SSHの取り組み
1年次理数科 化学分野実験講座
3月5日(火)に、1年次理数科は化学分野実験講座を受講しました。
お茶の水女子大学の植竹先生をお招きして、クロマトグラフィーの実験講座を開いていただきました。
クロマトグラフィーは固定相と移動相の相互作用を利用する分離方法です。今回は、黒いインクを水とメタノールを使って分離してみました。結果がこちら。
この結果から、「メタノールを使用して赤色を観察する」ことに焦点をあて、2回目の実験を行いました。2回目の実験では生徒自身が仮説をたて、実験計画を作成し、実行しました。研究するときの仮説→実験→考察のステップを学び、2年次から本格的に始まる課題研究に活かしていきます。
植竹先生ありがとうございました
(最後の写真は、ある班の2回目の実験結果です)
1・2年次理数科 物理分野実験特別講座
2月15、16日に、1・2年次理数科は物理分野実験特別講座を受講しました。
テーマは「虹の不思議」です。
LED、白熱灯、太陽光など身近にある光を分光器で観察し、光源のスペクトルを分析しました。
見た目は白い光でも、様々な色の光が集まって白色に見えています。分光器によってどんな色の光から構成されているのかを分析できます。プリズムも分光器の役割をするため、白い光から虹が観察できるのです!
身近な「虹」という現象に焦点をあてた実験でしたが、光を調べることで宇宙に存在する星の構成物質を調べることも可能だそうです。何ともスケールが大きい話ですね・・
身近な現象も、突き詰めれば大きなことにつながるかもしれない。とてもロマンのある実験講座でした!
探究活動生徒発表会
12月26日に日本薬科大学にて行われた埼玉県探究活動生徒発表会に理数科2年生が参加してきました。
今年度理数探究にて行なっている研究内容をポスターやスライドにまとめて、県内の探究活動を実施している高校の生徒、教員、指導助言の日本薬科大学関係者の方々に向けて発表しました。
ポスター発表では、それぞれ与えられた時間で興味を持ってくれた方々に向けてプレゼンを行いました。最終発表に向けて、様々な視点から助言や質問をいただきました。
口頭発表では、多くの生徒、教員、見学者に向けて発表しました。多くの見学者の中質疑応答にも立派に答えており、これまでの努力がよく見えました。
今回の経験を活かして2月の最終発表に向けて準備を進めていきます。
生徒の皆さんお疲れ様でした!
1年次理数科メダカ透明骨格標本づくり(後半)
1年次理数科のメダカ透明骨格標本づくりは、12/22(金)に最終日を迎えました。
完成品がこちら!
前半では青いメダカの写真を撮りましたが、完成したメダカは骨が赤く染まっています。
気泡が残ってしまったため浮いているメダカ、青いメダカの名残があるメダカなど班によって出来は様々ですが、全ての班が透明標本を完成させました!
透明標本をつくる機会は貴重で、次は無いかもしれません。しかし、複雑な作業をやり切った達成感、次こそはもっといいものを作りたいという向上心を生徒には忘れないでほしいと思います。
1年次理数科の皆さん、お疲れ様でした!
1年次理数科メダカ透明骨格標本づくり(前半)
11月下旬から1か月間、1年次理数科は放課後を使ってメダカの透明骨格標本づくりに取り組んでいます。
班ごとに取り組んでいますが、複数ある作業を班の中で分担しています。作業の終わりにその日の作業とメダカの様子を記入し、次の担当者に引き継ぎます。日によっては、1人で取り組んでいる生徒もいました。自分で説明を読んで理解し、作業する必要があるため、生徒一人一人が責任をもって取り組んでいます。
後半の様子は、最終日に投稿します。お楽しみに!