新着情報

SSHの取り組み

SSH課題研究発表会

2月3日に本校大ホールにてSSH課題研究発表会が行われました。

理数科2年生が1年間行ってきた研究の総まとめとして、本校SSH運営指導委員の先生方、理数科1・2年生に向けて各研究グループごとに発表を行いました。それぞれのグループが試行錯誤の過程や、研究への取り組みがよく見える発表を行っていました。

先生方からは様々な質問やご意見をいただきました。発表した生徒たちはそれぞれが取り組んできたことをもとに緊張感のあるやり取りを行っていました。

限られた質問時間の中で1年生からもたくさんの質問の手が挙がっており、来年取り組む課題研究に向けて真剣に聞いていました。

この後は3月に行われるポスター発表に向けて、いただいたご指摘などをもとに取り組んでいきます。

本日ご来校いただいた先生方、ありがとうございました。

知の協創 実践学講座 

1月28日(土)に行われた、東京大学 教育委環境デザイン研究所CoREF 主催の、

知の協創 実践学講座「物理を学ぶ、物理を作る~高校物理から宇宙研究の最先端へ~」に参加しました。

まず、堀先生の指導の下、理論と観測結果の矛盾(力学的質量と光学的質量の差、恒星の公転運動とケプラーの第3法則、重力レンズ)について、ジグソー法などによるグループ活動をとおして、どのような理由があるのかを考察しました。

その後、解説講義、質疑応答を行い、課題に対する理解を深めました。

その後、村山斉先生の講演を視聴した後、村山先生と直接、質疑応答を行っていただきました。

難しい内容でしたが、ジグソー活動による話し合いを通して、生徒たちは考えを深めることができました。

村山先生の質疑応答では、丁寧な回答をしていただくとともに、励まし、お褒めの言葉もいただき、一生の記憶に残る体験になりました。

 

複数の会場をzoomでつないでの講座となっていて、他校の参加者の発言も聞くことができ、知的好奇心を刺激され、活発な意見交換が行われる充実した時間となりました。

ありがとうございました。

 

 

湾岸生物探求講座

1月28日(土)に、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所 清本先生、お茶の水女子大学 植竹先生の御指導の下、

湾岸生物探求講座が開かれました。

千葉県館山市の研究所から、ヒトデ、ムラサキウニ、バフンウニを送っていただき、

それらの観察、特にウニの発生の観察を行いました。

ウニの採卵、受精を行い、受精卵の分割を観察しました。

また、誕生後、数日たったウニも送っていただき、プリズム幼生、プルテウス幼生の観察も行いました。

さらに、生物の分類について、教えていただきました。

参加した生徒は、受精卵の成長の速さに驚き、プルテウス幼生の姿に感動し、

と、生物に対する興味を深め、探求心に火が付いたようでした。

清本先生、植竹先生ありがとうございました。

 

 

  

 

 

 

メダカの透明骨格標本づくり

 理数科1年次の理数探求の活動として「メダカの透明骨格標本づくり」を行いました。

 11月11日~12月14日の約一か月をかけて班ごとに標本をつくりました。講義3回に加えて、当番を決めて作業を行いました。すべての班が当番を守って同じタイミングで標本を完成させることができました。11月25日に行われた2回目の講義では、中部大学の井上先生、長谷川先生にzoomでご参加いただき、透明骨格標本についての質問に答えていただきました。ありがとうございました。

 標本づくりの中で、科学実験の基礎となる実験器具の使い方や薬品の使用目的の理解、適切な使用方法を学びました。また、長期にわたる実験と観察を行う初めての機会であったため、来年度の課題研究に向けて継続的な実験の経験を得ることができました。

科学実験実習

12月17日に理数科1年生を対象として、講師にお茶の水女子大学から植竹先生をお招きして科学実験実習を行いました。

内容は水性ペンのインクをペーパークロマトグラフィーで展開し、色を分離する実験でした。実験前の講義では、授業で知識だけあったクロマトグラフィーという分析の手法が実際の研究の場でも利用されていることなどお話いただきました。

実験は普段の授業で行うものとは異なり、生徒が自ら立てた仮説を実証するためにはどのような実験を行えばよいかを考えて実験を行いました。実験室にある器具を最大限活用して各グループがそれぞれ違ったアイデアで実験を行っており、生徒の発想力に感心させられました。

仮説・検証・考察の流れは2年次に行う課題研究において必要な技能であり、今回の実習ではその流れを学ぶことができました。

植竹先生ありがとうございました!