高生の探究発表」に、中高一貫2年次生佐々木悠成君が「前腕筋電を用いた入力インターフェイス基礎的検討:筋電信号による収縮判定とクリック操作へ応用」、3年次生松山かおりさんが「キウイを早く追熟させるには」とそれぞれ中高一貫生SS総合探究「KC」での探究成果の発表を行いました。
佐々木君からは「学校では出会えないような方からも、研究の内容や手法についてアドバイスを頂くことができました。また、意識の高い学生が集まっていて自分自身のモチベーションを高めるいい機会にもなりました。」と感想を貰いました。
松山さんは、9/6(日)東京理科大学野田キャンパスにて行われた日本植物学会第90回大会高校生ポスター発表にも参加しました。
今後も、積極的に外部発表会に参加し、学びの機会へと繋げていきます。
9月1・2日に京都・同志社女子大学にて実施された日本調理科学会に中高一貫生5名が参加しました。
この学会は人間生活に深く関わる調理を、科学的、文化的に研究している学会で、本校生徒の探究活動の一環として参加させていただきました。
高校生の発表は本校生徒の1本だけということもあり、多くの参加者の皆様から温かいお声がけやアドバイスをいただくことができました。また、見学で参加した生徒も研究者の手法やアイデアに触れることができたことで多くの刺激を受けた様子でした。
改めて、貴重な機会をいただきました学会の関係者の皆様ありがとうございました。
8月6日、7日の2日に渡り、神戸国際展示場において、SSH生徒研究発表会が開催されました。
本校は、「色素増感太陽電池(DSSC)における色素濃度と照射する光の波長による電圧の変化」の発表を行いました。
残念ながら賞を得ることはできませんでしたが、絶え間なく多くの方が発表を聴きに来てくれ、研究内容に興味を示してくれました。
また、他校の素晴らしい発表を聴くことができ、本校の今後の課題研究の発展につながる見地を得ることができました。
7月24日に愛媛県県民文化会館(愛媛県松山市道後町)にて開催された日本食品化学学会 第32回総会・学術大会・高校生サイエンス企画部門に中高一貫3年の大村さんが参加し探究活動の成果をポスターにて発表しました。
「渋切りによる小豆の鉄分吸収への影響」というタイトルで発表を行い、見事最優秀賞を受賞しました。
会場では多くの大学の先生方や企業の皆様から多くのアドバイスをいただき、今後の研究や進路についてたくさんの学びがありました。
ご来場いただき、発表に足を止めてくださった皆様、本当にありがとうございました。
このような素晴らしい機会を与えてくださいました関係者の皆様にも、心よりお礼申し上げます。
7/30(木)、川口市教育研究会理科研究部夏季現地研修会において、電子顕微鏡講座を行いました。
当日は、川口市立科学館にて実験講習会を行った後、科学館内でプラネタリウム鑑賞、本校で電子顕微鏡による観察に分かれて研修を行い、10名ほどの市内小中の理科の先生方に昨年度本校に常設されたもの、そしてこの時期に日立ハイテク様理科教育支援活動で貸与頂いているものの2台で電子顕微鏡を体験していただきました。
今後も本校生徒だけでなく、川口市内理科教育において活用していただけるような機会を作って運用していきたいと思います。
7/18(土)~20(月)、希望者25名(理数科20名、普通科5名)が千葉県館山市にあるお茶の水女子大学湾岸生物教育研究所を訪れ、2泊3日の臨海実習を行いました。
初日は渋滞のアクアラインを超えて館山に到着し、施設利用ガイダンスのち磯採集を行いました。採集した海の生物を観察・分類し、その詳細について湾岸生物教育所長・清本正人先生より講義を頂きました。二日目は雌雄のウニからそれぞれ精子・卵子を採集し、受精させてその発生の様子を観察すると共に、その詳細を清本先生から講義して頂きました。夜はウミホタルの観察とその生態について実習を行いました。最終日は、前日受精させたウニの発生を観察し、最後にこの3日間の成果について班ごとに発表を行い、お世話になった実習室を掃除して川口に帰りました。
海がない埼玉を飛び出し、豊かな館山湾にて海洋生物の多様性を学んだ3日間でした。清本先生、ありがとうございました。
7/14(火)、理数科・中高一貫生探究活動合同成果発表会を行いました。
これは、昨年度SS理数探究Ⅲを履修した理数科3年次生がその成果を理数科1・2年次生に披露する場として設定した成果発表会を、SS総合探究「KC」に必修で取り組む中高一貫3年次生を交えて今年度リニューアルした取り組みになります。まず大ホールで理数科・中高一貫生全年次で開会式を行った後、一貫生HR教室、地学・物理・化学・生物実験室、実験講義室1・2にてすべての生徒が発表を行い、理数科生、中高一貫生に加え附属中1~3年次生並びにそれぞれの保護者の皆様が見学をしました。
その後、大ホールに再び会場を移し、理数科2発表、中高一貫2発表、計4つの代表発表を行い、お茶の水女子学嶌田先生、植竹先生、本校SSH運営指導委員山口先生、JST主任専門員奥谷先生にそれぞれ御講評を頂きました。各発表に対して理数科生、一貫生、中学生の各年次から活発な質疑が行われ、そこからさらに探究が深まった時間となりました。
代表発表①理数科3年次生(SS理数探究Ⅲ)
代表発表②中高一貫3年次(KC)
代表発表③SSH生徒発表会代表(理数科)
代表発表④中高一貫3年次(KC)
R8発表一覧.pdf