理数科
海洋生物探求合宿 2日目
2019年8月2日から8月4日までの間、千葉県館山市にある お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター館山臨海実験所に伺って、本学普通科と理数科の中から希望者の1年生6名と2年生4名が海洋生物に関する実習合宿を行っています。
2日目です。
午前中は昨日の続きでウニの発生の観察実験です。午後からは磯採集と採取した生物の分類、夜からは近くの港に出て生物採集を行いました。
強い日差しの中で磯採集を行っています。
お宝を探しているので、座っているときも立っているときも視線はみんな下を向いています。
あまり知らない動物や毒のある動物まで、様々な生物を捕まえました。
午後は捕まえた生物の分類を行いました。
夜は近くの港に行き、ウミホタルの採集です。
戻ってきてから、ウミホタルの光る様子を観察するだけでなく、その体の構造を詳細に教えていただきました。
海洋生物探求合宿 3日目
2019年8月2日から8月4日までの間、千葉県館山市にある お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター館山臨海実験所に伺って、本学普通科と理数科の中から希望者の1年生6名と2年生4名が海洋生物に関する実習合宿を行っています。
初日に受精させるところから始めたウニの発生の観察の続きを行いました。
最後にサンゴを見せていただき、その成長の仕方などについて学習して、今回の合宿を締めくくりました。
この3日間で川口では体験できない多くの体験をすることができました。
お世話になったお茶の水女子大学の先生方、学生・職員の皆様、3日間ありがとうございました。
課題研究中間発表
2019年7月13日 5、6時間目と17日 1、2時間目の時間に理数科2年生は課題研究における中間発表を実施しました。
理数科2年生40名全員がこの半年間の課題研究について中間発表を行いました。
全部で10グループが2日にかけて中間発表を行い、初日の13日には、理数科1年生40名が先輩の発表の様子を見学し、質疑応答にも参加しました。
今回までの課題研究に関しては、お茶の水女子大学より千葉教授と植竹先生とから様座なご助言をいただき、今回まで中間発表においても植竹先生よりご助言と講評をいただきました。
一番手の都市交通網に関する研究発表です。
具体的な統計資料も用いて課題研究に取り組んだでいることを発表しています。
質疑応答の様子です。同じクラスの仲間からの質問を受けています。
13日 (1日目) 6時間目から1年生理数科も参加しました。(写真手前4列が2年生、その後方が1年生になります。)
砂漠の緑地化に関する課題研究の発表です。
指導している教員からの講評を受けています。
遺伝子組み換え植物に関する課題研究の発表です。
海洋生物探求合宿 1日目
2019年8月2日から8月4日までの間、千葉県館山市にある お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター館山臨海実験所に伺って、本学普通科と理数科の中から希望者の1年生6名と2年生4名が海洋生物に関する実習合宿を行っています。
1日目はウニの発生に関する実験を行いました。
実験は、生きたウニから卵子と精子を採取し人工的に受精させて受精膜の発生の様子や卵割の様子などを顕微鏡を用いて実際に観察する実験です。この他にも、未受精卵を薬品で処理して発生させる実験も行いました。
実験に関する説明をお茶の水女子大学海洋生物研究所の先生から受けています。
ウニから卵子と精子を採取している様子です。右手前のトールビーカでは卵子の採集を行っています。左のシャーレでは精子の採取を行っています。 (ちょっと写真ではわかりにくいですね。)
一人ひとりがそれぞれ実験を進めて行き、観察も各個人が独立して行います。少人数ということとお茶の水女子大学の設備とスタッフの方々が充実しているからこそできる実験です。
理数科特別校外研修 (川口市立科学館)
2019年7月11日の3、4時間目の時間を使って、川口市立科学館での特別校外研修を実施しました。この校外研修は、今年度からの新しい取り組みとなります。
参加者は理数科1年生40名です。
今回は、期末考査後の理数化学、情報の科学と国語総合の時間を使っての特別校外実習となります。
川口市立科学館は本校と道路一本を挟んだところにあるので、通常授業の合間に実施することができました。
本校のロビーに集合して出発します。
川口市立科学館に到着です。といっても、本校とは道路一本挟んでお隣なので、徒歩で移動しても5分とかかりません。
はじめに、屋上にある天文台の見学です。
写真左手前が太陽天文台、真ん中が副天文台、右手奥が主天文台のドームです。
残念ながら当日は曇天だったので、ドームを開けて観測は行われていませんでしたが、中を見学させていただきました。
太陽天文台のドーム内です。
ドーム内に設置されている太陽観測専用の6連式太陽望遠鏡です。
太陽の観察を行っていて、様々な波長により太陽表面の物質毎の観測や太陽表面の地場観測をここでお行っているそうです。
続いて、副天文台に入ります。
副天文台のドーム内に設置されている20cm屈折望遠鏡です。
太陽の黒点観測や太陽光のスペクトル分析、太陽や月の詳細観察、明るい天体の観測などをここで行っているそうです。
太陽の黒点観察結果のシートです。現在はデジタルで集計されていますが、このようにアナログデータとして観察も行っているそうです。
太陽光のスペクトル分析の結果を見せてもらっています。
主天文台のドーム内に設置されている65cm反射望遠鏡です。
口径が65cmということでそれだけ多くの光をこの望遠鏡で集めることができるとのことで、口径が大きいと暗い星も捉えることができるとのことでした。例えるならば、我々の目を65cmに拡大したようなものだそうです。
このような特性を活かし、星雲や星団などの淡い天体の観測をここで行っているそうです。
筐体を支える台座は川口の鋳物でできているそうです。
天文台の見学を終えて、最後はプラネタリウムによる解説です。今回は、H-R図 (ヘルツシュプルング-ラッセル 図) に関する説明をわかりやすく説明した内容でした。