進路指導部から
国立大学の学科再編
昨日、北関東のある国立大学の先生が来校され、新しい学部・学科の再編について大学の動向を説明していってくださいました。これからの学生に求められる資質は、「持続可能な食糧生産に関わる閉塞感を破る人材」「データの読み取り、思考、判断」「文系・理系の基礎的な知識」といったものであるとのことです。
また、大学4年生のゼミは、先生1人が学生3人を指導するという恵まれた学習環境であるというお話も伺いました。文部科学白書の統計をみると、国公立大の教員一人当たりの学生数は10名程度、私大は20名程度ですが、これを大学4年生に当てはめれば、国立大のゼミの人数は2~3名ということになりますので、まさに統計どおりの学習環境ということになります。
生徒の皆さんのようすをみると、地元埼玉大学を第1志望としながら、第2志望は都内の私大を挙げることが多いように思います。しかし、国公立大学は学習環境が格段に恵まれています。地方でひとり暮らしをすることも視野に、広く世界を見て、のびのびと夢を広げていきましょう。