・定時制保護者ページを開設いたしました。詳細につきましては、配布いたしました保護者宛文書を御覧ください。
伝統ある定時制教育の継承・発展
川口市立高等学校定時制課程は、川口市立県陽高等学校(平成29年度閉校)定時制課程の75年の伝統を引き継ぎ、平成30年(2018年)4月にスタートしました。
定時制課程基本方針
- 多様な生徒の興味・関心に対応
- 進路保証ができる教育を推進
- これからの社会を生き抜く力の育成
カワグチシリツコウトウガッコウ
川口市立高等学校
Kawaguchi Municipal High School
所在地 |
〒333-0844埼玉県 川口市 上青木3-1-40 |
---|---|
電話番号 |
048-483-5917 |
Fax番号 |
048-262-5081 |
国公立種別 |
公立 |
校種 |
高等学校 |
学生種別 |
共学 |
開校年月 |
2018年4月 |
令和6年度 学校からのお知らせ
心理学講演「心理学のプチ・ワザを使ってみる」
11月21日(金)に明星大学心理学部教授 藤井 靖 先生をお招きし講演をしていただきました。
講演会前半の錯覚を利用した画像の紹介では何度も驚きの声が上がり、 大いに盛り上がっていました。講演会後半は「心理学のプチ・ワザを使ってみる-自分のこと、友達のこと、コミュニケーションのこと-」をテーマに人間関係やメンタルの保ち方などについてお話をしてくださいました。
☆メンタルを保つために一番大事なこと
・周りの人の多くは好きでも嫌いでもない人(1・2・7の法則)
・楽しいことがない人は、作ることが大事
・雑談力は実は大事
・ノンバーバルな行動
・自分に自信のない人→自信なんかいらない 必要なはDo it!
今回の講演で学んだことを生かして、自分自身と上手く向き合って生活できるといいですね。
薬物乱用防止教室
11月15日(金)に薬物乱用防止教室を実施しました。
今年度は 一般社団法人日本刑事技術協会より森雅人様をお招きし、講演をしていただきました。森先生は千葉県警でサイバー犯罪や薬物事件を担当していた元警察官であり、現在はその知見を講演や各種メディアで発信していらっしゃいます。
生徒たちは森先生の巧みな話術に引き込まれ、薬物の恐ろしさや医薬品でも用法用量を守らないと薬物乱用になることを再認識できたようです。
薬物で検挙された人の多くが、友人や知人などの身近な人から勧められたことをきっかけに乱用を始めています。ダメなことはダメだと「断る勇気」、そして危険な場面からは「逃げる勇気」を持って生活していきましょう。
保護者対象 授業公開週間
11/5から11/8までの4日間、保護者対象の授業公開を実施いたしました。
保護者の皆さま、お忙し中ご来校いただき、ありがとうございました。
また貴重なご意見をいただきましたので、次年度以降に活かしていきます。
校外学習「JICA地球ひろば」を訪問しました
11月1(金)に、東京都新宿区市ヶ谷にある「JICA地球ひろば」にて体験学習・施設見学を行いました。
本校の定時制には、アジア各国や南米をはじめとした外国にルーツを持つ生徒が多く在籍しています。こうした中、定時制では昨年度にはオンラインで「JICA地球ひろば」と連携した授業を行い、今年度は「JICA国際協力出前講座」を実施するなど、国際社会で生きる力を育む教育活動を実施してきました。
今回は、2024年10月25日(金)に実施した吉田大祐先生の講演「協力隊で感じた『生きる力』」の事後学習として、4年次生を対象に、校外学習として「JICA地球ひろば」への訪問を実施いたしました。施設に滞在した2時間で、生徒は世界各国の取り組みを通じてSDGsに関する理解を深めました。
前半はワークショップに参加して「SDG‘sすごろく」に挑戦しました。
ゲーム形式のディベートを通して、世界各国で発生している様々な問題について学び、生徒や教員が活発な意見交換をして話し合いました。生徒はとても盛り上がっており、楽しく学ぶことができたようです。
後半は施設1階にある展示スペースを見学しました。
生徒は展示物に実際にふれたり、ゲームやスタンプラリーに挑戦したりと、様々な形で世界が直面する課題や文化を通した開発途上国とのつながりを体感しました。また、生徒は生徒同士だけでなく教員や施設の職員の方々と自分の経験を話してみたり、様々な意見を交換してみたりするなど、積極的にコミュニケーションをとっていました。
4年次生は卒業まで半年を切りました。今回の校外学習で学んだことを活かし、相互理解を大切にして残り少ない高校生活を充実したものにしていきましょう。
3年次 修学旅行3日目 11月1日(金)
今朝も、生徒たちは体調不良者もおらず、また時間に遅れず朝食会場に来て、たくさん食べている姿が見られました。
本日は9時から自由行動、15時半那覇空港集合の日程でした。天候に恵まれ、とても暑い中でしたが、生徒たちは元気にホテルを出発していきました。
無事時間内に生徒たちは空港に集合しました。充実した修学旅行でしたので、帰りの空港では、ほとんどの生徒が座って最後のブルーシールアイス等を食べながらのんびり過ごしました。
19時10分、無事羽田空港に到着し、解散式を行い解散となりました。強風のためマリン体験は出来なかったものの、3日間雨に打たれず過ごすことが出来ました。全体を通して一人も時間に遅れる生徒がおらず、体調不良者も発生せず、とても充実した修学旅行となりました。
川口市立高校(定)×所沢高校(定) グローバル人材育成連携授業 2回目
7月11日の1回目に引き続き、2回目の川口市立高校(定)×所沢高校(定) グローバル人材育成連携授業を実施しました。google meetを活用し、オンラインにて所沢高校定時制の生徒さんと英語コミュニケーションを行いました。今回はグループ×グループのコミュニケーションでなかなか難しいところがあったようです。
2学期末には南アフリカの生徒さんも入り、3回目を実施予定です。
3年次 修学旅行2日目 10月31日(木)
修学旅行2日目がスタートしました。
生徒全員、体調不良の者はおらず、朝から生徒たちは食欲旺盛で、驚くほどよく食べていました。
朝食後、身支度を整え、各班で大型タクシーに乗車しタクシー研修へと向かっていきました。引率教員は班別の活動場所へ別途向かい、活動の様子を確認いたしました。それぞれの班が計画したプランで最高の思い出を作ってきていて嬉しいです!
各班、計画通りのスケジュールでタクシー研修を満喫しています。天気予報では午後から雨予報でしたが、昼前からずっと晴れていて、10月末とは思えないほど、とても暑いです。関東との違いを生徒も感じているようでした。最終日まで天気が持ちこたえることを願っています。
無事、全班時間内にホテルに戻って来ました。この後は17時より自由行動兼夕食となります。
3年次 修学旅行1日目 10月30日(水)
生徒は集合時間の20分前には全員が集合場所に集まり、とてもスムーズに飛行機に乗ることができました。心配されていた天気も奇跡的に晴れており、生徒たちは「暑い、暑い」と言いながら、初めての沖縄の景色に笑顔があふれていました。
平和学習として「ひめゆり資料館」と「平和記念公園」を訪れ、沖縄で過去に起きた出来事について学びました。生徒たちは沖縄での悲惨な出来事が分かる写真や映像を真剣な表情で見ていました。
ホテルに到着後、18時から夕食を堪能しました。バイキング形式でしたが、全員驚くほどよく食べていました。特に人気だったのは、豚肉と沖縄そばでした。「美味い、美味い」と言って何度もおかわりに行く姿が喜ばしかったです。夕食後は小雨が降ってきてしまいましたが、各々自由行動で国際通り付近を散策しています。生徒全員体調も良く、有意義な修学旅行1日目となっています。
JICA国際協力出前授業「協力隊で感じた『生きる力』」を実施しました
2024年10月25日(金)に、「協力隊で感じた『生きる力』」をテーマに、吉田大祐先生に講演をしていただきました。
吉田先生は、埼玉県内の公立高校に教員として勤務する一方、JICAなどの制度を使って海外での研修や「JICA海外協力隊」として活躍した経験を持つ方でもあります。
今回は、吉田先生がJICA海外協力隊に応募するきっかけや、海外での研修やJICA海外協力隊としての経験をお話いただき、生徒たちへのメッセージも伝えていただきました。
生徒のみなさんは、吉田先生の話を聞いて笑顔を見せたり驚きの声をあげたりするなど様々な反応を見せていて、終始とても興味深そうに聞いていました。
【以下、生徒の感想です】
・多文化で人種は違うけれど、その人達を記号として思うのではなく、人として同じ人間を受け入れる心がとても大切だと自分の考えも変わりました。
・どんなことにもすべてコインみたいに裏と表があって、良いことも悪いこともあると教えていただきすごいなと思うことができました。
・グループトークが多めでクラスメイトと交流できて良かったです。また、現地でのお話や事件などを詳しく知れたことを「今を精一杯生きて」という言葉が心に残りました。
・「死ぬこと以外は解決策があるものさ(チリのことわざ)」は覚えておくといいことわざだと思いました。
・「受け入れること」「勇気を出すこと」。話を聞いた中で大事に思えたこと。
・自分の考え方を見直す機会になったと思いましだ。きりつめすぎず、生きるハードルを下げてみたり、許すこと、受け入れることが大切なことを学びました。
・国によって価値観は違うけど、それを受け入れることによって視野が広がるということ、そして見方を変えることはとても大切なことだなと実感できました。
・ルワンダの人たちの声が聞くことができたことが良かったです。『自分の生きるハードルを下げてもいいんだよ。』という話は心に響きました。
生徒の皆さんも、このお話で聞いたことを活かして「生きる力」を身につけていきましょう。
3年次「フードデザイン」キーマカレー&ナン調理実習
10月9日(水)3.4限のフードデザインの授業で、「キーマカレーとナン」の調理実習を行いました。事前にナンを膨らませるイースト菌について学習したので、どの班も手際よくイースト菌とえさとなる砂糖とぬるま湯を混ぜてしっかり捏ねられ、ふっくらしたおいしいナンができました。キーマカレーとの相性抜群!今回は、付属中のCIRのティア先生が一緒に作ってくれたり、定時制の先生方は食べる応援にきてくれました。
令和5年度 記事一覧
表彰式・修了式
3月22日(金)に表彰式と修了式を実施しました。
表彰式では埼玉県定時制通信制新人大会 バドミントン競技・同じくバスケットボール競技、埼玉県書きぞめ中央展覧会において優秀な成績を収めた生徒および実用英語技能検定1級に合格した生徒に賞状が授与されました。
修了式では、校長先生から「幸せ」についてお話がありました。ギリシャ神話の中に以下のような話があります。
「オリンポス山に住む神々が会議を開き、幸せの秘訣をどこに隠せば人間がそれを発見した時に最も感謝するかを話し合った。『高い高い山の上がいい』『深い深い海の底に隠すべきだ』『地中深く埋めるのがいい』など様々な意見が出た。そんな中、一人の神様が『人間の心の奥深いところに隠すのが一番だ』と提案した。この意見に神様全員が賛成した。」
幸せはどこか遠くにあるのではなく各々の心の中にあるのです。自らの手で幸せをつかむために、まずは自分自身をよく知ることから始めましょう!
生徒指導部からは「挨拶」と「ありがとう」についてお話がありました。挨拶はコミュニケーションを取る上で非常に重要であり、挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいないはずです。そして「ありがとう」という言葉ですが漢字では「有難う」と書くことからも分かるように、元々は「滅多にない・貴重な」という意味でした。つまり、「ありがとう」は「当たり前」ではないのです。「自ら率先して挨拶をする」「何かをしてもらったら必ずありがとうを言う」という2点を意識して生活していきましょう。
生徒の皆さん、1年間お疲れさまでした。4月8日(月)の始業式に元気に登校してくるのを楽しみにしています。
春休みを心身共に健康に過ごすための市教育委員会からのメッセージ
PDFはこちら → 春休みを心身共に健康に過ごすための市教育委員会からのメッセージ.pdf
第6回卒業証書授与式
3月8日(金)に川口市教育長をはじめ御来賓の皆様の御臨席のもと第6回卒業証書授与式を挙行しました。ここ数年はコロナ禍による制限があったため、久しぶりの全校生徒が参加しての卒業式となりました。
42名の卒業生の皆さん、4月から新たな環境に身を置くことになります。期待とともに不安もあると思いますが、積み重ねてきた努力を発揮し豊かな人生を歩んでください。ご卒業おめでとうございます。教職員一同応援しています!
進路ガイダンスを実施しました
3月6日(水)に1~3年次の生徒を対象にした進路ガイダンスを実施しました。
今年度は6つの業界および企業の方々に会社説明や体験会を行っていただきました。日常生活の様々なところに多くの会社が関わっていることを知ることができ、生徒の皆さんはとても勉強になったのではないでしょうか。
就職すると他の企業の話を聞く機会は少なくなってしまいます。こうした機会を積極的に活用して自身が希望するワークスタイルを考え、進路選択に役立てていきましょう。
【ご協力いただいた企業様】
株式会社ジンジブ様
株式会社YNハウジング様
社会福祉法人大吉会様
株式会社大和紙工業様
株式会社ジャンプ様
セントラル警備保障株式会社様
卒業を祝う会
3/5(火)に卒業を祝う会を実施しました。
会の幕開けを飾ったのは4名の生徒による「オトナブルー」。息の合った歌とダンスを披露してくれました。続いても4名の生徒が登場し、エネルギッシュなHIPHOP&K-POPメドレーで会場を沸かせました。
ビンゴ大会ではボードゲームや日用品など様々な景品が用意されました。早々とビンゴになる生徒がいる一方で、リーチにはなるものの中々ビンゴにならない生徒もいて、大盛り上がりとなりました。
4年次教員が作成したビデオレターでは、写真とともに4年間を振り返りました。様々な思い出が蘇り、涙を浮かべている生徒もいました。
軽音楽部の演奏ではたくさんの生徒が歌・ギター・ドラム等を披露してくれました。普段の授業時の姿とのギャップに驚いた生徒も多かったようです。
トリを飾ったのは、「ジャンボリミッキー!」。4年生3名がダンスとアクロバティックなパフォーマンスを披露した後、サプライズで教員も参加しました。会場全体が一体感に包まれ、この日一番の盛り上がりとなりました。
生徒会役員・出演者の皆さんお疲れ様でした。
そして素晴らしい卒業を祝う会をありがとうございました!
バドミントン部生徒が県教育長を表敬訪問します
令和5年度全国高等学校定時制通信制体育大会の陸上競技、バドミントン、卓球、剣道、ソフトテニスの種目において、優勝・準優勝・第3位の成績を収めた選手及び学校関係者が、報告を行うため教育長を訪問します。
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/248549/news2024020101.pdf
2年次 地理総合 JICA地球ひろば訪問授業
1/29(月)に「地理総合」の授業の一環として独立行政法人国際協力機構(JICA)の方をお招きし、授業を行っていただきました。
今回の取り組みでは、JICA地球ひろばの方にご来校いただく対面授業だけでなく、オンライン授業を組み合わせた、ハイブリッド方式による授業を実施しました。
1時間目はオンライン会議用のアプリを用いて、実際にシリアで青年海外協力隊として活動し、パレスチナ難民と関わった経験のある協力員の方の話を聞きました。
参加した生徒は、現在ガザ地区で起こっている問題について、パレスチナ側の立場とイスラエル側の立場の両方の視点に立って、現地の人々の思いを当事者意識を持ちながら考えました。生徒からは、子育てを経験したことがある生徒からの意見、外国にルーツを持つ生徒からの意見など、様々な立場から多様な意見が聞かれました。
2時間目には、埼玉県立総合教育センター内の「JICA地球ひろばサテライト展示」の展示品を活用し、生徒はオンラインの説明を受けつつ、実際に展示品を触りながら、教育の大切さ、貧困の連鎖の複雑さ、日本の食料自給率の課題などについて考えました。生徒は実際の展示品を触るだけではなく、様々なことを考えながら真剣にかつ楽しく取り組んでいました。
本校でもオンラインを用いて学校外の方に講演していただくのは初めての取り組みだったので、生徒も興味津々だったようです。
日本は海外の国々を支援するだけでなく、東日本大震災の時のように助けてもらうことも多くあります。こうした2時間の授業を通して、生徒は「人間の安全保障」を守ることの大切さ、日本が国際社会の中で信頼を築きながら果たしていかないといけない役割について学べたのではないでしょうか。この授業で学んだことをきっかけに、日頃から国際社会に目を向けて「生きる力」を身につけて欲しいと思います。
~授業後の生徒の感想~
ガザ戦争が続いてしまったら日本にも被害が出てくるかもしれないと分かり、遠い国同士の戦争だからといって無関係で済ませては行けないなと思いました。
私が過ごしている場所で見えているのはほんの少しだけで、他の国に目を向けてみると意外と関係ないと思っている国・地域の問題もいずれは日本に住む私たちにも影響してくるかもしれないのが凄く恐ろしく感じました。
パレスチナのことや、震災、貧困、食料問題など世界の課題について知ることが出来て良かったです。貧困層の子供の栄養失調の話や鉱山での話などテレビでは分からないリアルなお話が聞けて本当に良かったです!自分に出来ることを見つけてやってみようと思います!
今まで、自分の気持ちが下がってしまうのをを避けるために、戦争や災害で苦しんでる人々を見るのを避けてました。でも、戦争国の歴史や今現在の状況を詳細に教えていただけて、今までの自分の行動を改めようと思いました。これからは戦争国の現状や、進展等のニュースを積極的に見よう思いました。
少し難しい問題だったけど、「私たちは関係ないや」と一言にする問題でもないし、目を塞ぐべきものでは無いと思いました。同じ人間でも全く違う生活をしている人がいる。悲しいけれど、世界問題でもあるなと思いました。感慨深い授業となりました。ありがとうございました。
~授業の様子~