SSHの取り組み
令和6年度理数科オリエンテーション1日目
本日より今年度の理数科オリエンテーションが始まりました。
初日である今日は、1限に開講行事として校長先生、理数科長、政策アドヴァイザーより講話を行った後、2~4限目にお茶の水女子大学植竹先生による実験基礎講座、5・6限には東京大学堀先生によるアクティブラーニング講座、7限には本校CIRによるScience English講座を行いました。
一日を通して、理数科としての意識とクラスの団結が深まったようでした。明日も頑張りましょう!
実験基礎講座
アクティブラーニング講座
Science English講座
1・2年次理数科 プナホウスクール 相互研究発表会
3月12日(火)1,2限に、1・2年次理数科は、プナホウスクールと相互研究発表会を実施しました。
今年度の海外研修で訪問したプナホウスクールに、課題研究の最終成果を発表しました。また、プナホウスクールの生徒は、授業で行っているフィールドワークの成果を発表しました。
2年次理数科は、10月に出会った先生や生徒を懐かしむ様子が見られました。英語でのプレゼンテーションは以前よりも内容が濃くなり、またハワイからの質問に英語で答えることもできました。
1年次理数科は、日本とハワイの文化の違いに驚いている様子でした。来年度に海外研修があるという自覚を持ち、今後の英語学習のモチベーションにつなげられるといいと思います。
本日の相互研究発表会に携わっていただいた皆様方、ご協力ありがとうござました。
理数科2年次物理特別講座
3月7日、8日に2年次理数科を対象に物理特別講座「音と音楽の物理」が行われました。
生徒たちは今学期物理の授業において学習した波に関して学習しました。
1時間目の講義では音叉とオシロスコープなどを用いて、たくさんの実演を交えながら学習した知識と物理現象を結びつけることができました。
2時間目の講義では、音階の仕組みと種類を学びました。また、実際の楽器を観察し、管楽器と弦楽器の音の出る仕組みの違いを学びました。
改めて、日常的な現象は科学で説明できることを実感した講義になりました。
1年次理数科 化学分野実験講座
3月5日(火)に、1年次理数科は化学分野実験講座を受講しました。
お茶の水女子大学の植竹先生をお招きして、クロマトグラフィーの実験講座を開いていただきました。
クロマトグラフィーは固定相と移動相の相互作用を利用する分離方法です。今回は、黒いインクを水とメタノールを使って分離してみました。結果がこちら。
この結果から、「メタノールを使用して赤色を観察する」ことに焦点をあて、2回目の実験を行いました。2回目の実験では生徒自身が仮説をたて、実験計画を作成し、実行しました。研究するときの仮説→実験→考察のステップを学び、2年次から本格的に始まる課題研究に活かしていきます。
植竹先生ありがとうございました
(最後の写真は、ある班の2回目の実験結果です)
1・2年次理数科 物理分野実験特別講座
2月15、16日に、1・2年次理数科は物理分野実験特別講座を受講しました。
テーマは「虹の不思議」です。
LED、白熱灯、太陽光など身近にある光を分光器で観察し、光源のスペクトルを分析しました。
見た目は白い光でも、様々な色の光が集まって白色に見えています。分光器によってどんな色の光から構成されているのかを分析できます。プリズムも分光器の役割をするため、白い光から虹が観察できるのです!
身近な「虹」という現象に焦点をあてた実験でしたが、光を調べることで宇宙に存在する星の構成物質を調べることも可能だそうです。何ともスケールが大きい話ですね・・
身近な現象も、突き詰めれば大きなことにつながるかもしれない。とてもロマンのある実験講座でした!