新着情報

グローバル教育

【2年次】グローバル教育ワークショップ:「環境について考える・調べる・伝える」第4回 11名の外国人講師来校!

10月から3回実施してきた2年次のグローバル教育ワークショップの最終回は、12月22日(水)、日本在住の外国人の方々をお招きしての開催となりました。パラグアイ、中国、アルゼンチンン、ロシア、エストニア、フィリピン、カンボジア、マレーシア、コロンビア、インドネシア、ペルー、11か国出身の皆さんが民族衣装に身を包み、2年次の各教室に分かれて、丁寧で熱心なプレゼンテーションをしていただきました。自国の地理、民族、文化、生活、教育制度などの説明に加え、メインテーマであるSDGsの課題を取り上げ、貧困、自然破壊、地球温暖化、水とトイレ、エネルギー等、様々な問題を提起してくださいました。生徒は、講師の皆さんの熱いメッセージを受け止め、新たな知識と問題意識を持つことができました。

                  

 

県の英作文コンテストで入賞!

 本校2年7組の 伊藤 龍斗 (いとう たつと)君が、10月6日(水)にソニックシティで開催された県の英作文コンテストにおいて、奨励賞を獲得しました。本校では、2年前に 儘田 樹 君が受賞して以来の快挙です。このコンテストは、県下各校からの参加者が、各学年に分かれ、与えられた日本語を英語にする「指定英作文」と、テーマだけが与えられる「自由英作文」との得点を合わせた総合点を競い合う歴史あるコンテストです。今年の自由英作文テーマは、新型コロナウイルスによる身の回りや社会の変化と、それから学んだことを述べるというものでした。
 伊藤君は、明確な進路目標を持ち、その実現のために、英語はもちろんのこと、あらゆる教科に努力を惜しまず、充実した日々を送っています。

    

【2年次】グローバル教育ワークショップ:「環境について考える・調べる・伝える」第3回

12月2日(木)、2年次は、9月、10月と取り組んできた「グローバル教育ワークショップ」の第3回を開催しました。各班が1つの国を選び、そのl国の環境問題について調査研究した成果を発表する機会です。各教室では、Google Slideを使って、3分間の持ち時間の中で、一生懸命発表する姿を見ることができました。

 

台湾・台中市立台中第一高級中等学校とのオンライン交流

11月12日(金)の放課後、本校の生徒10名が、台湾・台中市にある台中第一高級中等学校台中一中日本の高校にあたります)とオンラインで交流会を行いました。共通言語である英語を使っての交流です。台中一中側の自己紹介の後、本校生は、3グループに分かれて、自己紹介を兼ねた発表を行いました。本校CIRのこれまでの熱心な指導と助言の成果を発揮して、それぞれのグループが、日本埼玉県川口市立高校について、英語で詳しく説明することができました。それに続いて、メインテーマであるプラスチックごみの処理やリサイクルについて、台湾側と日本側それぞれのグループが発表を行いました。台中一中は、台湾のプラスチック汚染の現状プラスチック汚染への政策プラスチック削減対策、についいて述べ、本校は、日本のプラスチック問題の現状プラスチック使い捨ての削減札幌の液化プラントについての3つの観点からの発表を行いました。内容は相当高度なもので、時に専門用語に悩まされたりもしましたが、本校CIRの丁寧な指導に後押しされながら発表することができました。発表の後は、グループごとの交流会となり、アニメやゲームのこと、双方の文化のことなど、なごやか交流を楽しみました。

             

【2年次】グローバル教育ワークショップ:「環境について考える・調べる・伝える」第2回

11月4日、2年次の「第2回グローバル教育ワークショップ」が行われました。前回10月14日(こちらを参照)に各班で共有した国の中から、班で1つの国を選び、その国の環境問題をさらに深堀りして調べる活動です。調べた内容は、次回の12月2日に、Google Slide を使って3分間の発表を行うことになっています。 

      

令和4年度フィンドレー高校長期留学事業および川口市高校生海外派遣事業の中止について

令和4年度フィンドレー高校長期留学事業および川口市高校生海外派遣事業について、中止が決定されました。

ご理解の程、よろしくお願いいたします。

令和4年度フィンドレー高校長期留学事業および川口市高校生海外派遣事業の中止について.pdf

【2年次】グローバル教育ワークショップ:「環境について考える・調べる・伝える」第1回

今年度の本校のグローバル教育は、SDGsを柱にした学習を計画し、1年次:「教育」、2年次:「環境」、3年次:「平等」をテーマとして設定しました。1学期末に3年次がHR委員を中心に充実した実践を行いましたが(詳しくはこちら)、今回の10月14日は、2年次での学習の第1回となります。各クラスともHR委員が進行役となって、(1)世界中の青年が環境に関して述べている資料(一人一人が違う資料)を読み、(2)4人ずつのグループを組んでそれぞれの資料を共有し、(3)グループの代表が、クラスの前で共有した情報を発表という手順です。発表の内容は、①意見を述べている青年の名前と出身国、②その人の環境に関する問題・課題事例、③それを解決する提案、④以上に対しての自分の意見・感想、です。

 

1年次英語のパフォーマンステスト

分散登校が終了した10月、1年次のCIRの授業では、パフォーマンステストが行われています。今回は、生徒がペアになって考えた「夢の製品」について、その製品説明を英語で行うというものです。小物を用意したり、黒板に図解したり、パワーポイントの作品を作ったりしながら、これまでに何度も確認してきた発表presenntationの技術を活用して、生徒は皆、一生懸命クラスの前で説明しています。発表についての評価は、CIRはもちろんですが、生徒それぞれも行っています。

評価シート

緊急事態対応の授業がスタート

緊急事態に対応した分散授業が始まりました。本日は、名簿の前半の生徒が登校し、密を避けた教室で授業を受け、後半の生徒は、家でオンラインの授業を受けています。CIRによる2年次の授業では、教室とオンラインのどちらも、グループに分かれ、OREOOpinion意見Reason理由Example例示Opinion意見)の活動を進めました。まだまだ不慣れな点が残されていますが、今後の動向を見ながら、さらに効果的な授業手順を探求しています。

   

English Summer Camp を終えてー感想とビデオ作品

コロナ禍の中での4日間の English Summer Camp。毎朝の検温、マスク、ディスタンスと、様々な困難な状況を乗り越えて、参加した生徒は皆、充実感と達成感をもって終了することができました。最終日に発表したビデオ作品と参加者の感想のいくつかをアップします。



 

 

English Summer Camp (夏期英語研修)第4日ー最終日

English Summer Camp もいよいよ最終日となりました。1年次生の午前のプログラムは、Build a Town で始まりました。地図に様々な建物や施設を置き、自分たちの町を作り上げ、それを英語で発表しました。次は、Boggle で、不規則に並んだアルファベット文字を組み合わせて、単語を見つけ出すゲームです。班別の競争で、生徒は盛り上がりました。2年次生の Apples to Apples は、英語の形容詞が書いてある緑リンゴカードにぴったりな名詞が書いてある赤リンゴカードを選んで勝負するというゲームです。英単語のセンスと説明力が要求される活動です。その後は、各自がコンピュータゲームに挑戦しました。午後は、Video Project  を完成させ、校長先生を囲んで記念写真を撮影しました。その後、小ホールに集合し、作成したビデオ作品を視聴しました。最後に、担当のCIRから修了証を受け取り、解散しました。

※作成したビデオ作品のいくつかと参加者の感想を近日中に公開します。

           

English Summer Camp (夏期英語研修)第3日

English Summer Camp 3日目の始まりは、1年次は Jeopardy というクイズゲームを行いました。アメリカの人気番組の形を借りた英語活動です。スクリーンのパネルから好きな話題と賞金の枠を選び、そこに用意された質問に英語で答えるものです。難しいながらも、生徒はみな真剣に答えを考え、クイズに集中しました。その後は、SDGsをテーマにした学習として、17の達成目標から一つを選び、それを選んだ理由と解決策について英語で発表する活動を行いました。2年次は、Funky Phonics の後にWhat's New With You? のワークシートを使って、質問と応答の練習を重ねました。午後は、ReadingVideo Project で各自が撮影や編集にと集中しました。

       

 

 

English Summer Camp(夏期英語研修) 第2日

English Summer Campの2日目も、順調に始まりました。最初の Concentration Game は、スクリーンに示されたパネルの中から適切な組み合わせの2つを当てて、それを英語で説明するゲームです。次の Funky Phonics は、サイコロでコマを進めながら、与えられた質問に答えていくゲームです。午前は楽しい要素が詰まった内容でした。午後は、Reading を昨日から引き続きで行い、最後の活動は、Video Project の撮影です。ニュースキャスターになって、校内様々な場所でインタビュー形式の撮影を行っていました。明日は編集作業に続きます。


 

English Summer Camp(夏期英語研修) 第1日

夏休みも終盤の8月23日(月)から、CIRによるEnglish Summer Campが始まりました。2学期始業式前日の26日(木)までの4日間、1年次生41名と2年次生8名が、7つの教室に分かれて英語漬けの日程をこなします。午前9時半には、検温を済ませた参加者が小ホールに集合して開講式、その後、各教室に移動して活動が始まりました。はじめのメニューのChatterboxで簡単な会話をする口慣らしをし、Phonicsでは、英語の文字と発音の関係を基礎から確認しました。午後のReadingは、実力に応じた教材をオンラインで読む活動でした。今回のキャンプでは、皆が英語でニュースを放送するニュースキャスターになるvideo projectを設定し、1日目に企画、2日目に撮影、3日目に編集、4日目に発表という手順になっています。まだ全体的には静かな参加者ですが、日程が進むにつれ、英語がますます飛び交うようになっていくと期待されます。 

 

3年次グローバル教育:SDGs研究発表

今年度の本校のグローバル教育は、SDGsを柱にした学習を計画しています。1年次は「教育」、2年次は「環境」、3年次は「平等」をテーマとして設定し、それぞれ独自の形での学習を進めていきます。
最初に取り組むのは、3年次です。HR委員を中心とした生徒代表がファシリテーター(進行役)となって、クラス全体の流れをリードします。事前研修として、7月12日(月)に全体の流れを確認しました。クラス内でグループに分かれ、メンバー一人一人が各国の実情を語る資料を読んでグループ内で発表します。そして更に深く調べてみる国をグループで選び、調べた結果をクラスで発表します。全く初めての試みにもかかわらず、「できそうだ!」「英語でやりますか?」「パワーポイントのスライドを作りたい!」等の指導教員の期待をはるかに超える頼もしい言葉が飛び交いました。
    

7月19日(月)、生徒ファシリテーターが、本日の学習の目的を説明し、グループ別活動の進行について指示を行いました。どのクラスも、生徒の状況や反応を把握しながらのスムーズな進行で、90分間で、発表、まとめまでの手順をきっちりとやり遂げることができました。担任からのお褒めの講評ももらい、今回の取り組みは、生徒諸君の自信につながったようです。
     
         
     
 終了後にはグループごとにまとめたワークシートを廊下に掲示しました。生徒一人ひとりの夢の一部に不平等や格差を是正し、平等を目指す行動目標が付け加えられたことは大きな意味があります。以下、生徒の『私の夢』記述です。
・私の夢は今よりも多くの言語を操れるようになり、不平等に苦しむ人たちの声を聞き、広めることです。
・私の夢は演劇に携わること。演劇を通じて貧困や不平等、環境問題の現状を多くの人に伝えたい。
・今後、国際関係の学習や異文化理解を深め、世界の様々な‘今’を正しく知り、少しでも改善に貢献することが私の夢だ。

Science English (1年3組)

1年次理数科3組では、「総合的な探求の時間」の中で「Science English(科学英語)」の講座を実施しています。エネルギーについての学習として、卵を割らずに定位置に落下させる研究、実験、計測を行うものです。昨年と同様、すべての場面で英語を使い、今年度はさらに様々な改善が加えられました。
6月4日の第1回では、potential energy(位置エネルギー)、kinetic energy(運動エネルギー)、velocity(速度)などについて、本校Head CIRのCalvinから英語の講義を受けた後、11日の第2回では、卵落としの装置を班ごとに作りました。各班に提供された材料はすべて同じもので、CIRの助言を受けながら、それぞれ独自のアイディアで装置を作成しました。

18日の第3回、いよいよ落下実験が行われました。今年は段ボール箱の使用をやめ、装置の精度を高めた結果、パラシュート系の仕掛けなど、さらなる改善が多く見られました。微風が時々ありながらも好天に恵まれ、これまでの講義の知識を生かし、どの班も科学の心を十分に発揮し、本校2階にある中庭(ラーニングストリート)で落下実験を行いました。3階の通路から、次に4階から、そして最上階の5階からと、卵を割らないように、的をめがけて落下させました。どの班も5階まで上がることができ、しかも卵を割ったのは1班だけという素晴らしい結果となりました。特に第7班「AZITAMA」は、5階からの落下では、抜群の結果を残しました。

英語での科学の授業は、困難な場面もありますが、グローバルに活躍する科学人材の育成として、とても有意義な時間となっています。

結果は以下の通りです。

詳しい様子はこちらの動画をご覧ください!

Performance Test(2年次)

今週、2年次の英語科目「コミュニケーションⅡ」では、Performance Testを行っています。CIRが持つ9枚のカードから1枚を抜き取り、そのカードに書かれた英文の内容について、賛成か反対かの意見(Opinion)、その理由(Reason)、根拠となる実例(Example)、そしてまとめの意見(Opinion)を述べる活動です。これは、自分の意見を論理的に述べる基本として、それぞれの頭文字を取って、OREOと呼ばれています。このテストまでに生徒は何度もこのOREOの練習を続けてきました。評価は、内容(Content)、視線(Eye Contact)、話し方(Pronunciation and pause)、発声(Volume of voice)の4つの観点です。
生徒は皆、緊張しながらも、一生懸命に英語表現を組み立て、自分の意見を発表しています。意見とその理由を明確に述べる活動は、Active Learning for Global Leadersのタイトルどおり、大変重要なことです。

 

 

            

 

パフォーマンステスト:1年次

1学期中間考査後の今週、1年次のCIR担当授業(Active Learning for Global Leaders Program)では、パフォーマンステスト(Performance Test)を実施しています。机に伏せられた短い英文を一つ取り、音読するテストです。今まで学んできたプレゼンテーション(Presentation)の基本技術を意識しつつ、今回は、意味の区切り(Sense groups)、発音(Pronunnciation)、イントネーション(Intonation)、声の大きさ(Volume)を評価基準としています。生徒は皆よく練習して自信を持って音読し、CIRも高い評価を与えていました。

2年:パフォーマンステスト Performance Test

2年次のCIR授業では、前回のディベート活動をもとに、最後の仕上げとして、パフォーマンステストPerformance Test を実施しています。生徒は、動物園 Zoo について賛成・反対 For/Against の意見 が書かれた英語のカードを引き、それに反論 Rebuttal し意見 Opinion を発表するというテストです。カードは賛成・反対それぞれ4種類あり、どのカードを引いても、書かれた意見に対して反論して自分の意見を述べなければなりません。

英語でディベート(Debate)

ディベート Debate という言葉をよく耳にしますが、特に、学校教育でのディベートは、ひとつのテーマについて、2組のチームが肯定側 For team と否定側 Against Team に分かれて、観客 Audience を説得させるために議論を戦わせるコミュニケーション活動のことです。


今週、2年次のCIR授業では、クラス全体で5人編成の8チームを作り、ディベートを実践しています。下図のように、肯定側、否定側、観客をレイアウトし、動物園 Zoo の存在の是非について、意見を戦わせています。賛成、反対それぞれの意見 Opinion と理由 Reasonを2分で述べた後、それに基づいて反論 Rebuttal を述べ合います。観客は両チームのやり取りを冷静に判断し、優劣を決定し、評価をシートに記入します。
以下に、意見の例をご紹介します。←の後に続くのは反論です。

【For zoos 動物園に賛成】

 〇Animals live easy and safe lives in zoos.
  ←Animals are not free in zoos.
  動物園の中で動物は安全に暮らしている。
  ←動物園の中で動物に自由はない。

 〇Zoos help children learn about many animals.
  ←We can learn about animals online or on TV.
  子供たちは動物園で動物について学習できる。
  ←動物の学習はネットやテレビでできる。

 


【Against zoos 動物園に反対】

 〇Zoos deprive animals of freedom
  ←Animals are protected by zoos.
  動物園は動物から自由を奪う。
  ←動物は動物園で守られている。

 〇Zoos put animals in a small cages giving them a lot of stress.

  ←Some zoos are safari parks with lots of space for animals to live.
動物園では動物は狭いオリの中でストレスいっぱいである。
  ←広い空間で生きられるサファリパークの形もある。