SSH

川口市立高校のSSH 

Society5.0に向けた⼈材育成で重視される STEAM教育を、教科間連携・校外連携を含む幅広い分野の総合的・探究的な学習に位置付けて促進するため、その総合的な取組となる「課題研究」を授業として実施するためのカリキュラムを開発します。開発した連携⼿法や指導法・教材などの成果を校内・校外に発信し、普及展開のための科学連携システムを構築します。まず、理数科での研究開発を先⾏実施し、そこで開発した⼿法をもとに普通科での研究開発を展開します。 

対象は、理数科・普通科(スポーツ科学コース・中高一貫コース含む)すべての生徒です。

04 川口市立高等学校SSH全体計画.pdf

R7 理数探究ⅠⅡⅢ 年間計画.pdf

新着情報

SSHの取り組み

【SSH】令和7年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会

令和7年8月6日~7日で開催された「令和7年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」に理数科3年次生4名、理数科2年次生2名が参加してきました。

3年次生は「理数探究Ⅱ」「理数探究Ⅲ」で継続してきた研究成果をポスターにまとめて発表してきました。タイトルは「クロロフィルを増やそう!~藻類の培養と光周期の違いによるクロロフィル含有量変化の比較~」です。

発表に使用したポスターはこちら↓

クロロフィルを増やそう!~藻類の培養と光周期の違いによるクロロフィル含有量変化の比較~.pdf

 

2年次生は現在行っている課題研究に活かすために、他校の発表を見学してきました。本校の代表として発表した1名も2年次に見学のために参加し、この発表会を目標にモチベーションを高めることができたと語っていました。

令和7年度 湾岸生物探究合宿最終日

7/22(火)、湾岸生物探究合宿も最終日となりました。

まずは初日に受精させたウニの観察です。時間が経ち、プリズム幼生からプルテウス幼生まで変化したのを確認した後、7月頭に受精させた稚ウニを和田先生から観察させていただきました。

その後、清本先生から脊索動物ナメクジウオについて講義をして頂き、実際のものを顕微鏡で観察しました。進化の過程を考えるうえで興味深い動物であるナメクジウオについて、授業で習った事と関連付けて紹介してくださいました。すべての講義・実習を終え、3日間お世話になった実験室を掃除し、バスに乗って川口へ帰りました。

令和7年度 湾岸生物探究合宿二日目

7/21日(月)、湾岸生物探究合宿二日目は潮の満ち引きの関係で朝の7時に実験室前に集まり、清本先生のアテンドの元磯採集から始まりました。

8時過ぎに採集を終え朝食をとった後、9時から昨日のウニの発生の観察の続きを1時間ほど行いました。その後、清本先生より磯の生物の分類について講義を受け、採集した磯の生物たちを観察・スケッチしました。また、今回のコンディションでは採集できなかった生物たちについても、清本先生から紹介を受け解説していただきました。

それぞれの生物の分類を黒板・ホワイトボードに書きました。その後、研究室で飼っているウミユリとサンゴを、清本先生とTA井原さんに説明してもらいました。

夕食を取って夜は、またウニの発生を確認して清本先生から館山湾に生息するサンゴについての講義と観察を行いました。観察は、サンゴの幼生を顕微鏡で見て、その特徴をスケッチしどのようにサンゴとしての一生を送るのか、動画を交えて教わることができました。

令和7年度 湾岸生物探究合宿一日目

 7月20日(日)~22日(火)、1・2年次生希望者17名が千葉県館山市にあるお茶の水女子大学湾岸生物教育研究所にて湾岸生物探究合宿を行いました。

渋滞しているアクアラインを抜け、海ほたるPAで休憩してから一路房総半島の端までバスで走り、13時過ぎに湾岸生物探究研究所へ到着しました。まずTA和田先生によるウニの発生についての講義から始まり、メスのウニの放卵を観察し、それを受精させ顕微鏡で細胞分裂する様子を観察しました。

夕食を取って19時からは湾岸生物教育研究所長である清本正人先生のアテンドの元、日が沈む館山湾をバックにウミホタルの採集を行いました。餌の入った瓶を海へ投げてじっと待つこと15分。引き上げた瓶には神秘的に光るウミホタルがいました。また日が落ちて暗くなってから空を見上げると、川口では見られないたくさんの星が散らばっていました。

その後実験室に戻り、清本先生からウミホタルについての講義を受講した後、顕微鏡で観察をして一日目の実習を終えました。

                               ・遠くにうっすらと富士山が見えます

更新履歴
トピックがありません。
アクセスカウンター
{{counterChar}}