理数科
理数科オリエンテーション1日目
4月26日~28日にかけて、令和4年度理数科オリエンテーションが行われます。
このオリエンテーションでは、理数科での3年間の活動に必要な基礎力を身につけます。
初日の今日は、開講式のあと、中部大学の井上徳之教授に「科学コミュニケーション」についての講座を開いていただきました。
科学プレゼンテーションの基本から、スライドを利用したプレゼンテーションまで、スモールステップを刻みながら学ぶことにより、生徒のプレゼンテーション力はぐんぐん向上していきました。また、発表に対するリアクション力、コメント力も大きく成長しました。
活動の中で、多くの生徒が発表をしてくれましたが、「誰かの前で話すのが苦手だった」生徒が、講義の終わりでは、「今ははきはきと話せている。この講義は良いものになった。」と、自ら感想を発表してくれたことが強く印象に残りました。
みんなが積極的にチャレンジし、上手くいかなくてもそれを経験としてプラスにする、それを周囲も温かく見守れる、それらにより、みんながチャンスをつかめるクラスづくりへの大きな一歩を踏み出せました。
この後の、理数科の成長が楽しみです。
井上先生ありがとうございました。
お茶の水女子大学訪問
先日、1年理数科クラスがお茶の水女子大学を訪問させていただきました。
最上教授の生物物理学の講義です。
皆、真剣に講義を聞いていました
研究室見学へ移動中。
千葉教授の研究室を見学させていただきました。
人手の飼育場所の見学です。
(別日ですが、千葉教授はこの人手を本校に持参してくださり、直接、実験のご指導も受けることができました。)
貴重な大学の講義を受けたり、実験室を見学したり等々、大変有意義な訪問でした。
お忙しい中、ご指導・ご対応くださったお茶の水女子大学の皆様、ありがとうございました。
第11回「科学の甲子園」埼玉県大会に参加しました!
11月20日(土)、埼玉県立総合教育センター(埼玉県行田市)で行われた「科学の甲子園 埼玉県大会」に本校2年4組(理数科)から6名の生徒が参加してきました。
競技内容は、筆記で、理科(物理・化学・生物・地学)、数学、情報について、知識を問う問題・知識を活用する問題をチーム6人で分担して解答するというものです。
忙しい学校生活ですが、事前に問題を解いて、準備している姿がありました。
結果発表は後日になりますが、まずは、お疲れ様でした!
知の協創 実践学講座「物理を学ぶ、物理を作る」
8月5日、7日の2日間、理数科1年生と附属中学1年生を対象に「知の協創 実践学講座 『物理を学ぶ、物理を作る』」を実施しました。この事業は、東京大学 高大接続研究開発センターの企画によるもので、その一員である本校の堀講師が指導してくださいました。
今日の2日目は、村山斉先生(東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構初代機構長)による、最先端の宇宙研究と高校物理の連続性を学ぶ内容がオンラインで実施され、本校以外にも春日部高校、所沢北高校、山形県立東桜学館などの高校生も参加しました。
今年は、附属中学校の生徒も参加しました。高校生が学ぶ内容を十分に理解できているようで、目を輝かせてメモをとっている姿に頼もしさを感じました。附属中学校には科学部もあることから、理数教育においても中高合同の行事や学びの場を工夫していくつもりです。
【参考】令和2年度 知の協創 実践学講座の様子はコチラ
理数科2年生 課題研究中間発表会
7月9日(金)6,7限に理数科2年生の課題研究中間発表会が開催されました。
本校では、理数科を中心に「課題研究」のカリキュラム化に取組んでいます。
理数科の課題研究は、クラスを9グループに分けて進められています。
1年時の後半に課題を設定し、2年次の1年間をかけて実験の失敗や試行錯誤を繰り返しながら、答えのない問いに対して研究を進めていきます。
今日は、本校の担当教員の他に、中部大学の井上徳之教授、お茶の水女子大学の千葉和義教授、植竹紀子教授、国際技術士研究所の黒澤兵夫様から講評をいただきました。
理数科1年生の生徒も参観しました。熱心な質問も多く出され、先輩たちの研究が良い刺激となったようです。
理数科オリエンテーション始まりました!
新型コロナウイルス感染症により、昨年度は年度初めが休校期間となっていました。
このため昨年度は実施できなかった理数科オリエンテーションですが、今年度は宿泊を伴わないかたちで校内で実施しています。
場所は今年開設した大アリーナ棟にあるミーティングルームです。
冒頭は、浅倉副校長先生、栗原1年次主任、三枝理数科学科長によるお話となりました。
浅倉先生からは、グローバルな視点に立って物事を見ることの大事さについて、栗原先生からは、自らの意識が環境を変え、その環境が自らの意識を変えるという、自らの意識と環境の大事さについて、三枝先生からはこれから3年間の理数科の活動についてのお話をいただきました。
全体の様子
浅倉副校長
栗原1年次主任
三枝理数科学科長
この後、理数科オリエンテーションに様子を適宜お知らせいたします。
自動運転バス乗車体験(1年理数科)
28日(木)29日(金)と都市交通対策室主催の自動運転バス乗車体験が1年理数科を対象に行われました。
SKIPシティから鳩ヶ谷駅までの往復20分程の走行でしたが、実際に乗車することでこの技術の大変さ、素晴らしさを大いに感じることができました。カメラによる状況確認、センサーによる位置確認、信号機との協調、遠隔管理室との連携等々、想像をはるかに超えた技術が安全な自動運転を支えているのですね。
Science English Day 3
2020年11月6日 Science English Day 3
いよいよ実験の日が来ました。
本校のラーニングストリートでの生卵輸送装置の実験開始です。
【こちらから実験の様子を動画でご覧いただけます。(外部リンク: YouTube / 約6分26秒)】
教室棟と管理棟を結ぶ渡り廊下から、ラーニングストリート(本校2階)に設置された的をめがけて生卵が入った装置を落下させます。どれだけ正確に的をめがけて、より高いところから生卵を地上に届けられるかを競います。
もちろん、卵が割れたら失格です。
次回は、実験の結果・考察をまとめて英語で発表となります。
地上 (ラーニングストリート(本校2階)) に置かれたターゲット。
4階の渡り廊下から輸送装置を落下させる様子。
5階(最上階)の渡り廊下からターゲットを見下ろした様子。かなり小さく見えます。
まずは、3階の渡り廊下からスタートして、卵が割れなければ4階から、さらに、最上階の5階から生卵入りの装置を落下ささせていきます。
さぁ、その様子を写真で見ていきましょう。(この記事の最後に実験の様子の動画リンクがありますので、同後もご覧ください。)
輸送装置を落下させる直前の様子。
下では落下の様子を見上げて見守ります。
着地の様子。
輸送装置が着陸したら、ターゲット中心からの距離を計測します。
生卵が無事だったようです。自然と周囲から拍手が湧きます。
Science English Day 2
2020年10月30日 Science English Day 2
今回は前回のグループミーティングの内容に基づいて、高所から落下させた際に中にある生卵を保護しつつ、ターゲットに正確に着地させる輸送装置を実際に作成します。
制限された材料で、各グループでユニークな装置を今回もCIR7名のサポートを受けながら作り上げていきます。
【画像をクリックすると授業の様子を動画でご覧いただけます。(外部リンク: YouTube / 約3分25秒)】
今回作成する装置は、ヘリコプターの着陸場所がないほど被災した地域へ救援物資を正確にかつ破損なく届けるための技術を開発する第一段階と同等のことになります。
みなさん、CIRとワイワイやりながら楽しそうに装置を作っていますが、実は社会的背景や物理の基本など奥の深いことを英語を交えながら体験しているのです。
着々とアイデアを具現化しているようです。
いよいよ次回は、これらの装置を使って高所から生卵を輸送する実験になります。
【こちらから授業の様子を動画でご覧いただけます。(外部サイト: YouTube / 約3分25秒)】
Science English Day 1
2020年10月23日 Science English Day 1
今年度もCIRにScience Englishの授業をお願いしました。4週にわたり理数科生徒は、CIR (国際交流員) の助けを借りながら英語漬けの時間を過ごします。
【CIR(国際交流員) の紹介や CIRとALT (外国語指導助手) の違いなどについては、こちらのページをご覧ください。】
1日目は、CIR リーダーの Calvin による、今回のミッションの説明とそのためのグループミーティングが行われました。Clavinによる説明はもちろん英語で、そのあとのグループミーティングも全員英語で行います。
【画像をクリックすると授業の様子を動画でご覧いただけます。(外部リンク: YouTube / 約14分30秒)】
しかも、40人の理数科生徒に対して、7人のCIR総出でグループミーティングや今後の製作などをサポートしてくれます。
前年度までのScience Englishは「化学」がテーマでしたが、今回は「物理」がテーマです。
今回のミッションは、高所から生卵を落として、生卵を割らずに地上に届けるというもの。しかも、地上に設置されたターゲットに装置を正確に落とさなくてはなりません。しかも使える材料はこの青いコンテナに入ってる材料のみ。
基本となる力学的エネルギーなどの説明を英語で受けたのち、課題解決に向けてごとにミーティングを開始します。
高所で物体が持っている位置エネルギーは、地面に落下するときには生卵に激力として衝撃を与えます。さて、この激力を小さくするにはどうするといいのでしょう? どんなアイデアが出てくるか、楽しみにしながら、話は次回に続きます…。
【こちらから授業の様子を動画でご覧いただけます。(外部サイト: YouTube / 約14分30秒)】