理数科
お茶の水女子大学研究室訪問・講義等体験
2019年11月15日 1年理数科はお茶の水女子大学理学部生物学科の千葉和義教授の研究室を訪問しました。
当日は、2時間目まで学校で授業を受けた後、お茶の水女子大学へ各自移動後、千葉先生の研究室で講義と実験を体験させていただきました。
実験の後は、附属図書館をはじめ学内を見学させていただきました。
まずは、前回の宿題、自分たちのテーマで日常的に思っている疑問点がどのようなものがあるかを用紙にまとめて、後ほどそれについてのコメントをいただきます。
続いて、この後行うウニの卵を使った受精に関する実験について、千葉先生からの講義を受けています。
講義のあとは、実験開始です。
ウニから卵巣を取り出している様子です。
ウニの卵巣に排卵を促すホルモンを与えています。
排卵の様子を一人一台の実体顕微鏡を使って観察しています。
あらかじめ採取・冷却した精子を温めないようにマイクロピペットで吸い出しています。
この後、抽出したウニの卵の一部に精子を与え受精させます。
受精時の反応は速いので、精子を与えたあとはすぐに観察します。
今回の実験は皆さん大盛り上がりで、ご指導いただいた千葉先生、植竹先生をはじめ、千葉先生の研究室の学生さんも一緒になって楽しげな雰囲気でした。
今回は、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
千葉先生、植竹先生、千葉研究室の学生の皆さん、大変お世話になりました。
このあとは、行内見学を行い、講義室に戻って最初にまとめてもらった疑問点についてのお話。
まだまだ、壮大な疑問が多くどうやってこれを、課題研究のテーマとするかまでにはもう少し時間が必要ということでした。千葉先生と植竹先生には、今後も課題研究のテーマの設定に向けた活動をお願いしています。
今回の経験が、理数科の生徒の皆さんの今後の課題研究に結びつくことを願ってやみません。