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グローバル教育

川口市長への表敬訪問(フィンドレー高校からの留学生)

11月11日(火)、フィンドレー高校からの留学生、ブレクストンさんとクリスティーナさんが、奥ノ木川口市長に表敬訪問を行いました。井上教育長をはじめ、川口市教育委員会の方々も出席する中で、留学生二人は、日本語で自己紹介し、市長からの質問に、日本語も交えながら笑顔で応じていました。市長は、「川口市や川口市立高校で気に入った点は何か。」「将来は何になりたいか。」など英語で質問し、ブレクストンさんは、「体育館から校舎につながるラーニングストリートが美しい。私は、アメリカかカナダの大学で政治学を学び、留学生として東大に入りたい。外交官になるのが目標です。」と語り、クリスティーナさんは、「ガラス張りの校舎の窓から見える、富士山や東京スカイツリーがとてもきれいです。慶応大学で、国際関係や国際経済を学びたい。」と話していました。奥ノ木市長は、川口市立高校での生活を楽しんでくださいと二人にエールを送りました。今回の市長表敬は、貴重な経験になりました。関係の皆様、ありがとうございました。

 

 

フィンドレー長期留学 10月報告

フィンドレー高校に長期留学している2年次生(後藤さんと福田さん)から、10月報告書が届きました。アメリカのハロウィーン当日の子供たちの様子やカボチャ畑の巨大迷路についてなど、興味深い内容が報告されています。 

 

後藤  千穂さんの報告書

1 今月の主な動き

・10/4  福田さんのホストファミリーとコロンバスにある動物園に行きました。駐車場も含め、ディズニーランドとシーを合わせたくらいの大きさで、1日中楽しめました。チーターの全力疾走やアメリカの国鳥である白頭鷲など、初めて見る動物が多かったです。この日に人生で初めてキリンに餌やりをしました。

                               

・10/5  授業で仲良くなった子たちと夜ご飯を食べに行きました。
・10/10 ホストファザーの誕生日パーティー
・10/12 ホストシスターの彼氏家族とパンプキンパッチをしに行きました。Corn Mazeと呼ばれる巨大迷路に挑戦しました。パンプキンも日本のものとは比べ物にならないほど大きかったです。この日の夜は数日早いのですが従妹のバースデーパーティーをしました。

                                                   

・1016~10/19  Fall Break(秋休み)
・10/21 翌週に控えたハロウィンを街全体でお祝いするパレードに行ってきました。時間帯も遅く気温が1桁台で寒かったのですが、マリオのフロートだったり、仮装した子供たちがお菓子を配っていたりと日本とは違いますが楽しかったです。同じ学年でドイツから留学に来ている友達は、大きめの袋がパンパンになるまでお菓子を貰ったと言っていました。  

                                                  

・10/25 ハロウィン当日が平日なので1週間早いですが近所の子供たちがTrick or Treat! と叫びながら家々を回っていました。ホストシスターの部活の試合のため、ホストペアレントが夜までいない関係でお菓子を配ることはできませんでしたが、仮装してお家を回っている子供たちがかわいかったです。
・10/26 フィンドレー市内にあるLitzenberg Memorial Woodでハイキングをしました。どんぐりを拾ったり蛇を見つけたり、りすが手に届くくらいの距離で見れたりと幼稚園のときの遠足くらい新鮮な体験ができました。

                                                      

・10/31 ハロウィン当日のこの日はSenior(4年生/高校3年生)が仮装をして学校に来ていいという特権で多くのSeniorが仮装をして学校に来ていました。一番仲の良いSeniorは誰なのかわからなくなるくらいに仮装し、単純に面白くて会うたび笑いが止まらなかったです。 

2 学校生活

今回は時間割と私が取っている授業を紹介します。1 period 20分×2+業間4分=44分 がベースの授業時間になります。4分しか休み時間がないので次の授業の教室が近くない限りみんな早歩きで移動しています。朝は8時に始まり15時には学校が終わります。朝が早いので日が出ていない時間に登校しています。部活動は日本と同じく放課後にあります。以下が私が取っている授業になります。

1/2   American History(アメリカ史)
3/4  Psychology(心理学)
5/6  English 11(アメリカ版国語みたいな授業です)
7/8  Sociology(社会学)
  9   Study Hall(自習) 
10/11 Environmental Science(生物学/環境学)
  12  Homeroom
  13 Lunch
14/15 Pre-Caculus(微積分入門(sin,cos,tan etc...))
16/17 ELL(English Language Learner(英語が母国語ではない人が取る授業))

 3 ホームステイ 

こちらの生活にはだいぶ慣れましたが、日本の感覚で行動し迷惑をかけないように、迷ったときは必ずホストファミリーに確認を取ってから行動するようにしています。季節ごとに見れる動物であったり植物が日本とは異なるので、お出かけしたり学校の帰り道なんかに色々なことを教えてくれます。最近では、りすとうさぎがお庭を突っ切りました。犬もびっくりです。もう少し寒くなると近所の小さい森や収穫が終わった農地で鹿が見られるようになるみたいです。

4 その他 

アメリカに来て約1.5か月経ちますが、思っているよりも時間が早く進んでいる気がします。今月は自分から話しかけることを意識して生活していたこともあり、ほぼ全授業で話せる人が出来ました。日本のポップカルチャー・伝統に興味を持っている人が想像以上に多くて驚いたのと同時に、日本が本当にいろいろな人に知ってもらえていることがすごくうれしかったです。日本文化ではありませんがK-POPは知っていたり好きな人が多かったりするので会話の中に取り入れやすいです。来月からは学校のことも含めイベントがたくさんあるので、こちらでしか経験できないことを楽しみたいと思います。

 

福田 成さんの報告書 

1 今月の主な動き

  10/4 Columbus zooとJapan Market placeにホストファミリー、後藤さんと一緒に行く
     10/10 近くの劇場で舞台を見に行く
     10/11 Leaders FarmsのCorn maze(コーン畑の迷路)をやりに行く
     10/17  フットボールゲームを見に行く
  10/19 Findlay universityのバスケットボールの試合を見に行く     
  10/21 ハロウィーンパレードを見る 
  10/23 FFE(Findlay First Edition)のパフォーマンスを見に行く
  10/26 ホストファミリーと教会に行く

 

2 学校生活

学校生活にもだいぶ慣れてきて、少しずつ余裕ができるようになってきました。先生たちの話しているスピードにもだんだんと慣れてきて、聞き取れる話が少しだけではありますが増えてきた気がします。また、たくさん話すような友人はできていないものの、授業中に同じチームになった人と少し雑談をしたりと本当に少しずつではありますが人付き合いの面でも進歩している気がします。
課題の面では、まだまだ読めない単語が多いことによって読むペースが遅く進めるのが大変です。極力翻訳は使わないように試みていますが、やはり課題の提出期限を考慮すると翻訳をかけなければ間に合わないことも多く、あまり英語力が身につけられていないように感じます。とりあえず翻訳をかけた場合は原文と翻訳結果を見比べて単語や文法をしっかりと理解してから次に進むように心がけ、少しでも英語を学ぶのに役立つようにしています。

  陶芸の授業で作った器たち 

 

3 ホームステイ 

最近はホストファミリーが色々なところに連れて行ってくれたり、一緒にボードゲームやパズルをして遊ぶことが増えてきて、ホストファミリーとの生活を楽しむことができています。また、ホストファミリーはみんな仲が良く、たまに冗談を言ったりと、話していていつも楽しいです。
ちなみに、どうやらホストマザーが市議会に立候補しているようで、最近は選挙に向けて色々と準備のためにホストペアレンツがバタバタしています。

 

4 その他 

学校生活に少しずつ慣れてきて余裕が生まれてきたので、これからは勉強に本腰を入れて取り組んでいきたいです。

本当に英語力がついているのかわからず、今後が不安になってきてはいますが、少しずつでも成長できていると信じて今後もこちらでの生活を楽しんでいきたいと思います。

 

 

 

【1年次】グローバル教育講演会

本校は、グローバルな視野の育成のために、各年次でワークショップを開催しています。

1年次では、11月6日(木)、冒険家の吉田 智輝 氏をお招きしてご講演をいただきました演題は、「地図のない旅に出ようー川口から世界へー」です。吉田氏は7大陸すべての最高峰を海抜ゼロメートルから踏破する「Sea to Seven Summits」に挑戦されています。現在5大陸を制し、残り2大陸への挑戦に向かっています。

 講演では、冒険家を目指したきっかけから、自然の厳しさや踏破するまでに出会う人々、特にすべてを自力で生きるアラスカの人々との交流等に触れながら、様々な視点の話題を提供していただきました。世界、旅、冒険、言語、文化、さらにはAIに至るまで多くの視点から、正解のない問いが生徒に投げかけられました。同時に、英語の重要性を強調されたことも興味深い点です。

持参された25キロのリュックサックを、何人かの生徒に背負ってもらうシーンもあり、会場は最後まで吉田氏の興味深いお話に引き付けられていました。

小さな一歩の挑戦からはじめる勇気をもらうきっかけとなった講演会でした。

  

【2年次英語】パフォーマンステスト第2回を行っています。

2年次のCIRが中心となって進める ALGL:Active Learning for Global Leaders では、2回目のパフォーマンステストを行っています。最終目標であるクラス内ディベートのために、今回のテストは、反論 Rebuttal の力を試します。生徒が引いたカードに書かれたテーマ(電気自動車、野球、ラザニアなど)について、CIR が意見 Opinion、理由 Reason、例 Example を言い、それを聞いてメモ Active Listening し、反論 Rebuttal する活動です。生徒は、英語をフルに使う活動を要求されるので、緊張しながらも一生懸命取り組んでいます。

 

 

【1年次英語】第2回パフォーマンステストを行っています。

1年次の「英語コミュニケーションⅠ」では、各クラスで発表(presentation) するPerformance Testが行われています。"Advertise this"(これを売り込もう)の授業で考えた「理想の製品」について、ペアを組んで、製品名、機能、形状、素材、特長などを、パワーポイントのスライドを使って、英語で説明します。例えば、Flying Chair(空飛ぶ椅子)、Flavor chopsticks(味変箸)、Sleeping English(睡眠英語学習枕)等々、ユニークな発表がありました。今まで常に確認してきた発表時のマナー、①原稿の持ち方 paper position ②視線 eye contact ③表情 expression ④声 voice ⑤身振り gestures ⑥抑揚 intonation を意識しながら、一生懸命発表する姿が印象的です。聞く側も真剣に英語に集中していました。