新着情報

SSHの取り組み

海洋生物実習

10月20日に本校生物実験室にて理数科1年次を対象にヒトデを用いた海洋実験実習を行いました。

講師にお茶の水女子大学から千葉先生をお招きし、ヒトデの減数分裂・放卵・受精の観察を行いました。

千葉先生による講義はわかりやすく、これから行う実験への興味を高めてくれるものとなっており生徒同士での議論や先生への質問も活発に出ていました。

実験も多くの生徒が成功させることができ、一連の流れを観察し見つけにくい極体の観察もできていました。

生徒は個人のスマートフォンで観察したものを撮影するなどして楽しんでいる様子でした。

今回の講義にて生物実験の基本的な手法を学び、また普段の授業とは雰囲気の異なる大学の講義スタイルを体感することができました。

 

2年次理数探究中間発表会

10月6日に本校にて2年次理数探究の中間発表会が行われました。

本校のSSH運営指導委員の先生方をはじめとして、学校外からお招きした大学の先生方や本校教員、理数科1年生などに対して、5月に行われたテーマ発表会以降行ってきた研究について各班がポスター発表を行いました。研究の進捗状況は班ごとにまちまちでしたが、質疑応答の様子からこれまでの期間もしっかりと研究を続けてきたことがうかがえ、充実した発表会となりました。

2月には生徒研究発表会として、1年間の研究の成果を発表します。

様々な視点からいただいたご意見・ご指摘をもとに残りの期間の研究に取り組んでいきます。

SSH生徒研究発表会

8月9日、10日に神戸にて開催されたSSH生徒研究発表会に参加してきました。

昨年度の理数探求の授業で研究した内容のうち、校内の選考で最も優秀であると認められた3年生のグループが全国のSSH指定校の代表者が集まる場にてポスター発表を行ってきました。

全国から集まった生徒や審査員の先生方に対して、自分たちが昨年度行ってきた研究の内容についてプレゼンテーションし、様々な質問に対して的確に回答していました。

また、本校生徒も他の参加校の研究発表を見学し、質問や意見交換など交流を行っていました。全部で200校以上の学校が参加しており、気になる発表ばかりで時間が足りない!といった様子でした。

会場内のいたるところで同じ興味関心を持つ生徒同士が熱い議論を交わしている姿が見受けられ、大きな刺激を受けました。見学で参加した2年生は今年度の理数探求の授業で研究を行っている真っ只中でもあり、今後の探究活動に向け、良いヒントが得られたようです。

発表を行った3年生は、これにて昨年度からの研究がひと段落です。長い間お疲れさまでした!!

 

日本科学未来館研修

7月15日に理数科1年次生による日本科学未来館研修が行われました。

1学期の間に行われた科学プレゼンテーション講座で学んできたプレゼンテーションのための学び方や、発表の手法をさらにレベルアップさせることを目的に本研修は実施されました。午前中は、5階常設展示ゾーン『世界をさぐる』にてそれぞれが異なるブース展示の内容を学び、集合して学んだ内容を同じグループのメンバーにプレゼンテーションを行いました。

午後は、1階特別展示や3階常設展示などの自由見学を行っていました。午前中の活動でほかのメンバーから聞いた展示内容に興味を持ち、その展示に行ってみる生徒もいました。

理数科では今後もプレゼンテーションスキルを実践する場面がたくさんあります。

どんどん上達していくのが楽しみです!

エッグドロップ実験

本日、本校理数科の1年生は英語によるエッグドロップ実験の本番を行いました。

4月に開催されたScience Englishでは、生卵を高所から落としても割れないように、割り箸やストロー、風船などを用いて装置を作りました。その際は卵の模型を使用しましたが、今回は生卵を使って実際に落とす実験をしました。

成功した班、途中で割れてしまった班と実験結果は様々でしたが、英語を通じて試行錯誤の難しさ、そして楽しさを感じることができました。また、実験結果に満足するだけでなく、改善してより良いものにしようという姿勢も見られました。

第2回科学プレゼンテーション講座

5月27日(土曜日)、本校理数科の1年生は科学プレゼンテーション講座を受講しました。

前回に引き続き、中部大学の井上先生をお招きし、NIMSが開発した最新材料について講義をしていただきました。生徒は初めて見る材料に関して興味を持つだけでなく、どのように応用できるのかまで議論しました。

また、生徒の意見として「身近なものから発想を得るためには、普段の生活から物事を注意深く観察することが大切」という意見も多くみられました。日常生活の大切さを学ぶ良い機会になりました。

井上先生ありがとうございました。

 

 

課題研究テーマ発表会

5月26日に2年生による課題研究テーマ発表会が開催されました。

生徒たちは班ごとにブースを設置し、研究テーマを発表しました。本校1年生も発表を見学し、先輩方の研究を熱心に聞く様子が見られました。質疑応答も活発に行われ、一人ひとりが積極的に自分の研究に取り組もうとする姿勢も印象的でした。

また、ご来校された皆様からもご意見をいただきました。生徒たちは先生方の助言を踏まえ、現在の研究計画を見直すことができました。

10月には中間発表会が行われる予定です。ここでの指導・助言をもとに本格的に課題研究に取り組んでいきます。

ご来校された先生方、ありがとうございました。

 

 

課題研究概論

4月28日に理数科2年生を対象にお茶の水女子大学の嶌田先生から「研究について」のテーマでご講演いただきました。

この春からグループに分かれて研究を開始した生徒たちは、さっそく困っていること、悩んでいることがある中で嶌田先生から研究の方針の立て方や、データの処理についてお話しいただき来月のテーマ発表会に向けて自分たちの考えを深めることができました。

講演後には先生に質問しているグループもあり、大変勉強になりました。

嶌田先生ありがとうございました。

理数科オリエンテーション3日目

3日間にわたる理数科オリエンテーションは本日最終日でした。

今日は「Science English講座」「電子顕微鏡講座」「課題研究概論」を行いました。

「Science English講座」では昨日の話し合いをもとに、実際に卵を落として割れないようにする機械の作成を行いました。いくつかのグループは疑似卵を落下させる実験まで進んでいました。次は6月に本物の卵を落とす実験を行います。

「電子顕微鏡講座」では、日立ハイテク様よりお借りしている走査型電子顕微鏡に関する基本的な知識を学び、通常の顕微鏡との差を学びました。事前に用意してきた犬の毛などの様々なものを走査型電子顕微鏡で見てみました。これからの課題研究に活用したいと考える生徒の声もありました。

「課題研究概論」ではお茶の水女子大学の植竹先生と嶌田先生から研究とはについて講義を受けました。2年次に行う課題研究に向けて身近な興味のあるものをより深めていくことの大事さを学ぶことができました。

理数科オリエンテーション2日目

本日、理数科オリエンテーション2日目を迎えました。

午前は本校CIRによるScience English講座、 お茶の水大学の植竹先生をお招きした実験基礎講座を行いました。また、午後にはデータの統計的取扱いに関する講座を行いました。

実験基礎講座では実験器具の使い方を学んだ後、それらを使った中和滴定を行いました。一人一人が実験を行い、各データを比較・検討することでより良い実験結果を得ることができました。

データの統計的取扱いの講座では、確率統計の基本的な考え方とエクセルの操作を学びました。慣れていない様子でしたが、積極的に取り組む姿勢が見られました。

理科の楽しさを学ぶだけでなく、これから必要になる力が明確になる学びの多い講座となりました。

植竹先生、ありがとうございました。

明日は「Science English講座」「電子顕微鏡講座」「課題研究概論」を行い、閉講を迎えます。