進路指導部から

少子化時代の大学入試

 18歳人口は、1992年の205万人をピークとして、現在は109万人、2030年には100万人を割り込み、2050年には60万人にまで減少すると推計されています。各大学は、今後の学生の確保に、これまでに見られなかった対応をし始めています。

 都心のある伝統校が他大学の付属高校を新たに系列校に加えることとなったという報道がありました。将来の入学者を確保するために、系列校を増やしておこうという方策です。これは複数の伝統校にみられる動向です。

 私たち公立高校は、私立大学の系列に加えられることは考えられません。それでは公立高校の卒業生は大学進学について不利な立場におかれてしまうのでしょうか。私たちはそうとは考えていません。大学側はこのようにして学生の確保に奔走する一方、きちんと受験勉強をして基礎学力を身につけて入学をしてくる、一般入試による入学生を待望していることは間違いないのです。これほどまでの売り手市場にいる生徒たちですから、チャレンジしない手はないのです。はっきりとした第一志望校に推薦入試でチャレンジすることは大変重要です。しかし、安易に、安きに流れて推薦入学を志向することは、この売り手市場に在って、もったいないことと思います。

 これからも私たちは、各教科をまんべんなく勉強して、高い目標を掲げて一般入試にもチャレンジする生徒の育成に努めていきます。