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 12月26日(木)から12月28日(土)の2泊3日で埼玉県立大滝げんきプラザにて冬合宿を行いました。  天文部は現在、研究班、望遠鏡班、ポラリエ班、Seestar班、Milky way班、合宿班に分かれて活動をしています。それぞれの班で2学期の間にしっかりと準備をして臨んだ冬合宿では天候にも恵まれ、十分に観測と写真撮影をすることができました。研究班は恒星の低分散分光観測を行い、3月の日本天文学会で研究発表するための画像を撮ることができました。得られた大量のデータをこれから解析します。  今回の合宿で撮影できた天体写真をご覧ください。    ポラリエ、一眼レフカメラ で撮影 オリオン座   左から「火星」「ふたご座」「ぎょしゃ座」   左から「冬の大三角」「オリオン座」「木星」「M45(プレアデス星団)」     SeestarS50 で撮影     M45 プレアデス星団     NGC869 ペルセウス座 二重星団    M42 オリオン大星雲     口径130mm屈折望遠鏡、一眼レフカメラ で撮影                        オリオン座 馬頭星雲                        M31 アンドロメダ銀河                   ...
天文部研究班では、今年の冬合宿で観測したデータの解析を続けてきましたが、先の報告にある埼玉県科学教育振興展覧会の論文提出から1週間後の千葉大の研究発表会に向けてさらに解析を進めて「恒星の分光観測における分光標準星による新しい強度補正方法」の題目で臨みました。同一内容での研究発表は二重投稿となり認められません。今回はポスター発表ですので直前までポスターや発表原稿の修正を行い当日を迎えました。研究発表会では、400件近い発表がある中、千葉大の名誉教授、教授、などの先生がたが多くの時間をかけて我々の研究内容を見てくださり、講評やアドバイスなどをいただきました。その結果、「優秀賞」をいただくことができました。   発表ポスターはこちら ↓ ↓ ↓ 恒星の分光観測における分光標準星による新しい強度補正方法.pdf   当日のようすです。                                                                                                    
天文部研究班では、今年の冬合宿で観測したデータを解析し、埼玉県科学教育振興展覧会(科学展)に「恒星の低分散分光観測における新しい強度補正方法について」という論文を提出しました。その結果、分野別審査で「優秀賞」を受賞することができました。また、中央展(県大会)に進出することができ、そこでも「優秀賞」を受賞することができました。残念ながら県代表として全国大会に行くことはできませんでした。   論文はこちらで見ていただけます。      ↓ ↓ ↓ 202409_科学展_恒星強度補正II.pdf                                                          
8月8日(木)から8月10日(土)の2泊3日で合宿を行いました。場所は例年通り県立大滝げんきプラザです。 今年はたくさんの部員が入部したこともあり生徒52名引率3名の計55名で合宿に臨みました。大人数での合宿でしたが体調不良もなく、帰ってくることができました。 1日目の夜は遠くでは雷が鳴り雨も危ぶまれる予報でしたが、観測地では夏の大三角を中心に晴れ間が広がり、ペルセウス座流星群も見ることができました。暗闇の中で望遠鏡の操作に苦戦しながらも土星やいくつかの星を観測することができました。夜半過ぎも天候の改善が見られなかったため観測を終了し、1時には就寝しました。 2日目は遅めの起床後、屋外炊事場でカレー作りを行いました。手際よく調理を進め、時間に余裕をもって終えることができました。午後は三峯神社を参拝しました。野生の鹿に遭遇するなど校外学習ならではの体験ができました。 2日目の夜は空を雲が覆ってしまい、観測が難しいかと思われましたが、夜明け前から晴れてくるという天気予報を頼りに早めに就寝し、3時に起床して観測することになりました。予報は的中し、明け方まで土星や火星、木星を天文台から観測することができました。その...
研究班は、第14回高校生天文活動発表会に参加し「大気の厚さによるスペクトル形状変化の研究~地平高度とレイリー散乱の波長依存性について~」の演題で研究発表を行いました。場所は大阪教育大学ですがオンラインで参加しました。この研究は2年前の先輩が取り組んだ恒星のスペクトル型の研究を引き継いだもので、分光標準星によるスペクトル強度補正をより厳密に行う方法を考察したものです。オンラインにもかかわらず会場の他校の高校生から多くの質問などをいただき、できれば現地に行ってさらに深い議論をしたいと強く思ったところです。この研究発表のため中間考査以降ほぼ毎日を準備に費やしてきましたが、今後さらに観測と解析を進め、次の研究発表につなげていきたいと考えています。 研究会の予稿集は以下で見ることができます。 https://quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/tenmon-hs/abstract2024.pdf   発表中の様子です。