SSHの取り組み
1年次理数科メダカ透明骨格標本づくり(後半)
1年次理数科のメダカ透明骨格標本づくりは、12/22(金)に最終日を迎えました。
完成品がこちら!
前半では青いメダカの写真を撮りましたが、完成したメダカは骨が赤く染まっています。
気泡が残ってしまったため浮いているメダカ、青いメダカの名残があるメダカなど班によって出来は様々ですが、全ての班が透明標本を完成させました!
透明標本をつくる機会は貴重で、次は無いかもしれません。しかし、複雑な作業をやり切った達成感、次こそはもっといいものを作りたいという向上心を生徒には忘れないでほしいと思います。
1年次理数科の皆さん、お疲れ様でした!
1年次理数科メダカ透明骨格標本づくり(前半)
11月下旬から1か月間、1年次理数科は放課後を使ってメダカの透明骨格標本づくりに取り組んでいます。
班ごとに取り組んでいますが、複数ある作業を班の中で分担しています。作業の終わりにその日の作業とメダカの様子を記入し、次の担当者に引き継ぎます。日によっては、1人で取り組んでいる生徒もいました。自分で説明を読んで理解し、作業する必要があるため、生徒一人一人が責任をもって取り組んでいます。
後半の様子は、最終日に投稿します。お楽しみに!
1年次理数科つくば研修
11月24日(金)に1年次理数科つくば研修が行われました。
午前中は、産業技術総合研究所の見学や、日本とハワイの火山の違いに関する講義を受講しました。午後は、物質・材料研究機構(NIMS)、筑波大学プラズマ研究センターを訪問する班に分かれ見学しました。
午前の見学では、地質標本館を訪れました。特に鉱物の展示では、ご講義いただいた川邉先生の解説を聞きながら見学をすることができました。鉱石は美しいだけでなく、人々の暮らしと密接に関わってきたことを学びました。
午後の見学では、生徒が事前に学習していた分野をより深めることができました。自分で捕獲した虫を顕微鏡で観察したり、数十億円もする機械を見学したりと貴重な体験ができました。
これらの貴重な体験をどのように活かすかは生徒次第だと思います。今後の生徒の成長にご期待ください!
川邊先生をはじめ本日の研修に携わっていただいた皆様方、ありがとうございました。
科学の甲子園埼玉県予選
11月18日土曜日に行われた科学の甲子園埼玉県予選に本校理数科から2チームが出場してきました。
今年はコロナによる制限も緩和され各校2チームが参加できるようになったため理数科1・2年生からそれぞれ1チームが出場しました。
2週間ほど前から事前に提示されている実技課題に取り組み、チームで座学の準備も進めてきました。
結果、1年生チームが実技の部で1位のチームに一歩及ばなかったものの、特別賞を受賞することができました!
試行錯誤を繰り返して実験すること、共同して難問にチャレンジすることができたことは貴重な体験になりました!
お茶の水女子大学研究室訪問・講義等体験
10月27日に、本校1年次理数科はお茶の水女子大学を訪問しました。
前半は名誉教授の最上先生にご講義をいただき、後半は研究室の学生の案内によりキャンパスや研究室を見学しました。また、課題研究でお世話になっております植竹先生にも案内をしていただきました。
キャンパス見学では、大学で飼育しているヒトデに触れたり、実験室内の実験器具を見学したりすることができました。その中でも、特に生徒の興味を引いたのが千葉先生による実験見学です。マイクロ単位、ナノ単位の実験器具を実際に作り、それを用いて実験する様子を観察することができました。生徒たちは、小さすぎる世界の実験に驚いているようでした。
一般的な大学見学では立ち入れない場所まで見学をすることができました。今後の課題研究や進路選択への良い刺激になったと思います。
本日の大学訪問に携わっていただいた皆様方、ご協力ありがとうございました。
海洋生物実習
10月20日に本校生物実験室にて理数科1年次を対象にヒトデを用いた海洋実験実習を行いました。
講師にお茶の水女子大学から千葉先生をお招きし、ヒトデの減数分裂・放卵・受精の観察を行いました。
千葉先生による講義はわかりやすく、これから行う実験への興味を高めてくれるものとなっており生徒同士での議論や先生への質問も活発に出ていました。
実験も多くの生徒が成功させることができ、一連の流れを観察し見つけにくい極体の観察もできていました。
生徒は個人のスマートフォンで観察したものを撮影するなどして楽しんでいる様子でした。
今回の講義にて生物実験の基本的な手法を学び、また普段の授業とは雰囲気の異なる大学の講義スタイルを体感することができました。
2年次理数探究中間発表会
10月6日に本校にて2年次理数探究の中間発表会が行われました。
本校のSSH運営指導委員の先生方をはじめとして、学校外からお招きした大学の先生方や本校教員、理数科1年生などに対して、5月に行われたテーマ発表会以降行ってきた研究について各班がポスター発表を行いました。研究の進捗状況は班ごとにまちまちでしたが、質疑応答の様子からこれまでの期間もしっかりと研究を続けてきたことがうかがえ、充実した発表会となりました。
2月には生徒研究発表会として、1年間の研究の成果を発表します。
様々な視点からいただいたご意見・ご指摘をもとに残りの期間の研究に取り組んでいきます。
SSH生徒研究発表会
8月9日、10日に神戸にて開催されたSSH生徒研究発表会に参加してきました。
昨年度の理数探求の授業で研究した内容のうち、校内の選考で最も優秀であると認められた3年生のグループが全国のSSH指定校の代表者が集まる場にてポスター発表を行ってきました。
全国から集まった生徒や審査員の先生方に対して、自分たちが昨年度行ってきた研究の内容についてプレゼンテーションし、様々な質問に対して的確に回答していました。
また、本校生徒も他の参加校の研究発表を見学し、質問や意見交換など交流を行っていました。全部で200校以上の学校が参加しており、気になる発表ばかりで時間が足りない!といった様子でした。
会場内のいたるところで同じ興味関心を持つ生徒同士が熱い議論を交わしている姿が見受けられ、大きな刺激を受けました。見学で参加した2年生は今年度の理数探求の授業で研究を行っている真っ只中でもあり、今後の探究活動に向け、良いヒントが得られたようです。
発表を行った3年生は、これにて昨年度からの研究がひと段落です。長い間お疲れさまでした!!
日本科学未来館研修
7月15日に理数科1年次生による日本科学未来館研修が行われました。
1学期の間に行われた科学プレゼンテーション講座で学んできたプレゼンテーションのための学び方や、発表の手法をさらにレベルアップさせることを目的に本研修は実施されました。午前中は、5階常設展示ゾーン『世界をさぐる』にてそれぞれが異なるブース展示の内容を学び、集合して学んだ内容を同じグループのメンバーにプレゼンテーションを行いました。
午後は、1階特別展示や3階常設展示などの自由見学を行っていました。午前中の活動でほかのメンバーから聞いた展示内容に興味を持ち、その展示に行ってみる生徒もいました。
理数科では今後もプレゼンテーションスキルを実践する場面がたくさんあります。
どんどん上達していくのが楽しみです!
エッグドロップ実験
本日、本校理数科の1年生は英語によるエッグドロップ実験の本番を行いました。
4月に開催されたScience Englishでは、生卵を高所から落としても割れないように、割り箸やストロー、風船などを用いて装置を作りました。その際は卵の模型を使用しましたが、今回は生卵を使って実際に落とす実験をしました。
成功した班、途中で割れてしまった班と実験結果は様々でしたが、英語を通じて試行錯誤の難しさ、そして楽しさを感じることができました。また、実験結果に満足するだけでなく、改善してより良いものにしようという姿勢も見られました。