活動報告

男子ソフトテニス部 北海道インターハイ 大会結果報告

7月23日~7月25日、北海道苫小牧市にて、インターハイが行われました。本校からは永島大睦(3年)・大久保壮介(3年)ペアが出場しました。

1回戦 筑紫台高校(福岡県) ④-0 勝ち
永島・大久保ペアは、1ポイント目からとても気合いが入っていました。全国大会という大舞台で、怯むこと無くプレーしていました。永島の安定したゲームメイクと大久保の攻撃的な姿勢が相手を追い込んでいきました。相手選手の強打を粘り強く返球し、チャンスを逃さず攻める、緩急をつけた配球が有効となっていました。序盤は競るものの、終盤は相手を突き放し、初めての全国大会で一勝を挙げました。

勝利後の一枚
2回戦 能登高校(石川県) 0-④ 負け
相手ペアは北信越大会で優勝している、シードペアです。カットサーブからダブルフォワードでの攻撃やロブを追ってスマッシュでポイントする積極性に、序盤から流れを掴めませんでした。

対能登高校
最後まで相手を崩す糸口が見つけられず、敗戦しました。

 

今大会で、今年のチームの戦いは終わりとなります。
今年のチームは個性的な部員たちばかりで、面白いチームになるだろうな、と感じていました。

今年の川口市立高校は、永島・大久保、川田・染谷、大谷・荒川の3ペア6人、全員3年生です!団体戦では誰一人欠けることができない状況です。
永島は昨年からチームを引っ張る存在で、個人戦では二年連続で関東大会に出場しています。チームの絶対的エースで柱となる選手です。
大久保は高校からソフトテニスを始めました。圧倒的に経験値が足りませんが、持ち前の運動能力と強気なプレーが長所の選手です。
川田は自分の代になるまでは下位番手でしたが、2番手としての責任感と意識のもと、技術的にも精神的にもとても成長した選手です。
染谷は副キャプテンとして永島と共にチームを引っ張る、欠かせない存在です。プレーも人間的にもバランスの良い、とても頼りになる選手です。

大谷はずっと怪我に悩まされました。技術は光るものを持っています。怪我によりなかなか満足のいくプレーができず、苦しみながらも最後まで戦い抜いた選手です。
荒川はとにかく真面目でひたむきな選手です。不器用ではありますが、どんなときでも手を抜かず努力する、非常に魅力的な選手です。

 

どんなチームもスタートは難しいものですが、今年のチームにとくに苦労した印象があります。

先輩たちが引退し、いざ自分たちの代となったとき、一体誰がチームを引っ張っていくのか…

昨年はインターハイ予選で団体準優勝したチームです。そのメンバーの中で今年のチームに残っているのは永島キャプテンだけです。戦力的に落ちてしまうことは想定内のこと。関東大会、インターハイを目指すにはどうチームを作っていくか。選手、監督、保護者を含めた、チーム川口市立のチャレンジです。

この一年の取り組みは過去の記事を見ていただきたいと思います。

 

インターハイでは、2回戦で敗退したものの、この北海道の地で、全国大会という大舞台でプレーできたことは、本当に素晴らしいことであると思います。ここまで来るのに、二人とも本当によく頑張りました。
永島はどんなときでも目標である『インターハイ出場』を見失わず取り組んできました。状況を考えると、心が折れそうになったこともあったのではないかと思います。しかし、そういう弱さを見せない選手です。立派です。
大久保は他の選手より経験や知識が足りない分、それを埋めるよう練習に励みました。考えすぎて、悩みすぎて、長所が出しきれない時期もありました。エースの永島と組むことに、プレッシャーもあったかもしれません。しかしそれをガッツで乗り越えました。勇気ある選手です。

 

開会式

北海道での練習初日

北海道での練習二日目

必勝祈願

近くで選手たちを見てきたからこそ、様々な葛藤の中で学んだことが花開き、コートで躍動する姿が、誇らしく嬉しく感じました。もちろん、インターハイに出場したペアだけではなく、3年生全員です!これからは受験勉強ですね。志望校合格を目指し、皆さんの長所を活かし、努力し続けてください。いつまでも応援しています!


これまで多大なるご支援をいただいた保護者の皆様、学校関係者の皆様、本当にありがとうございました。

また全国の舞台に立てるよう、これからも頑張ります。受験生の皆さん、ぜひ私たちと全国大会を目指しましょう。お待ちしております。