2025年5月の記事一覧
【1・2年次】「よい問いとは?」Kawaguchi Cupola Project(総合的な探究の時間)
本日6時間目には中高一貫生の総合的な探究の時間「Kawaguchi Cupola Project」の第3回目の授業が行われました。本プロジェクトのメイン・ファシリテーターである平林教諭より「よい問いとは?」についてお話しいただきました。探究活動はいつも自分の思うようにうまく進行するとは限りません。だからこそ苦難や困難に耐えられる「よい問い」を見出して欲しいというお話です。「よい問い」とは大きく分けて3つの要素から成り立ちます。「やりたい」「できる」「意義がある」問いです。授業後半ではワークセッションを行いながら、今後中高一貫1年次生は自らが長期間かけて取り組む「問い」を見出し、2年次生はこれまでの成果を踏まえ、1年次での「問い」をさらに深めていくのか、あるいは新たな「問い」を組み上げていくのか話し合っていました。「よい問い」の構想こそが探究の成否を握ることになります。
【1年次中高一貫コース】お茶の水女子大学 植竹先生よりご講演いただきました
4月24日6限の総探の授業で、中高一貫コースの生徒に向けてお茶の水女子大学の植竹先生より「探究活動とは?」「問いを立てるとは?」についてご講演していただきました。
講演では、バラク・クシュナー教授のラーメンについての研究を例に挙げ、どのように探究活動は進めていけばよいのか、問いの立て方などについてお話していただき、これからの探究活動へのイメージがさらに具体的になったのではないかと思います。
これから生徒はそれぞれが入るゼミや自分が行う探究のテーマを決定し、本格的に探究活動を始めます。今日の講演を参考にしながら、自分のやりたい・知りたいを大切にしながら自分なりのテーマを決め、探究活動を行ってほしいと思います。