天文部
活動紹介
校内活動は天候に合わせて活動します。
◎晴天時・・・・・・主にS棟屋上
太陽の観察(黒点やプロミネンス)、各月齢ごとの月や地球照の観察
金星、火星、木星、土星、などの惑星や、明るい恒星の観察
◎雨天・曇り時・・・地学実験室
天体望遠鏡やカメラなどの光学機材の取り扱いの練習。天文についての勉強会。
校外活動・・年2回の合宿(夏・冬とも2泊3日)
場所・・・県立大滝げんきプラザ(400mm反射と160mm屈折望遠鏡の天文台あり)
星雲・星団。惑星・月面の観察
天体写真撮影、流星観測 など
活動
部員の中で研究活動も行いたい人で研究班をつくり研究的活動もしています。
毎週金曜放課後が全員参加の活動(終了時間は季節による)
研究班はこのほかに月曜放課後と必要に応じて追加の活動を行っています。
埼玉県科学展や日本天文学会ジュニアセッション、千葉大学研究発表会などで研究発表を行ってきました。
現在の部員数は39名、うち14名が研究班に所属しています。
活動報告
新着
今回も、いつも利用している県立大滝げんきプラザに行ってきました。部員29名、引率3名の総勢32名です。往復は大型観光バスで快適です。
1日目の晩は、晴れと曇りが交互に変わる空でしたが、満天の星空を堪能することができました。写真班は各自のスマホカメラで星空を撮影することを目標に各々挑戦しました。研究班は施設の天文台で恒星の分光観測をする予定でしたが天候が安定せずデータをとることはできませんでした。観測は朝5時まで行いましたが、日の出を見るため6時過ぎまで起きていた部員も。
2日目はゆっくり起床し、屋外炊事場でカレーライスを作りました。その後、雨の中滝沢ダムの見学に出かけダム外階段を下りるスリルを味わってきました。
2日目の晩は完全な曇りのため、研修室で引率の岡田先生(国語)による「天文と古典」という演題で、藤原定家の「明月記」にある超新星爆発の記録から江戸の天文博士(陰陽師)による暦の作成まで興味深いお話をしていただきました。日が変わるころになっても天候は改善せず就寝としました。
今回も盛りだくさんの充実した合宿となりました。
研究班は、第13回高校生天文活動発表会に参加し「太陽の高分散分光観測(その1)」として、~マカリとエクセルによる高精度波長付の研究~の演題で発表を行いました。場所は大阪教育大学ですがオンラインで参加しました。太陽の赤道における自転速度2.0[km/sec]を求めるという挑戦でしたが、結果は1.7[km/sec]となりました。大学の先生からはこれはほぼ求まっていると考えてよいというコメントをいただくことができました。今後さらに観測と解析を進め、次の研究発表につなげていきたいと考えています。
研究会の予稿集は以下で見ることができます。
https://quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/tenmon-hs/abstract2023.pdf
発表中の様子です。
天文部研究班では取り組んできた「恒星のスペクトル型についての観測的研究」を論文にまとめ、埼玉県の科学展に出展しました。その結果、一次審査30作品に選ばれ中央展(県大会)に推薦されました。しかし、中央展では優良賞ということで、県代表として全国大会に進むことはできませんでした。他校の論文などをよく参考にさせていただき、より良い研究に発展させていきたいと考えています。
論文はこちらをご覧ください。
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恒星のスペクトル型についての観測的研究
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