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グローバル教育

フィンドレー高校留学報告②【10月】

フィンドレー高校に留学中の本校の2名(菅野君、中村君)から、2回目の報告が届きました。だいぶ留学生活に慣れ、楽しんでいる様子が伝わります。

 【菅野君の報告】 

 1 今月の主な動き
 10/5 中村君のホストファミリーが、アメリカでもとても有名な遊園地である「シーダーパーク」というところに連れて行ってくださいました。富士急ハイランドレベルの遊園地と比較しても遜色ないレベルのアトラクションが数多くあり、とても楽しかったです。フィンドレーからもそこまで遠くないところにある場所なので一日を満喫することができました。
10/18 毎週この曜日にフットボールの試合があるので友達と一緒に観戦しました。フットボールの試合には毎回、服装のテーマが決められています。今回はピンクデーだったので観戦者の大半がピンクのTシャツやパーカーなどを着ていました。

(アメリカで一番仲のいい友達との2ショット)

10/20 ホストファミリーと一緒に、ハロウィンの時期に毎年フィンドレーで開催されている “corn mazes”(コーン畑の迷路)というイベントに行ってきました。とてつもなく巨大なコーン畑に作られた迷路をクリアするというイベントです。ハロウィンのイベントなので、パンプキンドーナツや、新鮮なリンゴスムージーなど、おいしい食べ物がたくさんあって楽しめました。
10/25 季節が完全に冬に移行していくにつれて、木々がとてもきれいに色付いてきました。

 10/26 僕の住んでいる住宅街の周辺一帯のこどもたちが、ハロウィンのイベントとしてトリックオアトリートをいろいろな家にまわる日でした。僕は友達と一緒に道路に居座って、歩いてくるちびっこたちにお菓子をくばりました。

 10/27 僕が暮らしている住宅街のご近所さんがみんな一つの場所に集まって軽いパーティをしたり、ウェスタンのダンスをしたりする、スクエアダンスパーティというイベントに参加してきました。小さいパーティだし、特に出し物があったりしたわけではありませんが、ウェスタンのダンスを習うのは初めてだったのでいい経験になりました。

(みんなで手をつないで輪を作って踊るスクエアダンス)

2 学校生活 
二か月と少し経ったことでだんだんとアメリカ文化に順応できてきたのと、高校生活も板についてきた気がします。
アメリカの高校は二学期分しか学校がなく、成績はそのなかで四回決められます(一学期の前半分の成績、後半の成績、のように四回にわけられる)。テストは低頻度でしかないので、ほとんどは毎日の宿題のクオリティと提出回数によって決まります。勉強自体は英語がよめれば特に苦労することはないので簡単にこなせると思います。
先生たちがとてもフランクで、ぼくにも積極的に話しかけてくださるので二か月目にしてようやく授業もまともに乗り越えることができるようになりました。

3 ホームステイ
最近は部活によく参加しているので、ホストファミリーとどこかに行ったり、外食をするのは土日だけになっていますが、それでもとてもいい関係を築けています。特にホストブラザーとは、毎日学校に一緒に行っているしよく遊ぶので、今では本当の兄弟のように仲良くなることができました。

4 その他
僕が出発前に一番懸念していた、洋服が足りなくなるのではないかという問題がありましたが、母に宅急便で日本からこちらに送っていただくことで解決できたので、出発時にわざわざ大量に詰め込んだりする必要もないなと感じました。
こちらに来てから、一日の内で英語に触れる時間がとてつもなく増えたおかげで、英語を話すことと聞くことに苦労することは少なくなってきました。ですが、文章の読み取り、書き取りなどはまだ慣れていません。受験についてを考えてみたときに一番必要なのは後者の二つなので、それはこちらでたくさん英文を読んだり書いたりするほか、日本の英検や大学の過去問なども積極的に利用して克服することが、先を見越した時には重要視されるかなと考えました。

 【中村君の報告】 

 1 今月の主な動き
 10/1  野球部に入部
 10/5  シダーポイント(遊園地)に行く
 10/9  妹(長女)の誕生日パーティー
 10/11 フットボール観戦
 10/15  1st クォーター 終了
 10/16  2nd クォーター 開始
 10/19  友達の誕生日パーティー
 10/26  ハロウィン

2 学校生活
今回は自分が受けている授業について紹介します!
朝はスクールバスで登校し、8時から15時まで授業があります。
一回の授業は44分間、業間は4分間で大学のように自分たちで受けたい授業に出席します。日本と違って特殊なのは、時間割が毎日同じなのと、時間のシステムです。
1period=20分で、1日に17period割り振られています。
基本は1つの授業を連続して受けるため、2period+業間=44分になります。
ここからは私の時間割です! 

1/2  Environmental Science (生物学、環境学)
3/4  Essential Communication (スピーチやリスニングなど)
5/6  College Prep English 11th (神話読んだり文法調べたり)
7/8  College prep Geometry (幾何学)
9     Lunch Time (お昼休み、この時間もみんな違います)
10/11  Modern World History (近代世界史)
12/13  English Learner Lesson (ネイティブじゃない生徒向けの英語)
14   Study Hall (自習)
15/16  Web Design (プログラミングや、Webサイト作ったり)
17   Study Hall (自習)
もちろん全部英語です!大変ですが、友達や先生が優しいので楽しいです! 

3 ホームステイ 

10月の一大イベントといえば、やっぱりハロウィンですよね。
実際は10月31日が本番ですが、その日は平日なので、1つ前の週末にお菓子周りをしました!
子供たちはそれぞれ仮装をしてご近所さんを巡ります。日本ではメイクしたり衣装を作ったり、どちらかと言えば仮装がメインのお祭りみたいになってますが、本場ではメイクなどより、あくまでも”なりきって楽しむ”ことが重要だそうです。
私も兄弟と一緒に周って少しお菓子をもらいましたが、量はとんでもないです... 

4 その他 

10月が終わり、今年もあと2ヶ月に迫りました。ここからはサンクスギビング、クリスマス、期末テストなどイベント盛り沢山なので、忙しいですが楽しみながら、レポートとして皆さんにも伝えたいと思ってます。

 

 

【2年次英語】パフォーマンステスト第2回を行っています。

2年次のCIRが中心となって進める ALGL:Active Learning for Global Leaders では、2回目のパフォーマンステストを行っています。最終目標であるクラス内ディベートのために、今回のテストは、反論 Rebuttal の力を試します。
生徒が引いたカードに書かれたテーマ(AI教師、高齢者運転など)について、CIR が意見 Opinion、理由 Reason、例 Example を言い、それを聞いてメモ Active Listening し、反論 Rebuttal する活動です。
生徒は、英語をフルに使う活動を要求されるので、緊張しながらも一生懸命取り組んでいます。

 

フィンドレー高校留学報告①【8・9月】

8月に本校からフィンドレー高校に派遣された2名の留学生(中村君、菅野君)から最初の報告が届きました。10か月間の留学の始まりの期待と緊張が素直に語られています。

 【中村君の報告】 

1 今月の主な動き 
August
・8/17(日本時間), 出国、約12時間の飛行機
・8/17, アメリカに到着、初めてホストファミリーと出会う
・8/19, 初めてのハイスクール、日本に留学する2人に学校を教えてもらう
・8/30, 初めてのフットボール観戦
September
・9/1, ホストブラザーが日本へ出発、見送りをする
・9/4, Esportsクラブに入部
・9/10, 訪米中の大野埼玉県知事との食事会、植樹式
・9/15, デトロイトで夢だったメジャーリーグ観戦 (タイガースvsオリオールズ)
・9/16~21, ホームカミングウィーク
・9/20, 同じ高校に通っている日本の子と仲良くなってフットボール観戦、
    菅野君の家にお泊まり
・9/21, ホームカミングダンスパーティー
・9/28, シンシナティに行く

2 学校生活 
映画やドラマで見るような学校の中で、日常を過ごします。日本とは異なり、基本的に授業は全て個人選択、時間割も毎日同じ授業を繰り返します。初めは何もかもが違うので戸惑いましたが、徐々に慣れていき、現在では問題ないほどになりました。ですが未だに英語で話される授業の内容を理解しきれないのが課題です... 
(来月は授業紹介もしようと思います!)

3 ホームステイ
なんと家族は7人(+1匹)家族で、川口市立に留学する長男と入れ替わってホームステイしています。今まで兄弟がいませんでしたが、急に弟・妹が4人増えました。ホストブラザー・シスターに勉強を教えたり、犬とお散歩に行ったりなど、家族の一員として迎えてもらっています!

4 その他
約1万400km離れた土地に移動して、生活を始めて1.5ヶ月が経過しました。アメリカでの生活を通して、良い点も悪い点も含めた生活の全てにおいて今までのあたりまえがあたりまえではないことに気付かされました。学校や文化体験、食事などの期待感と共に、伝えたいことが伝わらない不安、自分の英語力への悔しさなど、この期間は様々な感情を持って過ごしてきました。この貴重な経験を次に生かして、これからの時間を大切にしていきたいと思います。

  本校留学中のJohn Paulと

 

   【菅野君の報告】 

1 今月の主な動き 
・8/16:現地時間で16:30頃に到着、書類の件で聞きたいことがあると別室に案内され、10分ほどで一件落着し、ホストファミリーと合流、そのまま帰宅し、一日を終えました。ですが、時差ぼけの影響で実際に眠ることができた時間は二時間ほどです。
・8/18:高校の日本語授業を担当している先生の授業の手伝いをしました。意外とアメリカの人たちが日本にしっかり興味を持ってくれていることがうれしかったです。それが終わったら、学校のカウンセラーの先生たちと相談し授業の振り分けをしました。先生方が僕たちの意思をくんでおすすめの授業を教えてくれたのですらすらと授業が決まり、安心しました。
・8/24:この間は学校だったので空港到着日と初日を除けばしっかりとした週末は初めてです。ホストファミリーと中村君と一緒に、僕のホストブラザーのクロスカントリー部のレースを観戦しに行きました。
・8/25:ホストブラザーと、学校の友達と一緒に夜ご飯を食べる約束をしていたので、約束の時間まではホストブラザーと家でバスケをしたり、ゲームをしたり、映画を見たりして時間をつぶしました。約束の時間になったときに、ホストブラザーの車でお店まで行き、そこでご飯を食べました。油たっぷりカロリーたっぷりのステーキチップオムレツを食べた後、家に戻って友達も一緒にビリヤードをしました。ほぼ初めてプレイしたので難しかったですが、友達と会話しながらできるのでとても楽しかったです。
・8/31:学校のアメフト部の今年初めての公式試合が行われました。アメフトの試合自体を見るのが初めてでしたが、なにせアメリカ、本場のフットボールなので迫力がすごかったです。結果は惜しくも逆転負けになってしまいましたが、会場の熱気と盛り上がり具合は忘れられません。
・9/1:フィンドレー市内で開催されているフェアに行ってきました。そこではちょっとしたアトラクションの運営や家畜の競り、動物との触れ合いができるスペースなどが設けられていて、外にはワゴンなどで食べ物の販売がされていました。
・9/6:時差ぼけやら寒暖差やら気圧の変化やらでだいぶ体がつらかったのですが、この日についに本格的に体調を崩してしまい、しかたなく学校を休みました。乾燥のせいで夜寝るときにのどを痛めてしまい、炎症を起こすことが多いと考えられます。幸い僕はそのための薬をいくつか持って行っていたのでその日のうちに回復しましたが、こっちに来る際には必ずそれの対策をしておくことが必要になると感じました。
・9/8:土曜日には毎週かならずホストブラザーのクロスカントリーのレースがあるので毎回見に行っています。僕はクロスカントリー部には所属こそしていませんが、毎週見に行ったり応援をしているおかげで、少しずつクロスカントリー部の人たちと仲良くなることができてきました。9月に入ってから少しずつ、長袖を着ないと夜がつらいくらいの気温になってきました。それに乾燥もしているので、慣れるのには多少時間がかかると思います。
・9/12:初めてバスケ部のワークアウトに参加しました。こちらの運動部はほとんどの部活が筋トレを練習内容の一環として行っているのが特徴的で、筋トレを教えることが専門のトレーナーの方たちもいらっしゃいます。部活に参加するまでに健康診断や書類の提出など、やることがたくさんありましたが、それを終えてからはとくになにも面倒なことはありませんでした。
・9/15:人生で初めて、メジャーリーグの試合をデトロイトに見に行くことができました。野球に興味はほとんどなかったので試合の内容や細かいことはよくわかりませんでしたが、リアルでホームランを2回もみることができたのでさすがに熱狂しました。
・9/20:翌日にホームカミングを控えたこの日には毎年、ホームカミングゲームといって、アメフトの試合があります。この試合が、1年の中で一番盛り上がる試合といわれているらしく、その通り観客の熱気と盛り上がり度合いが前回いった試合の比にならないほどすごかったです。
・9/21:ホームカミングです。1年で行われるパーティのなかで最もポピュラーで最も盛り上がるパーティなので生徒の盛り上がりがすごかったです。普段カフェテリアになっている広いスペースにDJブースが置かれ、そこの前に生徒全員であつまって盛り上がるという内容です。学校のほとんどの生徒が来ているので、たくさん友達にすれ違いました。友達とすれ違いざまに挨拶をしていくなかで、初めて、自分が意外とたくさん友達をつくれていたことに気づくことができてとてもうれしくなりました。ただ、本当に悔しいことはホームカミングに中村君を含めた日本人の友達と行ってしまったことです。本当はアメリカ人の友達と行きたかったのですが、どうしても大きなイベントにまだ関係の浅いアメリカ人の友達を誘うことに勇気がわかず、妥協して日本人と行くことにしてしまいました。行かないよりはましなのでよかったですが、この反省をいかしてこれからはもっとアメリカ人の友達との関係値を育てていきたいです。

2 学校生活 
学校では基本的にほとんどの授業が中村君と同じになっているので困ったことやわからないことだけは相談しながら授業を乗り切っています。先生によりけりではありますが、大体の先生が不慣れな僕らに気を使ってくださるので特段気になることなどはありません。授業の内容も、最初は聞き取るのすら難しかったですが、慣れてくると、聞き取れないことは少なくなりました。
・Environmental Sience
・Spanish
・CP Enlish
・Geometry
・Modern World History
・ELL
・Escential Communication
以上は、僕が履修している科目です。僕が履修している科目では、ノートをとることはなく、メールに送られるドキュメントにパソコンで入力して、それを提出するといった感じです。なのでほぼ毎日宿題があります。あと、当たり前ですが全部英語なのでわからない単語や熟語や表現などがあるため、難しいです。ですが正直、勉強内容自体は本当に中学生レベルなので文章が理解できればめちゃくちゃ簡単です。僕は意地でも文章まるまる翻訳にかけることはしたくないのでなるべく単語のみを翻訳にかけるもしくは電子辞書で調べて、文法はあとあと、とにかく単語から内容を読み取る能力を鍛えることを意識しています。
友達を作るのは意外と簡単です。アメリカ人は大体の人がおしゃべり大好きなので、いったん話しかけちゃえば仲良くなることができるし、別にいやな顔する人も少ないです。
ホームカミングに行く際には、男子はスーツ、女子はドレス、といったようなドレスコードがあります。もってくるときにスーツやドレスはかさばるので、こちらに来てから用意することをおすすめします。

3 ホームステイ
僕のホストファミリーは、お母さん、お父さん、息子という家族構成です。お父さんはもう引退をしているので、一日中家にいて、掃除や料理、学校に僕を迎えにくるなどのことをしてくれています。お母さんはまだ仕事をしているので夕方までは家にいません。息子は僕と同い年です。ですが、アメリカでは16歳から運転をすることができるので、学校へは息子の運転で行っています。正直、同世代のホストブラザーがいるのはかなりアドバンテージだなと感じています。なにをするにも基本一番にたよれる存在ですし、話やノリも合うので仲良くなりやすいです。

4 その他 
こちらに来てから驚いたことはとにかくご飯のことです。量と、糖質、油、カロリーが多すぎます。朝ごはんには、卵三つ分の卵焼きと、ピーナッツバターベーグルを毎日食べています。時間がないときなどはシリアルですますことも多いです。それから、アメリカではあまり人の見ためを気にすることがないので、校則で髪型や、ピアス、ネックレスなどのアクセサリーの着用などが禁止されていませんし、服装も意外とみんなてきとうです。なので朝余裕がないときでも別にてきとうにぱぱっと準備していけるし、髪の毛やばいとかでも帽子かぶっちゃえば一発です。日本と違って自由度が高くて本当に楽です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【1年次英語】パフォーマンステスト第2回を行っています。

1年次の「英語コミュニケーションⅠ」では、教室の皆の前で発表 presentation するテストが行われています。"Advertise this"(これを売り込もう)の授業で考えた「理想の製品」について、ペアを組んで、製品名、機能、形状、素材、特長などを、パワーポイントのスライドを使って、英語で説明します。例えば、Cleaning Chair(掃除椅子)、Hair Microwave(髪型レンジ)、Sleeping English(睡眠英語学習枕)等々、ユニークな発表がありました。
今まで常に確認してきた発表時のマナー、①原稿の持ち方 paper position ②視線 eye contact ③表情 expression ④声 voice ⑤身振り gestures ⑥抑揚 intonation を意識しながら、一生懸命発表する姿が印象的です。聞く側も真剣に英語に集中していました。