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SSHの取り組み

令和7年度 理数科2年次課題研究テーマ発表会

5/9(金)、今年度の理数科2年次テーマ発表会を開催しました。

今回は小アリーナの中心にボードを立てる形で実施をし、4名のSSH運営指導委員の先生方、お茶の水女子大学植竹先生、川口市教委柳橋指導主事の外部の皆様と理数科1年次生、またSS理数探究Ⅲを履修している理数科3年次生に向けてポスター発表を行いました。

それぞれ活発な議論が交わされ、今後の研究に向けて有意義な意見が得られた様子でした。ここからが本格的なスタート、頑張っていきましょう。

【テーマ一覧】

A班:学校から鳩が消える日~生態と習性から導く撃退法~

B班:一晩おいたカレーはなぜおいしいのか

C班:圧電素子を主にした靴底発電について~ERECRTIC SHOES~

D班:Solidago altissimaからのカフェ酸抽出研究

E班:珪藻のマイクロプラスチックへの付着性

F班:視覚と聴覚の情報処理について

G班:色素増感太陽電池における色素溶液の濃度の違いによる電圧の変化

H班:未来の株価を予測しよう~台風が株価に与える影響は?~

I班:ゼータ関数・超幾何級数とp-調和数・多重階乗 フラクタル図形について

J班:クラドニ図形について

令和7年度理数科オリエンテーション第3日

4/25(金)、3日間の理数科オリエンテーションも最終日となりました。

今日は、1~2限がSceience English Day2でドロップ作品作り、3~4限に「科学の甲子園に挑戦」と題して過去の実技のお題であるペーパータワーのチーム制作、5~6限は東京大学生産技術研究所の堀公彦先生を講師にアクティブラーニング講座「知識構成型ジグソー方」と、チームで共同作業を行うワークショップを実施した後、最後にこの3月に卒業した2名の卒業生にオンラインでお越しいただき、卒業生講話でオリエンテーションを締めくくりました。

 ・Sceience English Day 2:各チームCIRと協力しながらエッグプロテクトを作成しています

 ・科学の甲子園に挑戦~ペーパータワーを何m立てられるか?

 ・アクティブラーニング講座

 ・卒業生講話

非常に濃密な3日間ですが、生徒たちは見事に乗り切りました。これからの活躍に期待します。

令和7年度理数科オリエンテーション第2日

4/24(木)、理数科オリエンテーション第2日目が行われました。

今日は1限にScience English Day 1、2~4限にお茶の水女子大学植竹紀子先生による実験器具講座~中和滴定を通して、5~6限に本校坂江教諭による物理実験講座、7限は再び植竹先生による課題研究概論Ⅰ、そして8限にお茶の水女子大学嶌田智先生による講演と盛りだくさんの内容でした。

 ・Sceience English

 ・実験器具講座~中和滴定を通して

 ・物理実験講座

 ・課題研究概論Ⅰ、嶌田先生講演                 150歳くらいの毬藻

たくさんの実験・講話から、科学的に探究するとは?について知ることができたかと思います。

明日がいよいよ最終日、最後までしっかり学びましょう。

 

令和7年度理数科オリエンテーション第1日

4/23(水)、今年度の理数科オリエンテーションが始まりました。

1限目に開講行事を行い、今回は中部大学井上徳之先生を講師とする科学プレゼンテーション講座から始まりました。

プレゼンテーションのノウハウだけでなく、先端科学に触れ好奇心を刺激される6時間!でした。

8限目には、この1月に放映された「はばたけ未来の科学者たち!”スーパーサイエンス高校生”SPを視聴し、SSH校で活躍する高校生の姿から、井上先生の講座で学んだことを確認しました。

明日も一日、頑張りましょう!

 

令和6年度SSH物理・地学特別講座

 2/22(土)午後、「虹の不思議~スペクトルでわかる宇宙~」と題して、本校坂江教諭(理科・物理)による普通科生徒向けSSH物理・地学特別講座を実施しました。

この講義の主題である天文学は物理と地学の両方にまたがるものである、という話から始まり、まず直視分光器でLED、蛍光灯、白熱電球、Naランプをみながら赤外線~可視光線~紫外線と続くスペクトルの基礎について学んだあと、太陽のスペクトルを観察し、フラウンホーファー線と呼ばれる吸収線が見られることを確認しました。

続いて、なぜ吸収線ができるのか理論的な説明を聞いた後、高分散分光器を用いて実験室内でナトリウムの炎色反応に白熱電球の光を当てて吸収線が出ることを観察しました。

その後、様々なプリズムと回折格子を用いて光の分光の様子を観察した後、屋上に行き、高分散分光器を用いて実際の太陽のスペクトルと吸収線を観測しました。可視光線における「混ざりけのない、波長で決まる純粋な色」に、どの生徒も感動した様子が見られました。

強い風が吹いている中でしたが、日が落ちそうになるぎりぎりの時間まで夢中になり「スペクトル」という自然が織りなす美を堪能しました。