SSHの取り組み
普通科・総合探究Ⅰでのプレゼン講座
9/19(木)、理数科1年次4名が普通科のSS総合探究Ⅰにてプレゼンテーション講座をオンライン配信で行いました。
これまでの理数探究で学習してきたプレゼンの型を、普通科の同級生たちに「プレゼンテーション」しました。
ジェスチャー・ポスチャー・アイコンタクト・ボイスや、イントロダクション・ボディ・コンクルージョンなどプレゼンテーションの基本的用語をそれぞれ解説した後、一人一人が実際に発表を行って(このために各自スライドを作成しました!)どのように相手に自分の考えを伝えるのか、この半年の成果を披露しました。
・アイコンタクトの練習
つくば研修事前学習③
9/13(金)、来週に迫ったつくば研修の事前学習③を行いました。
先週決まった各グループに分かれ、それぞれ訪問する研究所の先生方に対する疑問等をまとめ、全体で発表をしました。
これまで見てきたNIMSの研究紹介動画やテレビ番組、ホームページ記事などからそれぞれの科学的事象への興味を確認しながら、4月のプレゼンテーション講座の復習(プレゼン型①Introduction②Body③Conclusion)もしながら、自分の考え・自分たちのグループのテーマをまとめていく作業を行いました。
来週は今日まとめたことをしっかり研究者の先生方に伝える=プレゼンテーションできるようにしましょう!
・プラズマ班 ・超電導班 ・スマートポリマー班
・構造色班 ・バイオミメティクス班
【3日目】SSH生徒研究発表会
SSH生徒研究発表会は本日で最終日となりました。
本日は昨日各分野から選出された代表校による全体発表が行われました。どの学校も素晴らしい研究で、生徒教員ともども感心させられました。
また、閉会式において表彰がありました。本校は審査員によりポスター発表が優秀であったと認められた学校に送られるポスター発表賞を受賞しました。
これまでの努力が報われ、生徒も大喜びでした。
発表した生徒たちの理数探求はこれで終わりになります。今回の経験を今後に生かしてくれることと思います。
これまでご指導いただいた皆さまありがとうございました。
【2日目】SSH生徒研究発表会
SSH生徒研究発表会が本日から始まりました。この発表会では全国のSSH指定校、経験校から代表グループがポスター発表を行います。
本校代表のグループも朝からさまざまな学校の生徒や教員にポスター発表を行い、たくさんの質問や意見をいただきました。
また、この発表会では審査委員による審査もあります。審査の際には緊張した様子でしたが、これまで考えながら取り組んできた内容を丁寧に説明していました。
【1日目】SSH生徒研究発表会
明日からのSSH生徒研究発表会に参加するため理数科生徒6名が神戸に出発しました。
昨年度理数科2年次に実施した理数探究において校内選考を勝ち抜いたグループがポスター発表を行います。
本日は会場にて、設営と明日は備えて発表の最終確認を行いました。
生徒は早速他校のポスターを見て明日聞いてみたい学校の目星をつけており、やる気十分といった様子でした。
湾岸生物探究合宿3日目
合宿最終日、9:00から11:30まで最後の観察です。生徒たちは、受精後約42時間の幼生と、清本先生が準備してくださった受精後30日超の幼生を観察しました。また、酸性海水での発生について調べました。
各班の発表では、それぞれが疑問に思ったことを清本先生に積極的に質問していました。参加した生徒一人一人の3日間の成長を感じました。
学校では体験ができない本物に触れることのできた充実した3日間でした。
この貴重な体験を今後の学習に生かしてほしいと思います。
湾岸生物探究合宿2日目
合宿2日目、生徒たちは、9:00から10:00までウニの発生について昨日の観察の続きを行った後、10:00から12:00まで、お茶の水女子大学宇田川先生の案内で研究所の側の海岸で磯採集を行いました。生徒たちは水に濡れながらも、たくさんの生物の採集に夢中になって取り組んでいました。
午後は、13:00から宇田川先生による磯の生物についての講義の後、採集した生物を観察しました。生徒たちは、顕微鏡の使用を先生にお願いしたり、疑問に思ったことを質問したりしながら、積極的に観察することができていました。
夕食後19:00から21:00まで、生徒たちは、受精して約28時間後の発生の過程を観察し、さらに、偏向板を顕微鏡に装着し、骨格を光らせて観察しました。また、分類の勉強とナメクジウオの顕微鏡観察を行いました。
2日目は朝から夜までの活動となりましたが、生徒たちは集中力を切らすことなく、最後まで実習を楽しんでいました。
湾岸生物探究合宿1日目
7月20日(土)から22日(月)まで、1、2年次の理数科を中心に希望者22名が、お茶の水女子大学海洋生物教育研究所(千葉県館山市)で海洋生物探究合宿を行なっています。
参加生徒たちは研究所に到着後、13:00から17:30までお茶の水女子大学清本教授の指導のもと、研究所内の実験室で、ウニの卵と受精卵の顕微鏡観察を行いました。ムラサキウニとタコノマクラの卵割の観察と並行して、海洋の酸性化と酸性海水でのウニの発生についても観察、実験を通して学びました。生徒たちは本日より3日間かけて、ウニの発生の過程について観察を続けていきます。
夕食後19:00から、生徒たちは研究所近くの港まで歩き、ウミホタルの夜間採集を行いました。ウミホタルの幻想的な光に生徒たちは目を輝かせていました。
採集後は研究所に戻り、清本先生の講義を受けながら、採集したウミホタルを顕微鏡観察し、ウミホタルのからだのつくりなどについて学びました。
1日目は、午後からの活動でしたが、生徒たちにとって充実した1日となりました。
科学プレゼンテーション講座②
6/1(土)午後、中部大学井上先生をお招きして第2回の科学プレゼンテーション講座を行いました。
今回は前半に国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)のホームページコンテンツの一つ、未来の科学者たちへを教材に様々な物質の「研究」について、そしてそれらを行っている「研究者」について井上先生の講義を受講しました。
今回は超電導、超撥水材料、ダイヤモンドと熱伝導、そしてヤシガニのハサミから新材料を生み出そうとする研究者、ハエの脚をヒントに新たな接着材料を開発する研究者について紹介いただき、そこから「研究とは何か?」について多くを学びました。
そしてこの内容をもとに、各自がプレゼンテーションを組み立て相互に練習し、最後に代表者4名がみんなの前で発表しました(この4名はチャンスの神様の前髪を積極的につかみに行きました!)。
今回の内容は、9/20(金)に実施予定のつくば研修ともリンクしています(上記の研究者は昨年度、実際に2年生が訪問した方々です)。「研究者の手法から学ぶ」が川口市立高校のSSH開発課題です。それぞれの研究者からどんなことを聞いてみたいか、各自主体的に考え、実りのある研修にしていきましょう。
・動画からの学び ・身近な最先端技術 ・NIMSの研究からの学び
・様々な科学に関する動画を見てみて
課題研究再開
テーマ発表会から2週間、中間考査も終わり各チーム課題研究が再開されました。
それぞれ指摘されたことを受けてさらに調査を続けているチーム、より自分たちの方向性が固まり実験に取り掛かるチーム、研究することの難しさを感じながらも、主体的に行動する様子が見られました。
この『考えるプロセス』を大事にするのが、川口市立高校の探究活動です。
まだまだ始まったばかりですが、自らの思索を深めていけるよう、チームワークを発揮して課題に取り組みましょう。
・スマホを解体しているB班の様子
・二酸化炭素計測中のH班。この後、予測と違うことが起きてしまいましたがそれもまた実験です。
・G班のハチノスツヅリガの幼虫と自作の温度・湿度センサー