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SSHの取り組み

理数科1年次生・中高一貫1・2年次生合同ミニ探究「オリジナルデータを集めよう」

7/15(火)、理数科1年次生と中高一貫1・2年次生で合同ミニ探究を実施しました。

これから課題研究を行うにあたり、データの収集能力養成を目的に、今年度初めて行いました。それぞれ6つのテーマに分かれ、理数科・一貫生合同の班を作り、コースや年次の壁を越えて協力しデータを集めて考察しました。

テーマA:どんなコマがよく回る?

テーマB:楕円球の行方     

テーマC:黙読と音読どっちが記憶にいい?

テーマD:きれいな字ってどんな字?

テーマE:くしゃくしゃの紙を伸ばしてみよう

テーマF:鳩を丸裸にする    

全テーマに共通して「たくさんのデータをとること」「いろいろな角度からデータをとること」「集めたデータ同士を比較すること」を目標としました。データを集める際には「条件をそろえること」「決められた時間内にできること」「数値化してまとめることができること」を必須の条件として提示しました。

令和7年度 理数科1年次地学実験講座

7/14(月)午後、本校倉成教諭による理数科1年次地学実験講座を「埼玉には海がない!火山もない!~川口市立高校の地下を探る~」と題して行いました。

 まず実験講義室2にて、A:大宮台地の関東ローム層、B:川口市立高校地下深度25mの砂層、C:川口市立高校地下深度44mの砂層をそれぞれ『わんがけ』の方法で鉱物を取り出し、顕微鏡で観察しました。続いて生物実験室に移動し、川口市立高校地下深度13m、浦和学院高校地下深度8m、深度地下33mのシルト層中のケイソウ化石を顕微鏡で観察しました。

埼玉には海も火山もない。でも、いろんな方法で火山灰がたどり着き、またかつては海だったという事実を、地層から地質学的に探究できるという研究の「ロマン」を、地質が専門の倉成教諭から教わることができた午後のひと時でした、

令和7年度 理数科1年次日本科学未来館研修

 7/12(土)、理数科1年次生の日本科学未来館研修を行いました。

・今年はバスで科学未来館まで移動しました。

この研修は、春から行っている「科学プレゼンテーション講座」の3回目でもあります。科学技術に関するプレゼンテーションをまずは書籍、次にインターネットの動画、そして実際の展示からそれぞれ組み立てていくという構成になっています。

午前中は5階の常設展「世界をさぐる」の8つの展示をそれぞれ分担し調べて、班で集まってお互いに異なるものの内容を相互発表するという形で2セット、行いました。

午後は館内を自由見学。午前中は見なかった3F常設展「未来をつくる」や、ちょうど今日から始まった特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」などを見て回りました。特に後者はつくば研修で訪れたJAXAでの内容とリンクする点も多く、より深い研修となったようでした。

R7 つくば研修振り返り

7/11(金)、先月末に実施したつくば研修の振り返りを行いました。

今年度は、事前学習でポスター作成計画をたて、どのようなポスターを作るかを考えたうえで各研究室での研修に臨みました。期末考査期間ではありましたが、各班みんなで協力して分担し立派なポスターを1年次のこの時期に作成できるようになりました。今日はこのポスターを用いて、クラス全員の前で発表を行い、それぞれの研修内容を共有しました。

    

 プラズマ・核融合について.pdf      プラズマの世界.pdf         NIMS超撥水班.pdf

                

 とても冷たい世界の出来事~超伝導のはなし~.pdf           核融合の最先端.pdf

                

スマートポリマーについて~荏原先生から学んだこと~.pdf         構造色.pdf

令和7年度 理数科1年次つくば研修

6月27日(金)、理数科1年次生のつくば研修を実施しました。

例年は2学期に行っていましたが、今年度は体験を早くとの意味でこの時期の実施を計画しました。今回はまず全員でJAXA(筑波宇宙センター)のガイド付きツアーに参加し、日本で最大規模の宇宙航空開発施設を見学しました。H-Ⅱロケットの前でロケットポーズ!      

その後、NIMSメンバーはJAXAに残り今年になり再開したスペースドームで引き続き宇宙開発に関わる最先端技術展示を学習しました。筑波大学プラズマ研究センターメンバーは、バスに乗り産業総合技術研究所のリニューアルした「AIST-Cube」へ行き、産総研の研究成果が展示された空間で「ちょっと先の未来」を体験しました。

各展示からプレゼンを作り発表

本校SSH運営指導委員長井上先生からNIMSメンバーへ向けアドヴァイス

そしてNIMSメンバーのうち並木地区にある超撥水・スパートポリマー班は歩いて、千限地区にある超伝導・構造色班はバスに乗ってそれぞれ移動し、各研修室での研修を行いました。

 筑波大学プラズマ研究センター班は、講義「未来をひらくプラズマ」を受講した後、軸対称化タンデムミラー装置 GAMMA 10/PDXを見学しました。さらに今回は、筑波大学大学院に通っている担任F先生の御友人に、キャンパスツアーと大学院での研究についてお話をして頂きました。

どちらのチームも、事前学習で学んだことを実際に自分の目で見て、新しい体験をすることができたようでした。

 

今日の理数探究Ⅲ

今年度は、5名の理数科3年次生がSS理数探究Ⅲを履修し、課題研究を行っています。

それぞれ2年次の研究テーマを継続し、深めていこうと試行錯誤しています。今年度の神戸でのSSH生徒研究発表会代表でもある珪藻チームは、どうやらうまくいかなかった模様です。「研究は失敗の連続、日進月歩!」とは、メンバーのHさんの言です。

期末考査後に予定されている理数科1・2年次生への成果発表会に向けて、頑張っていきましょう!

 

令和7年度 理数科1年次科学プレゼンテーション講座②

5/31(土)土曜講習後の午後に、本校SSH運営指導委員長である中部大学井上先生をお招きしてSS理数探究Ⅰの科学プレゼンテーション講座②を実施しました。

 今回は、6/27(金)に実施予定のつくば研修で午後に訪問するNIMS・筑波大学プラズマセンターの研究室・研究者についてグループで調べ、それぞれ発表を行いました。

理数科オリエンテーションでの科学プレゼンテーション講座①から一か月が経ちましたが、見事に短時間でプレゼンを作り上げられるようになっていました。

最後に、それぞれが訪問する研究室を決めました。次回は実際に研究者の先生方に様々なことを投げかけるレポートを作成します。

令和7年度川口市教職員研修「スーパーサイエンスハイスクール課題研究における指導のポイント②」

5/30(金)、本校SSH運営指導委員である聖心女子大学齊藤萌木先生をお招きして教職員研修を行いました。

昨年1月にも、「課題研究の指導法開発のために」と題して、課題研究指導について講義を頂きましたが、今回は「探究的な学びで育てたい力ー探究の時間と”普段の授業”のつながりを考えるー」というテーマで「学習としての”探究”で実現したいこと」「”探究”と”教科の授業”の融合のために」について、様々な授業改善につながるヒントをお話し頂きました。

今日の講義の内容を基に、よりよいSSH研究開発をしていきたいと思います。齊藤先生、ありがとうございました。

令和7年度 理数科1年次Science English③&④

5/16(金)、30(金)、理数科1年次SS理数探究ⅠのScience English ユニット③Droping Day、ユニット④dischssionを実施しました。

・5/16のDroppping Day の様子

・今回の作品たちとチーム名です

それぞれCIRと協力しながら、英語を駆使して探究サイクルを回した4コマのワンユニットでした。この経験を、次の探究サイクルにつなげていきましょう。

 

令和7年度 理数科2年次課題研究テーマ発表会

5/9(金)、今年度の理数科2年次テーマ発表会を開催しました。

今回は小アリーナの中心にボードを立てる形で実施をし、4名のSSH運営指導委員の先生方、お茶の水女子大学植竹先生、川口市教委柳橋指導主事の外部の皆様と理数科1年次生、またSS理数探究Ⅲを履修している理数科3年次生に向けてポスター発表を行いました。

それぞれ活発な議論が交わされ、今後の研究に向けて有意義な意見が得られた様子でした。ここからが本格的なスタート、頑張っていきましょう。

【テーマ一覧】

A班:学校から鳩が消える日~生態と習性から導く撃退法~

B班:一晩おいたカレーはなぜおいしいのか

C班:圧電素子を主にした靴底発電について~ERECRTIC SHOES~

D班:Solidago altissimaからのカフェ酸抽出研究

E班:珪藻のマイクロプラスチックへの付着性

F班:視覚と聴覚の情報処理について

G班:色素増感太陽電池における色素溶液の濃度の違いによる電圧の変化

H班:未来の株価を予測しよう~台風が株価に与える影響は?~

I班:ゼータ関数・超幾何級数とp-調和数・多重階乗 フラクタル図形について

J班:クラドニ図形について