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2019年8月の記事一覧

理数科特別校外研修 (川口市立科学館)

2019年7月11日の3、4時間目の時間を使って、川口市立科学館での特別校外研修を実施しました。この校外研修は、今年度からの新しい取り組みとなります。

参加者は理数科1年生40名です。

今回は、期末考査後の理数化学、情報の科学と国語総合の時間を使っての特別校外実習となります。

川口市立科学館は本校と道路一本を挟んだところにあるので、通常授業の合間に実施することができました。

本校のロビーに集合して出発します。

川口市立科学館に到着です。といっても、本校とは道路一本挟んでお隣なので、徒歩で移動しても5分とかかりません。

はじめに、屋上にある天文台の見学です。

写真左手前が太陽天文台、真ん中が副天文台、右手奥が主天文台のドームです。

残念ながら当日は曇天だったので、ドームを開けて観測は行われていませんでしたが、中を見学させていただきました。

太陽天文台のドーム内です。

ドーム内に設置されている太陽観測専用の6連式太陽望遠鏡です。

太陽の観察を行っていて、様々な波長により太陽表面の物質毎の観測や太陽表面の地場観測をここでお行っているそうです。

続いて、副天文台に入ります。

副天文台のドーム内に設置されている20cm屈折望遠鏡です。

太陽の黒点観測や太陽光のスペクトル分析、太陽や月の詳細観察、明るい天体の観測などをここで行っているそうです。

太陽の黒点観察結果のシートです。現在はデジタルで集計されていますが、このようにアナログデータとして観察も行っているそうです。

太陽光のスペクトル分析の結果を見せてもらっています。

主天文台のドーム内に設置されている65cm反射望遠鏡です。

口径が65cmということでそれだけ多くの光をこの望遠鏡で集めることができるとのことで、口径が大きいと暗い星も捉えることができるとのことでした。例えるならば、我々の目を65cmに拡大したようなものだそうです。

このような特性を活かし、星雲や星団などの淡い天体の観測をここで行っているそうです。

筐体を支える台座は川口の鋳物でできているそうです。

天文台の見学を終えて、最後はプラネタリウムによる解説です。今回は、H-R図 (ヘルツシュプルング-ラッセル 図) に関する説明をわかりやすく説明した内容でした。