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2020年6月の記事一覧

1年次 理数科 課題研究概論

2020年6月26日、1年次の総合的な探究の時間では「課題研究概論」と題して、これから取組む課題研究の進め方などについての概論を実施しました。

今回の講義は、お茶の水女子大学の千葉 和義 教授と植竹 紀子 先生にお願いしました。

初めに、千葉先生から課題研究へ挑むにあたって、テーマを決定する際に注意したい点についてお話をいただきました。

次に、植竹先生より課題研究の進め方などについての講義です。

続いて、テーマを決定する際に必要となる論文調査など方法について、具体的に「理科自由研究データベース」を用いた実習などを行っていただきました。

科学プレゼンテーション講座 その2

新型コロナウイルス感染症への対応により、例年とは違う形での「総合的な探究の時間」となりましたが、多くの方々のご協力により本格的な活動を徐々に始めています。

2020年6月19日の理数科1年次の「総合的な探究の時間」は、6月6日の「科学プレゼンテーション講座」に引き続き、中部大学の井上教授にお願いいたしました。

授業冒頭での井上教授からお話。

今回は、プレゼンテーションの練習をメインに行いました。

前回は隣や前後の人とペアーになっての発表練習でしたが、今回は、4人グループで3人の聴衆(グループによっては先生が入って4人)に向かってのプレゼンテーションの練習になります。
ジェスチャー・ポスチャー・ボイス・アイコンタクトをしっかり意識しての練習です。
聴衆の人数がちょっと増えただけでも緊張度はすさまじいです。

最後に、日本人初のNASA宇宙飛行士である毛利衛さんのお話を交えて、今回のようなトレーニングを行う意義についてのお話で締めくくりとなりました。
トレーニングは、本番で成功するために行うものなので、トレーニング中は失敗という名の「経験」を数多く体験し、トレーニングで失敗を出尽くすことが、本番での成功につながるとのことでした。作多くの失敗という名の「経験」ができる学校という環境で、クラスのみんなで失敗を共有し、さらに成長していって欲しいとのメッセージでした。


例年ですと、この講座は入学直後の「理数科オリエンテーション合宿」の時に半日以上、その学校で半日行われる規模の内容ですが、今年度は「理数科オリエンテーション合宿」は中止となり、井上教授には同様の内容を密度を濃くし、分割しての実施をお願いしておりました。

今年度は、まだまだ先の見えない状況が続きますが、多くの方々のご協力をいただきながら理数科の活動を継続していきたいと思います。

科学プレゼンテーション講座 ~つづき~

科学プレゼンテーション講座の活動内容報告の続きです。

今回の科学プレゼンテーション講座は、いわゆるパワーポイントの使い方講座ではありません。
発表をするのに大切なことは何なのか、コミュニケーションとは何なのか、プレゼンテーションの型とはどのようなものかを練習を踏まえながら、体験を通じて習得していきます。

スライドを追加して隣の人に対して発表練習中。

練習の回を重ねて、発表自体に熱がこもってきました。

今日作ったスライドが完成しました。全体を通しての練習をしています。

最後に代表者3名がみんなの前でプレゼンテーションを行いました。

始まった時には、戦々恐々としていましたが、今日の90分2回の計180分の授業の終わりには、堂々と発表が行えるまでに成長しました。
ほかの人とコミュニケーションをとったり、人前で発表する機会がますます増えてくるので、今日の内容が今後の活動に多い役立つことと思います。

科学プレゼンテーション講座

新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が解除され、本校も徐々に教育活動を活性化していっています。

本日は、理数科1年生を対象とした「科学プレゼンテーション講座」を実施しています。

今回も中部大学 井上徳之 教授にご指導をお願いしております。
まずは、プレゼンテーションにおける「4つのテクニック」についての説明です。

先端科学が書かれた書籍から今日プレゼンテーションしたい内容を選びます。
書籍選びもグループで重ならないように、アイコンタクトやジェスチャーを使いながら自分たちで選んでいきます。

書籍の中には6つのテーマについて書かれています。この中から自分が興味のあるものを選び、今日のプレゼンテーションのテーマとします。
隣の人に書籍から自分が選んだ内容のタイトルを示すところからプレゼンテーションの練習開始です。

現在、この記事を書いている時点で授業はまだ始まったばかりです。
この先内容はまだまだ進んでいます。
授業が終わったところで再度ご報告いたします。