学校からのお知らせ
埼玉大学教育学部主催講座『教師を目指す君たちへ』の実施
5月29日(土)土曜講習後の13時から、本校大ホールにおいて、埼玉大学教育学部主催・高校生講座『教師を目指す君たちへ』を行いました。
講師として、埼玉大学教職大学院教授・安原輝彦先生をお招きし、「教師という職業の魅力って何だろう?」という内容でお話しいただきました。
土曜講習の後ではありましたが、3年生から1年生まで約40名が参加しました。
講座の内容は、「大学で学ぶとは?」という導入から、「教師という職業の魅力」まで多角的な視点でお話しいただきました。
途中、正解のない課題を判断する力が求められる現代の状況に目を向けた「学び合い」の演習も取り入れていただき、楽しい講座は時間の経つのも忘れるほどでした。
講義の後半、埼玉大学教育学部の紹介動画を視聴した後、生徒たちからの熱心な質問に安原先生は丁寧にお答えくださいました。安原先生、ありがとうございました。
参加した生徒の感想を紹介します
教師は大変な仕事だと大まかに感じて捉えていたけれど具体的に何をしていくのかということ、また学びとはどういうことなのかを知ることができ、教師という仕事の魅力をさらに感じることができました。改めて自分を考えることができた機会になったと思います。本日はありがとうございました。(3年生男子)
初めて詳しく教育職についてのお話を聞きました。私は小学校の頃から子どもに関わる仕事がしたかったので、今日、このような話を聞けて、やっぱり教育学部に進学したいなと思いました。自分が後悔しないように頑張りたいです。(1年生女子)
「主体的・対話的で深い学び」というフレーズがとても頭に残り、教育というものに対しての考え方が少し変わったような気がします。科学技術が進捗している今日、ただ生徒に知識を与えるだけでなく、人間としての考え方、判断や積極性を育てることも大事なんだと感じました。本日はありがとうございました。(3年生女子)
今回の授業を通して教員の仕事は一方通行の知識だけでなく広く深く知識をみにつける必要があることを知り、今後の自分の学び方を見直していきたいと思いました。また、一つの問題を自分一人で考えるだけでなく近くの仲間や友達と話し合い、違った視点での意見交換の大切さを学ぶことができました。(2年生男子)
主体的かつ対話的な学びは、今の学校の授業で私は受け身になって授業を受けてしまっているので、特に対話という部分であまり自分の意見を言えないなと感じました。人に自分の意見を伝える力は重要なことだと思ったので、その力を身に着けられるようにしたいです。本日はご講演ありがとうございました。志望の大学に行けるようにあと9ヶ月頑張っていきます。(3年生女子)
高校生までは、それぞれが与えられた問について学んでいたけれど、大学からは、自ら問いを見つけて、自分でその問を探求し、学び、解決していくことが大切なんだとわかりました。また、答えのない問について、仲間と意見を共有していくことにより、新たな発見をしたり、そこからまた自分の意見が広がっていって、とても楽しく、より深く問について考えることができました。(1年生女子)
大学とは、学問とは、学びとは何か、深くわかりやすくそして実践的な授業でとてもためになりました。「教職は学び続ける職」であるというのは私にとってとても魅力的だし、そういう人は、とても格好いいと思います。この時代に流されず、自分で考え、学び、いろいろなことを感じられる、そんな人になりたいと改めて思いました。(2年生女子)