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グローバル教育

英語でディベート!!

2年生の「コミュニケーション英語Ⅱ」では、CIRの指導のもと、ディベート debate の基礎を学び、その実践練習を行っています。今回は、11月26日(火)第7限、2年4組で行われた授業の様子をレポートします。
 ディベートとは、ある公的な主題 topic について異なる立場に分かれ議論することで、肯定チーム for/affirmative否定チーム against/negative、それに議論を見て審査する観客 judge がいることが条件となる議論のことです。論理的に議論をするコミュニケーション活動であり、観客が勝敗を決める一種の競技です。
    まず、賛成側が賛成する理由を述べ、続いて反対側が、反対する理由を述べます。次に、賛成側が、反対側の意見に反論し、それに対して反対側は、賛成側の意見にさらに反論します。最後に、賛成側は、賛成側が勝っていることをアピールし、反対側も勝っていることをアピールします。勝敗は、審判の得点総合計で判定されます。
 今回のトピックは、原子力 nuclear power の利用の是非についてです。原子力を有効に活用し地球環境への効果等を賛成チームが訴え、一方反対チームは原発事故の危険性、甚大な被害等を主張し、学んできた英語表現を一生懸命駆使しました。
 ディベートは、英語力を総合的に高めるだけでなく、論理的思考力プレゼンテーションの技術、さらにはチームワーク向上にも役立ちます。

 

英語で Performance Test 実施

 1年生の英語科目「コミュニケーション英語Ⅰ」では、Performance Test(パフォーマンステスト)を実施中です。
  生徒がペアになり、一人はウエイター/ウエイトレスwaiter/waitressに、もう一人は客customer になって食事の会話を進めます。まず、ウエイター/ウエイトレスはメニューmenuを見せて本日のおすすめtoday's specialを伝えます。客は好きなメニューを注文しますが、その際、メイン料理main dish、添える副菜side dish、飲み物drinkの3つを選びます。食事を終えたら客は料理の感想を述べ、デザートdessertを注文し、最後にお勘定をします。
 緊張の面持ちながら、皆、レストランの中にいるつもりで、一生懸命ウエイターや客になりきってがんばっていました。CIRがどんな評価をしてくれるか楽しみです。

グローバル教育講演会「出会い・つながり・未来へ」

 本校育の柱の一つである「グローバル人材の育成」の一環として、11月21日(木)の午後、グローバル教育講演会が開催されました。「世界に目を向けよう 地球市民学習」というNGO団体の代表を務められる金子玲子氏を講師に迎え、「出逢い・つながり・未来へ」というテーマの講演会・ワークショップに3年生(旧市立高校)6クラスが参加しました。
 まず5時間目は、スライドを見せながら、カンボジアの児童労働地雷の問題について語られました。同じアジアの一部に今もなお、このような現実があることに衝撃を受けた様子でした。

 6時間目は、世界のみんなで解決すべき課題SDGs(Sustainable Development Goals:接続可能な開発目標)について学び、グループに分かれて、一人ひとりがどんな取り組みができるかを考え、発表しました。そして、様々なアイディアを書いた付箋を「未来の樹」と題した模造紙に貼り付け、「未来の樹」はアイディアの実で一杯となりました。
   地球市民として、仲間と一緒に未来を作るという自覚を持つ、貴重な機会を持つことができました。