SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、先進的な科学技術、理科・数学教育を通じて、生徒の科学的な探究能力等を培うことで、将来社会を牽引する科学技術人材を育成するための取組です。
川口市立高校のSSH
Society5.0に向けた⼈材育成で重視される STEAM教育を、教科間連携・校外連携を含む幅広い分野の総合的・探究的な学習に位置付けて促進するため、その総合的な取組となる「課題研究」を授業として実施するためのカリキュラムを開発します。開発した連携⼿法や指導法・教材などの成果を校内・校外に発信し、普及展開のための科学連携システムを構築します。まず、理数科での研究開発を先⾏実施し、そこで開発した⼿法をもとに普通科での研究開発を展開します。
対象は、理数科・普通科(スポーツ科学コース・中高一貫コース含む)すべての生徒です。
◎こちらで開発した教材等を公開しています⇒SSH教材等
SSHの取り組み
【SSH】理数科・中高一貫3年次生課題研究成果発表会
7/14(火)、理数科・中高一貫生探究活動合同成果発表会を行いました。
これは、昨年度SS理数探究Ⅲを履修した理数科3年次生がその成果を理数科1・2年次生に披露する場として設定した成果発表会を、SS総合探究「KC」に必修で取り組む中高一貫3年次生を交えて今年度リニューアルした取り組みになります。まず大ホールで理数科・中高一貫生全年次で開会式を行った後、一貫生HR教室、地学・物理・化学・生物実験室、実験講義室1・2にてすべての生徒が発表を行い、理数科生、中高一貫生に加え附属中1~3年次生並びにそれぞれの保護者の皆様が見学をしました。
その後、大ホールに再び会場を移し、理数科2発表、中高一貫2発表、計4つの代表発表を行い、お茶の水女子学嶌田先生、植竹先生、本校SSH運営指導委員山口先生、JST主任専門員奥谷先生にそれぞれ御講評を頂きました。各発表に対して理数科生、一貫生、中学生の各年次から活発な質疑が行われ、そこからさらに探究が深まった時間となりました。
代表発表①理数科3年次生(SS理数探究Ⅲ)
代表発表②中高一貫3年次(KC)
代表発表③SSH生徒発表会代表(理数科)
代表発表④中高一貫3年次(KC)
R8発表一覧.pdf
【SSH】理数科&中高一貫1年次・附属中3年合同ミニ探究『オリジナルデータを集めよう』
7/13(月)、理数科1年次生、中高一貫1年次生、附属中3年生が合同でミニ探究を行いました。
課題研究において不可欠となる「オリジナルデータの収集能力」養成を目的として、昨年度より取り組みが始まった本企画。KCの4学年合同ゼミが始まった今年度は附属中3年生を加える形で実施しました。さらに昨年度に引き続き高校校長の吉野先生に加え、附属中校長の森田先生、高校副校長の新居先生、鎌田政策アドヴァイザーと管理職の先生方、また中学の宮本先生、お茶の水女子大植竹先生と講師陣も幅広く揃え、年次や中学高校の枠を超えてミニ探究活動を行いました。
【R8テーマ】
・1000回振れば、本当にわかる?~サイコロで探究してみよう
・声のトーンと印象の関係
・紙飛行機を遠くに飛ばそう
・水彩絵の具の可能性
・樹木の葉は「同じ形」で大きくなるの!?~データ収集とその科学的検証~
・ミリオンセラーの正体~ヒット曲の歌詞からミリオンセラーの条件を探る~
・無言vs叫び~シャウティングがもたらす握力の即時向上率の統計検証~
・距離ってなんだろう
【SSH】令和8年度理数科1年次日本科学未来館研修
7/11(土)、今年度の理数科1年次日本科学未来館研修を行いました。
まず午前中は5Fの展示「世界をさぐる」から、一人一展示を担当し、内容を学習した後プレゼンを作ります。他の展示担当者とチームを作り、それぞれの内容についてつくったプレゼンを発表し、相互評価をする流れを2セット行いました。午後は、3F展示「未来をつくる」、企画展の「大南極展」などを含めて、各自の気になる展示をみながら先端科学に関するレポート作成のための資料づくりを行いました。帰宅後、これらをまとめて「序論・本論・結論」の構成を意識したレポートを作成し、科学プレゼンテーション講座の締めくくりとなります。最後まで頑張りましょう!
【SSH】産業技術総合研究所出前授業『火山噴火とその恵み、ときどき災い』
7/9(木)、理数科2年次生がSSH米国(ハワイ)海外研修事前学習として産総研出前授業『火山噴火とその恵み、ときどき災い』を受講しました。
まず、産業技術総合研究所 地質調査総合センター活断層・火山研究部門 火山活動研究グループの谷内元様より、『日本の火山とハワイの火山から地球内部の物質循環を感じる』と題して講義を頂きました。
その後、谷内様に加え同じく産総研菊地瞭平様とラーニングストリートに出てクエン酸、重曹、洗剤、水を用いた火山噴火実験を行いました。原理としては水をマグマに、揮発性成分をクエン酸と重曹の化学反応で代替するものです。水の量やクエン酸・重曹の割合を変えながら、どのように噴火の様子が再現されるか、仮説と検証をしながらハワイ研修に向けて実験を行いました。
身近なものから火山の噴火の様子を楽しく考察することができました。谷内様、菊地様ありがとうございました。
【生徒の感想】
・日本の火山やハワイの火山について詳しく学べて楽しかった。実験では、噴火の再現?ができ、何人かで協力して蓋を素早く閉めるのが面白かった。また、みんなで久しぶりに理数科っぽい実験の時間になったので、楽しかった。
・日本の火山とハワイの火山は性質が全く違うとわかりました。日本では見れないハワイの火山を見るのが楽しみになりました。
地球は地殻とマントルと核でちょうどアボカドみたいな構成だと知って面白いと思いました。マントルの石も実際に見ることができてよかったです。緑色のカンラン石と、それが溶けてマグマになってから固まった石はどっちも緑色だけど粒が細かくなってると言うのがわかりました。日本の安山岩にはケイ素が多く含まれていると知りましたが、ケイ素が多いと白くなる以外にどんな働きがあるのか知りたいと思いました。実験では日本の爆発的な噴火と、ハワイの穏やかな噴火のようなのが観れてよかったです。もしハワイに行って噴火が起こったら進行方向と直角に逃げて、高いところに行くようにしていきたいと思います!今日はありがとうございました!
【SSH】令和8年度理数科1年次地学実験講座
7/6(月)午後、理数科1年次生が地学実験講座を行いました。
本校倉成教諭による『埼玉には海がない!火山もない!』をテーマに昨年度から始まったこの講座。今年度は本校の新校舎を建設しているときに採取した地下9m、31mの資料を『わんがけ』の方法で鉱物等を析出し、顕微鏡で観察しました。小さな貝の化石や珪藻の化石を発見し、川口市立高校の地下から出てきた古代のロマンに思いをはせた2時間となりました。