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無事到着。長旅、お疲れ様でした。ついに帰ってきてしまいましたね、日本。
成田空港に戻ってくると、やはり出発前のワクワクした気持ちを思い出してしまいます。これから私たちはそれぞれの交通手段で家に戻ります。ハワイにいた間の様々な思い出を振り返りながら帰ることでしょう。
少し面倒臭く思っていた講義も、こうして終わってみると懐かしく感じてしまうものです。明明後日から再開する私たちのクラスは、きっと思い出話で溢れています。
このエキサイティングなマインドは、デイアフタートゥモローになってもネバーエンドだと思います。ひとまず今日と明日そして明後日は休み、来る登校日に備えましょう。スーツケース開封の儀も忘れず行いましょう。
ここまでお世話になった先生方、ハワイの方々、そして東武トップツアーズの小野寺さん、本当にありがとうございました。
(2年次理数科・K君からのレポートでした)
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HP担当より
以上で理数科ハワイ研修の記事は終了となります。多くの記事を読んでいただき、誠にありがとうございました。
これらのハワイ研修関係の記事は、後ほど2つの記事(教員レポート・生徒レポート)にまとめ...
搭乗開始時間まで思い思いの時間を過ごした生徒たち。 いよいよ搭乗を告げられ、ハワイ・ ホノルルの地と別れを告げました。
この5日間、生徒たちは新しいことへの挑戦を続けてきました。
慣れない環境での生活が体調を崩しやすいものですが、 この研修旅行では、特に大きな問題となることもありませんでした。
また、全て英語での授業は、 いつも以上の集中力を求められました。わかる単語を聞き取り、そこから推測し、英語での質問にも全力で答えました。表面的な学びではなく、より深い理解を目指す学びになったと思います。
そして、初めて訪れる現地の高校で、初めて会う先生と生徒を相手に、プレゼンテーションを立派にやり遂げてきました。その後は授業を一緒に受け、プナホウスクールの生徒と打ち解け、仲良くなってきました。
入学からの1年半、理数への興味・関心を高め、研究活動に打ち込んできた生徒たちにとって、このハワイ研修旅行は一種の集大成でもあり、次に繋げていく大きな機会にもなりました。大きな前進、大きな成長だったと確信しています。成田空港に降り立った生徒たちには、疲れた表情の中にも、 確かな成長を見てとれます。
この研修旅行を実...
長かったような、短かったような研修旅行も最後の活動を終え、これから帰国というところまで来てしまいました。時にトラブルがあり、アクシデントがあったこの旅行では、様々なハワイの文化にふれ、たくさんの学びを得ました。あっという間に過ぎ去っていったこの異郷での7日間を終え、10/30に日本へ帰国します。TTTの小野寺さんにも大変お世話になりました!みやげ話もたくさん持ち帰るのでお楽しみに。ALOHA!
(2年次理数科・K君からのレポートでした)
プナホウスクールでのプレゼンテーションを終え、 今日はハワイ東海大学での最後の授業です。 それぞれが3つのクラスの最後の授業を終えました。 Hawaiian Culture & Scienceの授業では、ハワイの農業・ 漁業のあり方についての講義を受けた後、 ハワイの伝統的かつ代表的な料理である、「タロ」「ポイ」「 アヒ」を食べました。
タロとは、蒸したタロ芋のこと。ハワイ語ではカロとも言います。 ホクホクとして、 日本で言うと粘り気の弱い里芋のような感じです。「ポイ」は、 そのタロを潰しのばしたもので、やや酸味を感じます。これを、 ほうれん草と牛肉のスープと和えて食べます。 ポイそのものには味がほとんどなく、 別のもので味を補うようです。 そしてアヒとは日本でいうマグロで、 これをポキにして食べました。どれもとてもおいしい料理でした。
そして最後に、 ハワイ東海大学でのすべてのプログラムを修了した証として、 一人一人に認定証とククイのレイをいただきました。 ククイとは別名キャンドルナッツとも言われ、 昔は実に含まれる油分で光を灯したり、 王族のレイにしたそうです。 ククイの木は現在はハワイ州の木ともなっています。 3人の講師...
アロハ〜🤙
今日はいよいよプレゼンの日です。 朝ごはんはなんとビーフ100%のロコモコ丼! なかなかにヘビーな始まりでした。
昨日と同じく、ハワイ東海大学で講義を受けました。 今日は早めに出発するので45分の短縮授業です。私(石原) は昨日同様、Hawaiian Science & Cultureを受講しました。今日学んだのは、「クリアナ( responsibility)」という考え方。古来より、 人々は何のために働くのか。それは、生きるためです。 生きるために働くのであり、 収入を得るために働くわけではありません。働き、そして食べ、 眠り、また働く。一人一人が果たすべき責任を果たす、 やるべきことをやる、それが「クリアナ」ということでした。
プレゼンテーションのクラスでは、 今日の本番に向けての最後の練習です。 最後まで生徒たちは一生懸命練習に励んでいました。
Cross-Cultural Discussionのクラスでは、またまた宿題が出ました。 英文を読み、それがどの国を指しているのかを考えてくる、 というものです。
どのクラスもおもしろい取り組みばかりでした。
午前の授業が終わると、バスに乗ってプナホウ高校へ向かいます。
ここは幼稚園から高校までが揃っている...
今日は、 ハワイ研修最大の山場とも言える英語での理数探求のポスター発表 などが行われました。
朝食では昨日のソーセージ弁当よりもボリュームのあるアメリカンなハンバーグ弁当を食べました。相原副校長先生の「ここまでの成果を十分に発揮して素晴らしい発表にしよう」 という激励のもと、より良い発表を目指して最終確認が行われました。
午前中は昨日と同様の3つの授業を受け、午後にはバスでプナホウスクールというワイキキにある高校に向かいました。
そこで研究班ごとに割り当てられた教室に行き、現段階での進捗を発表しました。英語で発表するのは初めてでかなり緊張しましたが、多くの人から褒めていただくことができました。
その後、 班ごとに発表した場所でほかの生徒と一緒に授業を受けました。私は化学の実験の授業に参加しました。大学レベルということもあ り、実験の説明は全く理解できませんでしたが、アニメや日本文化、ハワイなどについての話で大いに盛り上がるこ とができました。自分の英語の能力の向上を確かめることができて嬉しかったです。
明日はハワイ東海インターナショナルカレッジとお別れして、ホノルルの班別行動が待っています...
今日からハワイ東海大学での講義が始まります。
まずは朝食です。ハワイ大学西オアフ校のカフェテリアで、 用意してもらった朝ごはん。 ソーセージの輪切りと卵焼きが乗ったチャーハンとパイナップルを 食べました。ぱらぱらとした、日本とは違うお米の種類でした。 とてもおいしかったです。
そしていよいよ講義。クラスを3つのグループに分けて、それぞれ
・Hawaiian Culture & Science
・English conversation
・Cross-Cultural discussion
をローテンションで学びました。
私(石原)はHawaiian Culture & Scienceのクラスに参加しました。 今日は火山についての学習です。これまでに、何度も学んできたことをまた異なる視点から学ぶことができ、理解がさらに深まりました。他のクラスでは宿題も出たそうで、 なかなかにハードです。
これからバスに乗って、 ポリネシアンカルチャーセンターに向かいます。 途中でピックアップしたランチも楽しみです!
ハワイ研修も2日目を迎えました! 今日はカメハメハ大王像をについて見学した後、ハワイ島を横断しながらマウナケアやキラウエアにて岩石の観察を行いました!
ハワイ島西海岸に到着してからはNELHA(ハワイ州立自然エネルギー研究所)で海洋温度差発電についての研修をしコナ国際空港からハワイ島を離れオアフ島に向いました。
Don Quijote(ドン・キホーテ)でお土産や夜食を購入し次の宿泊地であるHTIC(HAWAII TOKAI INTERNATIONAL COLLEGE)に移動しました。HTICではハワイの地質学についての講義を英語で受け、英語での質疑応答にも挑戦しました。
明日からは3グループに分かれてのプログラムもあるため、しっかり疲れをとって全力で望みたいです!
(2年次理数科・Sさんからのレポートでした】
30分遅れで出発した飛行機は、無事ホノルルに着きました。
ちなみに、ホノルル国際空港は「ダニエル・K・ イノウエ国際空港」と呼ばれています。この方はどなたでしょう?ちなみに、 空港にはこのかたの執務室が再現されたとおぼしき場所があります 。
その後はバスに乗り、一路ハワイ東海大学を目指します。
オアフ島は渋滞が深刻化しており、 今では朝のラッシュを避けるため、 8時出勤の人が5時に出発することも珍しくないそうなのです。 電車が整備されつつあるのですが、 自動車社会に慣れたオアフの人はなかなか電車を利用しないそうで 、このあたりは日本の地方都市と似ているかもしれません。
さて、大学に行く前によるところがあります。今日の晩御飯と、 3日間のおやつを買いだす場所です。なんと、 ハワイには日本のドンキホーテがあるのです! お馴染みのあの曲も流れていますし、 日本の食品も売っていたりしますので、 一瞬ハワイにいることを忘れてしまうかのようでした。
その後渋滞を抜けてハワイ東海大学へ。
最初にオリエンテーションを受け、 夕食後に最初の授業を受けました。
授業のテーマは「ハワイの火山とハワイ諸島の地質学」です。 生徒たち...
2日目はホテルで朝食を食べ、 近くの海岸で黒砂の観察をしました。朝から快晴に恵まれ、 蒸し暑い中での観察でした。 火山国立公園で見た石と似たものもありました。
その後、すぐ近くにあるカメハメハ像を見学し、 サドルロードを西に向かいます。
ハワイ島の西側、コナへの道です。
途中、溶岩が固まったところを歩いてみたり、 冷えた溶岩が縄の模様のようになる理由を教わりました。
NELHA(ハワイ州立自然エネルギー研究所)では、 海洋温度差発電の装置を見学しました。 海洋深層水は養殖にも活用されているそうです。
そしてコナ国際空港へ。
コナ国際空港は、いまはエリソン・オニヅカ・ コナ国際空港と呼ばれています。なぜでしよう? 興味のある方はぜひぜひ調べてみてください。
空港でチェックインを済ませ、お昼ごはんを食べました。
いよいよハワイ島を旅立ち、再びオアフ島に向かいます…… と思ったら、また飛行機が来ません。結局、 昨日と同じく30分のディレイとなりました。
これからは、 オアフ島にあるハワイ東海大学のドミトリーに泊まりながら、 さまざまな講義を受けたり、 現地の高校生に理数探究の成果を発表してきます!
なかなかこなかった飛行機もやっと到着し、 40分遅れくらいでハワイ島に出発しました。
ハワイ火山国立公園は天候がすぐれなかったのですが、ラバチューブ(洞窟)にも行くことができ、クレーターもかろうじて見ることができました。また、ガイドのクラウディアさんがとてもわかりやすくしかもレベルの高 い講義をしてくださり、生徒たちは熱心に聞き入っていました。ハワイの石の観察も興味津々でした。
また、地中の熱で水蒸気が立ち上る姿は、ハワイが今もなお生きた火山の上にあるのだと実感させてくれました。
天候がさらに悪くなったために(雨が降り出しました)、星空観察の実施が危ぶまれましたが、現地(ギルバート カヘレ レクリエーションエリア)に到着すると空も晴れ、月が眩しいくらいの好天となりました。ここでも星空や星座に関する詳しい説明を受けることができました 。
22時過ぎにホテルに到着し、現在は生徒たちは部屋で就寝の時間を迎えております。
体調不良生徒はほぼおらず、安心です。
明日は午前中にハワイ島を横断し、NELHA( ハワイ州立自然エネルギー研究所)訪問ののち、再度オアフ島へ向かいます。
生徒の安全を確保しつつ、 充実した...
日本を19:55に出発した飛行機は、無事ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に到着しました。
空港の名前は、日系ハワイ人で初めてアメリカ上院議員になったダニエル・K・イノウエに由来しています。
お昼ご飯を手短に済ませ、今度はハワイ島に行く飛行機に乗り換え…だったのですが、なぜか飛行機がまだ来ていません💦
搭乗時間はとっくに始まっているのですが…これもまた、ハワイ時間というやつなのでしょうか。
とりあえずは待つしかありません。焦らずのんびり、いきたいと思います。
ちなみに、空港の食事は高い!ターキーとチーズのサンドイッチが13.5ドル、ジュースが4.69ドルです。あわせて約2800円でした…
8月2日、3日に浦和コミュニティセンターで開催された令和5年度埼玉県高校数学フェアに参加しました。
5から6人でチームを編成し、事前課題、当日課題に取り組み、それらについて発表します。
今回が12回目の数学フェアですが、本校は初挑戦です。
理数科、普通科、1年生、2年生混成の数学愛好者でチームを組みました。
事前課題については、各人が考えたことについて、数回にわたり討議をし、レポートにまとめました。
当日課題は10時から16時30分まで、なんと6時間以上問題に取り組み続けました。
結果、敢闘賞を獲得できました。
また、2日目には埼玉大学の高橋悠樹先生からフラクタルに関する講義をしていただき、
生徒たちは「とても面白かった」と興奮していました。
他校の発表も含め、いい刺激を受けることができました。
数学フェアへの挑戦はとてもいい経験になったようです。
4月26日~28日にかけて、令和4年度理数科オリエンテーションが行われます。
このオリエンテーションでは、理数科での3年間の活動に必要な基礎力を身につけます。
初日の今日は、開講式のあと、中部大学の井上徳之教授に「科学コミュニケーション」についての講座を開いていただきました。
科学プレゼンテーションの基本から、スライドを利用したプレゼンテーションまで、スモールステップを刻みながら学ぶことにより、生徒のプレゼンテーション力はぐんぐん向上していきました。また、発表に対するリアクション力、コメント力も大きく成長しました。
活動の中で、多くの生徒が発表をしてくれましたが、「誰かの前で話すのが苦手だった」生徒が、講義の終わりでは、「今ははきはきと話せている。この講義は良いものになった。」と、自ら感想を発表してくれたことが強く印象に残りました。
みんなが積極的にチャレンジし、上手くいかなくてもそれを経験としてプラスにする、それを周囲も温かく見守れる、それらにより、みんながチャンスをつかめるクラスづくりへの大きな一歩を踏み出せました。
この後の、理数科の成長が楽しみです。
井上先生ありがとうございました。
8月5日、7日の2日間、理数科1年生と附属中学1年生を対象に「知の協創 実践学講座 『物理を学ぶ、物理を作る』」を実施しました。この事業は、東京大学 高大接続研究開発センターの企画によるもので、その一員である本校の堀講師が指導してくださいました。
今日の2日目は、村山斉先生(東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構初代機構長)による、最先端の宇宙研究と高校物理の連続性を学ぶ内容がオンラインで実施され、本校以外にも春日部高校、所沢北高校、山形県立東桜学館などの高校生も参加しました。
今年は、附属中学校の生徒も参加しました。高校生が学ぶ内容を十分に理解できているようで、目を輝かせてメモをとっている姿に頼もしさを感じました。附属中学校には科学部もあることから、理数教育においても中高合同の行事や学びの場を工夫していくつもりです。
【参考】令和2年度 知の協創 実践学講座の様子はコチラ
2020年11月6日 Science English Day 3いよいよ実験の日が来ました。本校のラーニングストリートでの生卵輸送装置の実験開始です。【こちらから実験の様子を動画でご覧いただけます。(外部リンク: YouTube / 約6分26秒)】教室棟と管理棟を結ぶ渡り廊下から、ラーニングストリート(本校2階)に設置された的をめがけて生卵が入った装置を落下させます。どれだけ正確に的をめがけて、より高いところから生卵を地上に届けられるかを競います。もちろん、卵が割れたら失格です。次回は、実験の結果・考察をまとめて英語で発表となります。
地上 (ラーニングストリート(本校2階)) に置かれたターゲット。
4階の渡り廊下から輸送装置を落下させる様子。
5階(最上階)の渡り廊下からターゲットを見下ろした様子。かなり小さく見えます。まずは、3階の渡り廊下からスタートして、卵が割れなければ4階から、さらに、最上階の5階から生卵入りの装置を落下ささせていきます。さぁ、その様子を写真で見ていきましょう。(この記事の最後に実験の様子の動画リンクがありますので、同後もご覧ください。)
輸送装置を落下させる直前の様子。
下では落下の様子を見上げて見守ります。
着地...
2020年10月30日 Science English Day 2今回は前回のグループミーティングの内容に基づいて、高所から落下させた際に中にある生卵を保護しつつ、ターゲットに正確に着地させる輸送装置を実際に作成します。制限された材料で、各グループでユニークな装置を今回もCIR7名のサポートを受けながら作り上げていきます。
【画像をクリックすると授業の様子を動画でご覧いただけます。(外部リンク: YouTube / 約3分25秒)】今回作成する装置は、ヘリコプターの着陸場所がないほど被災した地域へ救援物資を正確にかつ破損なく届けるための技術を開発する第一段階と同等のことになります。みなさん、CIRとワイワイやりながら楽しそうに装置を作っていますが、実は社会的背景や物理の基本など奥の深いことを英語を交えながら体験しているのです。着々とアイデアを具現化しているようです。いよいよ次回は、これらの装置を使って高所から生卵を輸送する実験になります。
【こちらから授業の様子を動画でご覧いただけます。(外部サイト: YouTube / 約3分25秒)】
2020年10月23日 Science English Day 1今年度もCIRにScience Englishの授業をお願いしました。4週にわたり理数科生徒は、CIR (国際交流員) の助けを借りながら英語漬けの時間を過ごします。【CIR(国際交流員) の紹介や CIRとALT (外国語指導助手) の違いなどについては、こちらのページをご覧ください。】1日目は、CIR リーダーの Calvin による、今回のミッションの説明とそのためのグループミーティングが行われました。Clavinによる説明はもちろん英語で、そのあとのグループミーティングも全員英語で行います。
【画像をクリックすると授業の様子を動画でご覧いただけます。(外部リンク: YouTube / 約14分30秒)】しかも、40人の理数科生徒に対して、7人のCIR総出でグループミーティングや今後の製作などをサポートしてくれます。
前年度までのScience Englishは「化学」がテーマでしたが、今回は「物理」がテーマです。今回のミッションは、高所から生卵を落として、生卵を割らずに地上に届けるというもの。しかも、地上に設置されたターゲットに装置を正確に落とさなくてはなりません。しかも使える材料はこの青いコンテナに入ってる材料のみ。
基本となる力学的エ...
新型コロナウイルス感染症の影響により校外実習の実施が難しい状態が今なお続いています。例年ですと10月末には、筑波研究学園都市に出向いて「筑波研修」を実施していましたが、受け入れ先との調整を進めた結果今年度の実施は断念しました。【昨年度の「筑波研修」の様子: JAXA、NIMS (バイオミメティクス)、NIMS (超伝導)】これに代わるものとして今年度は、昨年度の筑波研修でお世話になった筑波大学プラズマ研究センター 副センター長の假家 強 准教授にZoomによる講演を2020年10月23日にお願いしました。核融合とプラズマに加えて、タンデムミラー装置ガンマ10をご紹介いただきました。
今後の「with コロナ」の状況を考えると、このようなインターネットを活用した遠隔講義については積極的に活用していく必要性を感じた講演でした。假家 強 准教授には、お忙しい中ご講演いただきありがとうございました。なお、筑波大学プラズマ研究センターのタンデムミラー装置ガンマ10【外部サイトへのリンク】 については、こちら【外部サイトへのリンク】をご覧ください。
2020年8月6日に第1部、8月9日に第2部の二日間に渡り、令和2年度第1回 東京大学「知の協創 実践学講座『物理を学ぶ,物理を作る~高校物理から宇宙研究の最先端へ~』」が本校においても開催されました。本講座は、例年ですと東京大学において開催され、各学校からの代表者5名程度が参加して行われていました。今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で実施が危ぶまれていましたが、オンライン会議を活用して参加校各校でそれぞれ開催されました。第1部は、東京大学CoREFの研究協力員であり、本校の特別非常勤講師の 堀 公彦 先生に授業をお願いいたしました。今回は、本校の三つの教室をオンライン会議(Zoom)で結んで、堀先生に同時に三教室の授業を進行していただきました。
第2部は、川口市立高校、春日部高校、所沢北高校、日立会場の中学生をオンライン会議で結んで、東京大学 Kavli IPMU(カブリ数物連携宇宙研究機構)初代機構長の 村山 斉(むらやま ひとし)博士に授業を実施していただきました。
内容盛り沢山なので、少々長い記事になりますが、最後までお付き合いいただければと思います。
科学プレゼンテーション講座の活動内容報告の続きです。今回の科学プレゼンテーション講座は、いわゆるパワーポイントの使い方講座ではありません。発表をするのに大切なことは何なのか、コミュニケーションとは何なのか、プレゼンテーションの型とはどのようなものかを練習を踏まえながら、体験を通じて習得していきます。
スライドを追加して隣の人に対して発表練習中。
練習の回を重ねて、発表自体に熱がこもってきました。
今日作ったスライドが完成しました。全体を通しての練習をしています。最後に代表者3名がみんなの前でプレゼンテーションを行いました。
始まった時には、戦々恐々としていましたが、今日の90分2回の計180分の授業の終わりには、堂々と発表が行えるまでに成長しました。ほかの人とコミュニケーションをとったり、人前で発表する機会がますます増えてくるので、今日の内容が今後の活動に多い役立つことと思います。
新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が解除され、本校も徐々に教育活動を活性化していっています。本日は、理数科1年生を対象とした「科学プレゼンテーション講座」を実施しています。
今回も中部大学 井上徳之 教授にご指導をお願いしております。まずは、プレゼンテーションにおける「4つのテクニック」についての説明です。
先端科学が書かれた書籍から今日プレゼンテーションしたい内容を選びます。書籍選びもグループで重ならないように、アイコンタクトやジェスチャーを使いながら自分たちで選んでいきます。
書籍の中には6つのテーマについて書かれています。この中から自分が興味のあるものを選び、今日のプレゼンテーションのテーマとします。隣の人に書籍から自分が選んだ内容のタイトルを示すところからプレゼンテーションの練習開始です。現在、この記事を書いている時点で授業はまだ始まったばかりです。この先内容はまだまだ進んでいます。授業が終わったところで再度ご報告いたします。
2019年8月8日 埼玉大学HiGEPSプログラムにお邪魔してきました。本校からは、このプログラムに理数科1年生5名が参加しています。本日は夏休み集中講座ということで、朝から夕方までのあいだに昼食を挟んで5つの講座(自動運転技術、物理・化学、太陽観察、材料科学 (ポリマー)、ホルモン) が実施されました。どの内容も高校で学習する内容の1歩も2歩も先の内容で全部を理解するのは、なかなか難しいと思います。
1講座は80分で実施され、高校の授業よりも30分多いですが全員集中して講義を聞いて、メモをとったりしています。
各講義の後は、小レポートをまとめて提出します。今回の集中講座を聞いて、その中から3つのテーマを選択して、更に自分で調べて本レポートをまとめるというのが、HiGEPSの夏休みの宿題ということでした。学校の宿題も沢山ある中、大変だとは思いますが、今回の講義の内容やレポートはこれから役に立つことばかりなので、頑張ってレポートに取り組んでください。詳しくはこちらをご覧ください HiGEP埼玉大学
2019年8月5日に東京大学生産技術研究所において「物理を学ぶ、物理を作る 〜高校物理から宇宙研究の最先端へ〜」と題して、東京大学 高大接続研究開発センター 高大連携推進部門と東京大学 Kavli IPMU (カブリ数物連携宇宙研究機構)が連携して実施した高大連携プロジェクトに参加してきました。本校からは、理数科1年生4名が参加しました。アクティブラーニングの形式で埼玉県内の高校生と中学生が「科学者は広大な宇宙の仕組みや成り立ちをどのように探求しているでしょう?」という問にチャレンジします。
はじめに、理論物理学や実験物理学で一見すると矛盾してしまう結果について、自分たちが宇宙物理学の研究者になったつもりで、どのようにすると今回提示された観測事実や理論的に導き出される結果すべてが矛盾することなく説明できる仮説の構築に各グループで挑みます。詳しくはこちらをご覧ください 産学恊創推進本部 知の恊創 実践学講座(平成30年度)
2019年8月2日から8月4日までの間、千葉県館山市にある お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター館山臨海実験所に伺って、本学普通科と理数科の中から希望者の1年生6名と2年生4名が海洋生物に関する実習合宿を行っています。
3日目、最終日となりました。初日に受精させるところから始めたウニの発生の観察の続きを行いました。
観察の様子です。
受精させるところから始めたウニはプルテウス幼生まで成長していました。
また、亜鉛などの他物質が発生に与える影響も、観察を通して考えることが出来ました。
今回の実験とは別に発生させた稚ウニの写真です。最後にサンゴを見せていただき、その成長の仕方などについて学習して、今回の合宿を締めくくりました。この3日間で川口では体験できない多くの体験をすることができました。お世話になったお茶の水女子大学の先生方、学生・職員の皆様、3日間ありがとうございました。
2019年8月2日から8月4日までの間、千葉県館山市にある お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター館山臨海実験所に伺って、本学普通科と理数科の中から希望者の1年生6名と2年生4名が海洋生物に関する実習合宿を行っています。
1日目はウニの発生に関する実験を行いました。
実験は、生きたウニから卵子と精子を採取し人工的に受精させて受精膜の発生の様子や卵割の様子などを顕微鏡を用いて実際に観察する実験です。この他にも、未受精卵を薬品で処理して発生させる実験も行いました。
実験に関する説明をお茶の水女子大学海洋生物研究所の先生から受けています。
ウニから卵子と精子を採取している様子です。右手前のトールビーカでは卵子の採集を行っています。左のシャーレでは精子の採取を行っています。 (ちょっと写真ではわかりにくいですね。)
一人ひとりがそれぞれ実験を進めて行き、観察も各個人が独立して行います。少人数ということとお茶の水女子大学の設備とスタッフの方々が充実しているからこそできる実験です。
2019年7月13日 5、6時間目と17日 1、2時間目の時間に理数科2年生は課題研究における中間発表を実施しました。
理数科2年生40名全員がこの半年間の課題研究について中間発表を行いました。
全部で10グループが2日にかけて中間発表を行い、初日の13日には、理数科1年生40名が先輩の発表の様子を見学し、質疑応答にも参加しました。
今回までの課題研究に関しては、お茶の水女子大学より千葉教授と植竹先生とから様座なご助言をいただき、今回まで中間発表においても植竹先生よりご助言と講評をいただきました。
一番手の都市交通網に関する研究発表です。
具体的な統計資料も用いて課題研究に取り組んだでいることを発表しています。
2019年7月6日 期末考査終了直後の土曜日にお台場の日本科学未来館において校外学習を実施しました。
今回の実習の参加者は、理数科1年生40名と理数科2年生5名です。
1年生は日本科学未来館の展示内容に関する調査・まとめ・プレゼンテーション・プレゼンテーション講評の実習を行います。
今年度からの試みとして、2年生には1年生のリーダー役として参加してもらい、1年生の各グループの取りまとめ・アドバイス行ってもらいました。
また、全体指導として中部大学の井上教授にご指導をしていただきました。
今回の校外学習は、理数科オリエンテーションとその後に行われた科学プレゼンテーション講座にて井上教授か
写真手前に座っているのが1年生、写真奥に立っている5名がリーダー役の2年生です。
写真右手前に立っていらっしゃるのは、中部大学井上教授です。今回も全体のご指導を行っていただきました。
当日の活動内容に関する概要説明です。
予め決めた調査対象の展示で調査活動を行っている様子です。
2019年5月31日、6月7日、6月14日の3日間にわたり理数科1年生を対象に "Science English" を実施しました。今回の講義は、本校のCIR (ネイティブな英語教員) にお願いしました。今回のミッションは、各グループごとに周期表の中から一つの「族」を選んでもらい、その族に属する物質について「英語」でプレゼンテーションを行ってもらいます。1日目と2日目は発表資料と英語の発表原稿を作ってもらい、最終日の3日目には全員で発表を行ってもらいました。今回は、1日目と2日目の発表準備には本校に配置されている空間UIを使って行いました。1日目と2日目の様子。空間UIで調べた内容をまとめています。
いよいよ3日目の発表本番の様子。
前回までの井上教授の科学プレゼンテーション講座の経験がここにも生きています。そして、CIRと生徒たちがコミュニケーションをとりながら今回の英語でのプレゼンテーションが完成しました。皆さんの素晴らしい発表に見学に来た先生方も大絶賛でした!皆さんすばらしい!
2019年6月1日 の土曜授業の後に「科学プレゼンテーション講座」を理数科1年生を対象に行いました。講師には、4月の理数科オリエンテーション合宿でお世話になった中部大学 井上徳之 教授にお願いしました。オリエンテーション合宿ではパソコンを使わずにプレゼンテーションの基礎を学びましたが、今回は実際にパソコンを使った実践編です。単なるパワーポイントの使いかた講座ではなく、先端科学の内容が書かれた書籍から自分が発表したい内容を探して、内容を自分でまとめてパソコンを使って発表を行います。
プレゼンテーションの型についてのお話
まずは、一対一での練習。目線を合わせるのも恥ずかしくて大変。
徐々に慣れた来ました。ジェスチャーを交えて発表をしています。
スライドを仕上げてグループの残りの人に向かって練習。
合宿の講義と今回の講義の集大成です。最後に希望者が40人の前での発表を体験しました。自分で発表したい内容を見つけ、その内容をまとめ、それをほかの人に説明するというプレゼンテーションを行うまでの一連の流れを合宿と今回の講義で習得しました。今回までで習得した内容は、今後の彼らの活動に大いに役立つものとなるはず...
3日間に渡って行われてきた今年度の理数科オリエンテーション合宿の全てのプログラブが終了しました。この3日間の間に、これまで体験したことのない刺激的な講義の数々に参加して、もともと活気のあったクラスが更に活気づいたと思います。ここで学んだ様々なことをクラスのメンバーで共有しあって、全員が良い方向に成長していくそんなクラスになってもらえればと思います。今回の理数科オリエンテーション合宿を実施するにあたり、中部大学の井上教授をはじめ数多くの方々のご協力をいただき大変実り多い合宿を実現することができました。ご協力いただいた全ての皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今回の合宿を乗り切った理数科1年生40人の勇者の集合写真でこのレポートを締めくくります。
昨日に引き続き、本校理数科2年生が学校の授業を終えた後、天気の良くない中、合宿会場に駆けつけてくれました。本日は、彼らが現在取り組んでいる課題研究についてのお話です。今日のメンバーには、発表とグループワークを含めて60分間の内容と運用を全ておまかせしました。まずは、理数科2年生のそれぞれが行っている課題研究に関する発表から始まりました。
都市交通に関する研究の発表です。
具体的な川口市のバス交通網に関する研究をお話いただきました。
人工知能に関するお話。翻訳などで活用されている人工知能をよりスマートで、より人間に優しいものとするための基礎研究を実施したいとのお話でした。
気象に関するお話。ここ最近の異常気象の発生メカニズム解明の基礎データ採集の取り組みを川口市で実施するとのことでした。
課題研究に関する理数科2年生の発表の様子。
先輩の発表の様子を皆真剣に聞いています。課題研究に関する発表の後は、4つのグループに分かれて2年生の先輩方との意見交換会。
先輩方から勉強・部活・課題研究やその他もろもろのお話を、先生抜きにして(笑)、直接聞くことができたようです。
意見交換会の様子。クラス単位で先...
夕方の特別講義として、本校理数科2年生の方々に来ていただきました。7時間目の授業を終えて、学校から合宿会場に足を運んでいただき、理数科でのこの1年間の様子・取り組みや理数科の行事について、後輩である1年生にお話をしていただきました。
今回の講演のために駆けつけてくれた理数科2年生の皆さんです。
理数科での部活動加入率についてのお話。部活動に加入してる人が多いことに1年生は驚いていました。
放課後学習の取り組みや校内での研修・課題研究についてのお話。校内の研修では、他では体験することが難しいそうな研修が実施されたことが分かります。
校外での研修についてのお話。校外研修も通常の「見学」とは全く異なる「研修」を経験してきたことがわかります。1年生も話を聞いて興奮気味です。
2年生の発表を聞いた感想を1年生が語っています。これから1年生が経験できるであろう様々な取り組みを、実際に体験してきた2年生の先輩方から聞くことができ皆胸を躍らせているようでした。
休憩を挟んで、三宅先生の講義は続きます。続いて曜日計算問題を題材に。
曜日計算問題が大量にある場合にどのように計算してくのが効率が良いかを考えてもらいます。
結構苦戦しているようです。
こちらも苦戦中。
今度はグループになって、お互いが考えたやり方を共有していきます。
各グループで考えた効率よく曜日計算問題を解決するための手段を発表してもらいました。やはり、多様な問題解決方法がここで明らかになり、皆でそれを共有することで、多様なの問題解決方法に触れることができました。あらためて、クラスのみんなで学びについて語り合い、多様な問題解決方法の存在を知り、それを認め合うことで、クラス全体が高め合えるということを実感することができました。
午後の後半は、本校のアクティブラーニング支援員の三宅先生によるアクティブラーニングを体験講義「よりよく学ぶためには」です。
三宅先生の講義開始です。よりよく学ぶためには、多様性が重要というお話。13−9問題を例として、一つの問題に対する問題解決方法には多様性が存在することを知ります。そして、その多様な問題解決方法を効果的に知るには、様々な人達と学びについてその考えや捉え方、問題解決方法を共有する必要性があるということでした。ということで、身近にいる仲間と今後勉強について語り合い、多様性が当たり前になる環境づくりとして、これまでの勉強についてを題材とした今まで経験したことのない自己紹介タイムの開始。
二重の輪を作ってグルグルと回りながら自己紹介。
相手の話を真剣に聞いています。
会場に熱気が帯び始めて賑やかなことに。
今までにやったことのない自己紹介にみんな熱中しています。
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