活動報告
【天文部】新入生を迎えて初めての観測会(2024年5月10日)
多くの1年生が入部し、初めての観測会を行いました。
太陽が巨大フレアーを何回も起こし、世界各地でオーロラが見られたとのことがニュースになっています。
まず屋上にあがり、太陽観測を行いました。Seestar で撮影した太陽全体像では巨大な黒点が確認できます。
Hα 太陽望遠鏡では黒点部の複雑な構造と巨大なプロミネンスを見ることができました。
太陽の観測後、実験室に戻り3年生の引退式を行い、ひとりひとりから思い出の話などをしてもらいました。
これからは、それぞれの希望進路実現に向けて頑張ってください。
そんなことをしているうちに、日は沈み夜の部スタートです。
まず、細い月を、屋上に設置している28cm反射望遠鏡、10cm屈折望遠鏡で観測しました。
Seestar で撮影した月の写真をどうぞ。
観測の最後は、国際宇宙ステーション(ISS)の通過です。
JAXA から出されている予報を確認して待ちます。
すると、予報通りの時間と方角から明るい星のような物体が移動してくるのを発見、皆で大いに盛り上がりました。
次の写真は、カメラを三脚に固定し、1秒露出、1秒インターバルで連続撮影したものを合成して1枚の画像にまとめたものです。
これで、今回の観測会は終了です。
まもなく中間考査となります。
次の活動は、考査後、合宿準備や、研究班は7月の研究発表会の準備などに取り掛かります。