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グローバル教育

フィンドレー高校留学報告⑧【4月】

今回の留学期間も残り1か月を切りました。フィンドレーの生活に溶けこんでいる様子が伝わる報告です。

  【中村君の報告】  

皆さんお久しぶりです!充実したゴールデンウィークを送っていますか?残念ながらアメリカは平日です。ですが、授業では今学期終了に向けて最終プロジェクトが始まってきました。今回のレポートは野球スペシャルです!野球部の皆さん、そして好きな皆さん、ぜひ感想を聞かせてください! 

1 今月の主な動き 

4/5  友達の家でパーティー
4/6  デトロイトへショッピング
4/18~4/21  スプリングブレイク
4/20~4/23  インディアナポリス、シカゴトリップ
4/22  カブスvsドジャース メジャーリーグ観戦 

2 学校生活 

 春になったということで、私の所属する野球部も毎日のように練習と試合に取り組んでいます。ということで、私が感じたシーズン中の動きや日本との違いをお伝えします!
 まずはシステムですが、オハイオ州全ての高校はオハイオ州高校体育協会(OHSAA)に所属していて、フィンドレー高校を含むオハイオ州北西部の高校はNorthern Lakes League (NLL )というリーグに属しています。国規模で行う全国大会はありませんが、リーグに勝ち進むとステートチャンピオンシップスに出場することができます。この大会には多くのスポンサーがつき、ライブストリーミングもされるため、メジャーリーグやマイナーリーグで使用される球場で試合をすることになります。次に試合についてですが、練習試合も含めて毎週3~5試合ほどが行われます。試合は7回制で同点の場合は10回まで延長されます。日本のようにユニフォームや道具の色に厳しい制限はなく、チームカラーも様々です。また、パンツスタイルも指定がないので、プロ野球のようなロングスタイルや高校野球のようなショートスタイルの選手もいます。
  私が個人的に一番興味深かったのは、監督、コーチの動きです。攻撃時はコーチの先生方がランナーコーチとなり、グラウンドからサインを出します。守備時はキャッチャーとトランシーバーで会話をしており、1球ごとにコーチ陣から指示を出すことができます。また、常にダグアウト内ではポートフォリオとiPadに試合を記録しており、相手チームの分析や自分たちの詳細なデータを確認することができます。まるでメジャーリーグの野球に参加しているような体験をさせていただいていて、とても貴重な経験になっています。最後まで全力で取り組んで、皆さんにもより多くの情報をお届けします! 

3 ホームステイ 

 4月中旬、最後の連休イースターブレイクを利用して、家族でインディアナポリスとシカゴに行ってきました!

・インディアナポリス (インディアナ州)
 フィンドレーから車で3時間程度の場所に位置するインディアナポリスはインディアナ州の州都です。今回はホストマザーの妹さんの家に遊びに行きました。一番有名なものと言えばインディ500ではないでしょうか?世界最大規模のモータースポーツで、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで毎年5月に開催されます。時速350km越えのスポーツカーが同じコースを周回し、決勝では走行距離500マイル(約800km)を走破します。(※インディ500の500は決勝の走行距離から名付けられました。)サーキットがある地域はSpeed Wayと名付けられ、街中には至る所にチェッカーフラッグが掲げられているほど、町中が一体となって盛り上がる一大イベントです。

・シカゴ(イリノイ州)
 ミシガン湖の西端に位置するシカゴはアメリカ第3の大都市であり、高層ビルと高架化された鉄道が生み出す近代的な光景は世界一の摩天楼と呼ばれています。東部と西部をつなぐ地理的要因と、ミシガン湖による貿易業により、古くから発展してきました。ディズニー映画カーズの舞台となったRoute 66はシカゴからカリフォルニア州ロサンゼルスまでをつなぐ道路で、アメリカの歴史を語るには欠かせないものとなっています。中心街のメインストリートにはレストランやブランド店舗、世界各国の領事館もあります。個人的に、整備されている大きな道路と公園が並ぶ光景は、東京にとてもよく似ていて、ニューヨークなどと言った他の都市とは全く違う印象を抱きました。
 日本からもアクセスしやすい両都市ですので、ぜひ機会があったら訪れてみてはいかかでしょうか?

4 その他 

 人生2度目のメジャーリーグ観戦をしてきました!(実はこれがシカゴを訪れた最大の理由です...)しかも今回の試合はカブスvsドジャースです!3月に東京で盛り上がっていた試合がアメリカ現地でも行われました。もちろん日本人選手たちも数多く所属しており、大谷選手をはじめ、今永投手、鈴木選手、山本投手、佐々木投手が同じシカゴに滞在していました。カブスの本拠地であるリグレーフィールドはMLBで二番目に古い球場で、球場様子、周辺の街並みなどから歴史を感じました。試合内容は両チーム合計27安打、21得点、ホームランが6本も飛び出すメジャーリーグらしい乱打戦でした。一番の見所は9回裏2アウト、9-10で負けていたカブスがあと一球で試合終了の場面で、同点ソロホームランを放ちゲームを振り出しに戻した場面です。その瞬間は球場中が一体となって歓喜に溢れていて、私も見知らぬカブスファンたちとハイタッチしたり写真を撮っていました(笑)結果は11-10でカブスの勝利。夜のシカゴの街には至る所にカブスの勝利を祝うWフラッグが掲げられていました。こんなに貴重な経験ができて本当に楽しかったです!

      

 【菅野君の報告】 

1 今月の主な動き
 4/1  エイプリルフール
 4/12 デイトンへ行く
 4/13 ケンタッキー レキシントン へダーべーレースを見に行く
 4/17 テキサス ギャルベストン へ旅行
 4/21 フィンドレーへ帰還 

2 学校生活
 今月からバスケをする機会がほとんどなくなり、学校へは勉強だけしに行くみたいな感じになりました。ただそうなると友達と話す機会が格段に減ってもったいないと感じるようになったので、家でも友達と電話したり、家に帰るまでのバスの中でも友達を作ったり、学校内外関係なく人と話す機会をとにかく増やすことを意識しました。そうすると自然と英語を話していない時間にも、脳内で英語でものを考えられるようになるし、独り言とか寝ている間に見る夢でも自分が英語を喋るようになるので英語に触れる時間を少なくすることができて普段からの意識の改革をすることができました。 

3 ホームステイ
 今月は予定のない週末に一度、イースター休暇に一度、旅行に行きました。
 週末では、フィンドレーと同じくオハイオ州にあるデイトンという地域、またケンタッキー州にあるレキシントンというところに行きました。デイトンではエアフォースミュージアムという、アメリカで世界大戦以前からずっと進められている旅客機、戦闘機の開発の変遷をたどる博物館に行きました。興味深かったです。レキシントンでは、もしかしたら日本でも聞きなじみがあるかもしれないケンタッキーダービーという競馬の大きなイベントを見に行きました。日本とはまた違った競馬場の雰囲気や大きなダービー馬たちに感動しました。
 イースター休暇では、デトロイトから飛行機に乗ってテキサス州ヒューストンにある、ギャルベストンという南の島に行きました。隣接しているのはメキシコ湾なのでとても汚い海だったのですが、街並みや船は壮観で楽しかったです。 

4 その他 
 いよいよ帰国日が間近に迫っていてすこしさみしく感じます。ここで出会ったたくさんの友達、場所、思い出にお別れをしなくてはいけないのはつらいし、こっちの友達もみんなさみしくなるなとか、こっちに残ればいいのにとか、来年遊びに来いよとか別れを惜しむ声をたくさんかけてくれるので今のうちにたくさん話して遊んで、もっと思い出を作ろうと思います。

  

 

 

オランダアートプロジェクト④

 本日はオランダからアニタさんとアーティストの方をお招きしてワークショップと、オランダの学校から来た作品をもとにした創作活動が行われました。

 リネンを使って環境問題を表現するため、川口市にある株式会社ライジング・リネンサービス様より破棄する予定のリネンを譲っていただき、本日の活動の準備がはじまりました。

 まず最初はオランダ在住のアーティストによるパフォーミング・アートを体験しました。動くグループとそれをクロッキーを使って表現するグループにわかれるという、私たちが体験したことのない創作活動でした。

 その後、オランダのシタデル校から届いた作品をつかってグループごとに創作活動を行いました。届けられた作品から自分たちのイメージをいれて作品を作成するという難しい作業ではありましたが、色付きの氷を使って地球温暖化を表現するグループや花をたたいて色を付けるなど、どのグループも一生懸命に取り組み、短い時間でしたがなんとか完成させることができました。

   

   

 

オランダアートプロジェクト③

 今回はいよいよ来週のワークショップに向けて、グループごとにどんな作品を作成するか話し合いました。

 お互いが考えているイメージを写真や絵を使って説明し合ったり、オランダ側のグループの中には実際に作品を作り始めるグループもありました。

 交流の後に、全体で来週のワークショップに必要な画材の共有を行いました。布や日本の植物、ペットボトルなどそれぞれのグループから出てきて、来週のワークショップに向けてワクワクしながらの解散となりました。

 

  

フィンドレー高校留学報告⑦【3月】

フィンドレーの留学生活も残り少なくなってきて、様々な気持ちが報告されています。

  【中村君の報告】  

 1 今月の主な動き
2月末 ACT受験)
   3/9   ワッフルパーティー、トレドでアイスホッケー観戦
   3/18  野球部 オープン戦 初戦
   3/20~3/24   ニューヨーク旅行
   3/29   野球部 シーズン開幕戦 

 2 学校生活 
   3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。そして、大変な高校受験を乗り越えてきた新1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。桜舞い散るこの季節、日本では様々な出会いと別れが溢れますが、アメリカでは全然そんなことありません。みんな普通の学校生活です...
  ということで、先月お伝えした大学受験に関連して、先日私たちも受験したACTテストについて特集します!振り返りですが、ACT (American College Testing) はアメリカで大学進学を目指す高校生が受験する学力テストで、このスコアが大学受験の合否に影響します。 日本の共通テストと違うのは、1年に何度も実施され、高校4年間であれば何度でも受験可能。自分のベストなスコアで戦うことができることです。ACTにも様々な種類があるのですが、今回私はエッセイを除いた全教科を受ける一般的なパソコンのオンライン受験を行いました。 (エッセイも含める場合は記述式のテストを受けることが多いです。)
  テストの教科は大きく分けて4つ ”English, Reading, Math, Science” です。各項目を簡単に説明すると、
   English - 文法、論理表現 [問題数 75 / 45 min]
   Reading - 長文読解、コミュニケーション [問題数 40 / 35 min]
   Mathematics - 数学 [問題数 60 / 60 min]
   Science - 理科 (化学、生物、環境、物理) [問題数 40 / 35 min]
  もちろん全部英語なのですが、問題文の理解さえできれば、内容は共通テストよりも気楽に解くことができると思います。アメリカの大学に進学、留学してみたい方は日本でも受験することができるので、ぜひトライしてみてください! 

3 ホームステイ
 
春休みの5日間を利用してニューヨーク旅行に行ってきました!去年から計画を立てていた一大イベントで、中西部では体験できない独自の文化や生活の違い、様々の国から人やものが集まっていて、本当に世界の中心なんだと感じました。全てをレポートするのは大変なのでいくつかトピックを抜粋してご紹介します。
・タイムズスクエア、ブルックリン橋
  アメリカと言ったらココという2大観光地でタイムズスクエアは一日中休むことなく巨大な看板広告と音楽に囲まれ文化の発信地であることを感じました。ブルックリン橋は1883年に完成したアメリカ最古の吊橋、世界最古の鋼鉄ワイヤー吊橋でマンハッタンとブルックリンの約1.8kmを繋いでいます。

・生活、交通
  私の住んでいるフィンドレーではほとんどの住宅が一戸建てで、電車やバスはなく、近場の移動も車で行います。ニューヨークではアパートが隙間なく立ち並び、移動は地下鉄、バス、タクシー、フェリーなど様々な手段が存在します。物価はNYの方が1.3~1.5倍ほど高く、レストランやサービスになるとさらに上昇します。

・食事
  食べたいものはなんでも食べられます。マンハッタンの中でもダウンタウンの東側には有名なチャイナタウンとリトルイタリーがあって、そこでは食事以外にも街中の建物、文字が全て他の国に変化します。ニューヨーク市全体で見てみると数多くの日本食レストラン、日本人向けスーパーも存在して、店内で作ったおにぎりからお菓子、化粧品、医薬品、なんと生魚まで買うことができます!おそらく移住する日本人の方は困りません。

・展望台
  私はビルなどの建物が好きなのですが、なんとこの期間中3つもの展望台を巡ってきました!ということでそれぞれを簡単にお伝えします!観光に訪れる方は役立ててみてください。

  1.The Edge: 2020年にできた335mに位置する西半球で最も高い屋外展望台、ビルから飛び出たデッキから美しいNYの空気と共に開放感のある空間で都市を見渡せます。
  2.SUMMIT One Vanderbilt: 2021年にできた地上370mの全面ガラス張り展望台、室内空間はテクノロジーとアートを駆使したミラーになっていて、室内でも楽しめます。
  3.One World Observatory: 9.11で崩壊したワールドトレードセンター跡地に建てられた西半球で一番高いビル(One World Trade Center / 541m)にある地上381mの展望台、最上階はレストランになっていてマンハッタンを一望しながら食事ができます。

4 その他 
 
いよいよ最後の4th Quarterが始まり、野球のシーズンも本格的に始まりました。最近は一日一日の重みを噛み締めています。実は今回訪れたニューヨークは私の中で特別な場所でした。幼少期からニュースやドラマ、映画を観てきた私にとってニューヨークは作品の舞台であり、世界の中心に一度は訪れてみたいと憧れていました。これは高校一年生時の自己紹介や、フィンドレー留学代表者を決める面接でもずっと伝え続けてきました。この旅行は私の夢が叶った瞬間でもあり、本当に価値のある5日間だったと感じています。この貴重な経験を糧に残りわずかの留学も価値のあるものにしたいと思います!新たな環境で過ごす4月は大変だと思いますが、私たち新3年は高校最後の春です。後悔の無いよう、みなさんも新学期を一緒に頑張りましょう!

 

 

 【菅野君の報告】 

1 今月の主な動き 
  3/17 バンケット
  3/15  3rd quarter 最終日
  3/21  spring break はじめ
  3/23  クリーブランドへ 

2 学校生活 
  今月に入って明らかに変わったことや起こったこと、特筆すべき学校生活に関することなどはありませんが、これだけは変わったなと感じることは、授業の中でも友達と話すことが今までよりも圧倒的に増えました。最初から最後の授業まで、すべての授業においてイツメン的なものができて、基本的にはそのメンバーで話すことができるので授業中でもしっかり英語での会話のレベルアップにつながることができていると感じられてうれしいです。また、ランチメイト(ランチの時間にご飯を一緒に食べる人の意)ができて、毎日ランチの時間はその人たちとわちゃわちゃしています。 

3 ホームステイ 
 バスケットボールのシーズンが終わり、今シーズンは特にどこのチームにも属しておらず、またオフシーズン中の練習もまだ始まっていないため、今月はとても暇でした。そのため帰ってきてからホストファミリーと話したり遊んだりする時間がより増えたなと感じます。僕のこちらでの趣味は、ビリヤードなのでホストファザーとめちゃくちゃ練習をしています。
  また、今月は春休み的な休日があったので軽い旅行に行きました。僕たちが旅行に行ったクリーブランドという場所は、実はオハイオ州の州都のコロンバスよりも有名だし人気の都市です。事実、コロンバスのNBAチームはありませんが、クリーブランドとデトロイトのNBAチームはあります。変です。 

4 その他 
 今月は本当に暇でした。何もすることがなく、学校の課題を消化する毎日でした。クリーブランドには前々から行ってみたいと思っていたのでこの機会に行くことができてとてもよかったですが、そのほかに特にやることもなかったので今月でビリヤードがひたすらうまくなっただけです。来月は何か特別なことがあることを期待します。
  今月に入って、もう残るフィンドレーでの生活も二か月を切っているということに気づき、少し寂しくなるとともに焦りを感じています。帰ってからはやることも勉強しなきゃいけないことも増えることが確定しているので、今のうちに残りの二か月を使って英語の知識だけでもネイティブレベルに持っていけるように頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

オランダアートプロジェクト②

 今回はそれぞれのグループに分かれてオンライン交流をおこないました。

プロジェクト主幹のオランダのアニタさんから3つのテーマを与えられ、自己紹介ののちにグループで意見の交換を行いました。初めてのzoomによる交流にもかかわらず、積極的にコミュニケーションを取ろうとしている姿がとても印象的でした。

 環境問題を表現する方法について画期的な意見も出され、今後の展開が楽しみになる会となりました。

 

オランダアートプロジェクト①

 Zoomを使用したオンライン交流が本日よりはじまりました。オランダ・ナイメーヘン市にあるCitadel Collegeとの交流になります。時差のため17時から開始です。 

   今回はお互いの自己紹介と、このプロジェクトで交流のツールとなるpadletの使用方法について学びました。

交互に自己紹介をしていく中で、この日に誕生日を迎える生徒がいることがわかるとオランダ語でバースデーソングを歌ってお祝いをしてくれる場面もありました。画面を通してですが、新しい言語、文化に触れる時間となりました。

 次回は4月。グループに分かれて本格的な交流とサステイナビリティ意識したアート作品への意見交換がはじまります。

 

  

フィンドレー高校留学報告⑥【2月】

留学期間も残すところ3か月足らずとなりました。少しずつ終わりが見えてくる中で、人の留学生はそれぞれ、フィンドレーでの生活を充実させている様子が伺えます。

  【菅野君の報告】 

1 今月の主な動き 

2/10 今日から怒涛の四日間連続でバスケの試合があるというバスケウィークです。
2/21 今日でバスケの試合が最後で、もうバスケのシーズンが終わってしまいます。
2/27 バスケチームで最後のミーティングをしました。最高のチームでした。 

2 学校生活 

 今月に入って学校の友達が異様なほど増えました。みんなの僕への対応もだんだんと自然になってきて、普通に休日に友達と遊んだりができるようになりました。また、以前は先生たちがみんなぼくのことを一留学生、まだ英語勉強始めたての初心者英語話者として扱っていた感が否めませんでしたが、最近になって僕が積極的に質問をしたり話しかけたりしているおかげで、ほかの生徒となんら分け隔てなく扱ってくれることが増えた気がします。専門用語の多い数学に関してはまだまだ勉強不足で至らないところもありますが、これからも頑張りたいです。 

3 ホームステイ 

 今のホストファミリーは料理をしっかり目にする家庭で、アメリカの、いわゆる家庭料理と呼べるものを楽しめています。また、ホストマザーは頭がよく、落ち着いた人なので、僕に英語やアメリカに関する様々な知識を教えてくださいます。そしてホストファザーは何の活動にも積極的で、僕にいろいろアクティビティの提案をしてくれます。そのうちの一つがビリヤードをすることで、こちらでの一番の趣味としてバーにいるおじさまおばさまたちと楽しんでいます。 

4 その他 

 今月は本当に忙しくてとくに特別な活動ができませんでしたが、逆にあっという間に時間が過ぎてしまったせいで、こちらでできた友達や知り合いとの関係がもうすぐ終わってしまうというのをとても寂しく感じます。唯一の救いは、友達がみんな、来年のバスケのシーズンには帰ってきて試合を見においでとか、僕がいなくなることを寂しく思ってくれる声をかけてくれたことです。ここから、学校での友達がたくさんできたことを実感しました。それはバスケチーム内外で一緒で、バスケチームじゃない人ともたくさん話すことができるようになってきたおかげで交友関係がとても広がりました。やっぱりさみしくなるのはあるけど、出会えたことに感謝をして残りの三か月を全力でフィンドレーを満喫することに使いたいと思います。

 【中村君の報告】 

滞在期間は残すところあと70日ほどに迫りました! 

1 今月の主な動き 

2/6 ミニコンサートへ
2/7 フィンドレーアートワークウォーキング
2/9 コロンバスでショッピング
2/17 Presidents’ Day
2/24 Baseball トライアウト

 2 学校生活 

  3年生の先輩方は卒業を間近にし、2年生は受験勉強に勤しんでいると思います。ということで、今月はアメリカの高校・大学事情についてお伝えします!
 前回紹介したFinancial Literacyの授業では、将来に向けてのキャリアプランなどをみんなと共有しました。生徒は 23人中 21人が大学進学希望、そのうち 5人がオハイオ州内の大学進学希望でした。入試方法ですが、日本を含めた東アジアでは共通テストのような一斉入試方法が採用されていますが、アメリカではほとんどの生徒がACT、SATという独自の試験を受けます。これらは大学とは別の法人が運営している学力テストで、これらの結果が調査書に記載され、合否判定に影響します。どちらも年7回実施していて、なんと高校4年間であれば何度も受けることができます!他にも高校での単位、GPA(成績評価)、ボランティア活動、職業経験が調査書に含まれます。
  実はアメリカには国立大学というものは存在しません。州立、私立(企業、宗教法人)の学校があり、その中でも総合大学、リベラルアーツカレッジ、コミュニティカレッジに分類されます。オハイオ州で最大級の規模で 2024-25 シーズンのカレッジフットボールを優勝して全米一になったOhio State Universityはオハイオ州立大学。フィンドレーに位置し、私たちもお世話になっているUniversity of Findlayは宗教法人が運営する私立大学になります。
 似ているようで全く違う日本とアメリカの大学ですが、得られる経験はどちらも特別なものになると思います!ぜひ興味がある人は、海外の大学に視野を広げるのもいかがですか? 

3 ホームステイ 

 アメリカと言えばスポーツ大国!ホストファザーはアイスホッケーのチームに所属していて毎週試合したり、家でもNHLのデトロイト・レッドウィングスの試合を観戦します。他にも世界トップクラスのスポーツリーグが数多く存在しており、エンターテイメントとして、とてつもない人気を誇っています。中でも、NFL (アメリカンフットボール)、NHL (アイスホッケー)、NBA (バスケットボール)、MLB (野球)は北米4大プロスポーツリーグと呼ばれており、スタジアム、観客、イベントの規模はどれも世界最大級です。他にもMLS (サッカー)や各スポーツのカレッジリーグも人気があり、テレビやレストランでは必ずと言っていいほど放映されています。また、国民のスポーツへの関心や、チーム数が多く地域密着型であることから、家のフロントヤードには、星条旗や応援しているチームフラッグ、地元の学校の応援グッズがデコレーションされています。最後にアドバイスですが、これからアメリカに留学したり、生活したいと思っている人は、アメフトのルールやチームを知っておくことをおすすめします。(ホームカミングゲームや、スーパーボウル視聴などで絶対に関わるから...) いつかアメリカに旅行に訪れる際は是非スポーツ観戦をしてみてください!

4 その他 

  いよいよベースボールのシーズンが始まりました!友達もたくさん増えて、おかげさまで毎日が野球漬けの生活です。来週からはいよいよ対外試合も始まります。試合や練習に対する考え方や、アプローチがなにもかも日本と違うので大変ですが、とても勉強になる毎日です。来月のレポートテーマは野球尽くしになりそうですね...また、学校の章で述べたアメリカ大学入学資格試験のACTですが、オハイオ州の11年生は受験料を負担してくれるので、この機会に私も受験してきました!いつかはそのレポートもしたいと思っています。
 残りの期間も皆さんに私が経験したことをたくさん伝えていきます!

 

【2年次英語】クラス内ディベートを行っています。

2年次のALGL(Active Learning for Global Leaders)では、ディベートの実践に向けて、これまで様々な活動を重ねてきました。意見を発表するためのOREO、相手の意見を聞きメモを取る Active Listeninng、資料収集する Research、質問 Question、反論 Rebuttal、アタック Attack 、ディフェンス Defense 等々、貴重な経験を積んできました。今回最後の仕上げとして、クラス内で対戦したことのないチーム同士で、ディベートを行っています。これまでの練習成果をもとに、皆熱心に取り組んでいる姿が印象的です。
論題:Social media should be banned until age 16 in Japan.
         (SNSは16歳まで禁止すべきだ)
に対して、心身への影響、情報入手、コミュニケーション等の様々な観点から、意見が交わされていました。
 

【2年次英語】パフォーマンステスト3を行っています。

今回は、2年次の PerformanceTest の様子ををご紹介します。2年次生はこれまで、Debate(討論)の準備学習として、意見の述べ方である OREOOpinion(意見)Reason(理由)Example(実例)Opnioni(結論)や、Active Listening(聞き取ってメモ)、Question(質問)、Rebuttal(反論)、Attack(アタック)、Defense(ディフェンス)等々、様々な形での意見の交わし方を学んできました。討論の根拠となる Research(調査にも十分な時間を費やしました。最後の授業では、クラス内で対戦のなかったチーム同士での Final Debate が行われます
今回のテストは、"Social media should be banned until age 16 in Japan."(SNSは日本では16歳まで禁止するべきだ)の意見について、CIR一人 対 チームという形で Debate(討論)するテストです。チームの総合力が試され評価されることになります。

 

  

 

オランダアートプロジェクト始動

 オランダとの共同アートプロジェクトが始動しました。

テーマは『サステイナビリティ』です。大阪万博のオランダ館での作品展示が最終ゴールとなります。

 本日はグループに分かれて、オランダについて知っていること・知りたいこと、どのような作品を作成したいか、などのブレインストーミングを行いました。各グループごとに発表をして、全体で共有しました。

 次回、3月12日からオランダの学校とオンライン交流がはじまります。