活動報告

新人戦 大会結果報告

11月12日、14日に新人戦が行われました。

個人戦

永島(2年)・大久保(2年)ペア   ベスト16(シングルス大会出場

 2回戦 ④-0 深谷商業

 3回戦 ④-2 埼玉平成

 4回戦 ④-2 昌平

 5回戦 1-④ 立教新座

 

 川田(2年)・染谷(2年)ペア    2回戦敗退

 2回戦 3-④ 熊谷

  新人戦地区予選から、県大会までの約2か月間、課題を持って取り組んできました。キャプテンペアの永島・大久保ペアは地区大会よりも攻撃的なテニスをしていました。試合を重ねていくごとに成長していくペアです。敗戦した立教新座のペアは今年インターハイに出場しており、国体選手としても選ばれているペアです。経験値が高いなと感じました。春はもっともっと上位を目指して頑張ります。

 川田・染谷ペアは、初めての県大会でした。ゲームカウント3-1リードから追いつかれて敗戦しました。自分たちが攻撃する展開でなかなかポイントが取れませんでした。決定力不足を痛感しました。結局リードしていても最後まで自分たちの流れをつくれませんでした。攻撃パターンは増えてきましたが、そこからどうポイントに繋げるか。春までの課題となりそうです。

 団体戦

 1-②山村国際  1回戦敗退

 団体戦の相手は西部地区優勝の山村国際高校でした。非常に力のあるチームです。

 1対戦目は関(1年)・津端(1年)ペアが出場しました。個人戦枠外ペアに対し、なかなかポイントが取れません。序盤から一方的に攻められました。試合が進むにつれ有利な展開を作れるようになってきましたが、苦しい中でも簡単にミスをしない相手のテニスが何倍も上手でした。圧倒的な力の差を見せつけられ、0-④で敗戦しました。

 負けられない場面でエースの永島・大久保ペアが出場しました。対戦相手は個人戦ベスト8、西部地区予選で優勝しているペアです。前半はミスが続きG0-2となってしまいました。しかし、ここから立て直します。普段から自分たちでよく考えながらやっているペアです。悪い流れは自ら修正します。1ゲームを返したところで「もういけます」と言って試合に向かっていきました。G④-3の大接戦を制し、3番勝負へとつなぎました。

 3番勝負を任されたのは川田・染谷ペアです。川田のゲームメイクから染谷が仕掛ける、このペアの理想の形でポイントを重ねました。個人戦の敗戦から中一日で修正できていたところもたくさんありました。G3-3となり、互いに駆け引きを進めていく中で、やはり最後勝敗を分けたのは「決定力のなさ」でした。相手の攻撃パターンをわかっているのに、予想通りの展開なのに、ポイントすることができませんでした。ファイナルゲーム5-⑦で敗戦しました。非常に悔しい敗戦となりました。

 

  山村国際高校さんは3位に入賞しました。改めて力のあるチームだなと感じました。インドア大会の出場権を獲得することができず、春まで長い長いトレーニング期をむかえます。

「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」

 シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんの言葉です。このトレーニング期は、目に見えない根っこの部分を育てる時期です。簡単に折れない枯れない根を地中深くまで広げ、春に大きな花を咲かせる準備をする期間です。目に見えないからこそ、自分が本当に成長しているのか不安に感じることもあります。どんなときでも春に勝つ、はっきりしたイメージを持ち続けてほしいと思います。また、強い根っこを生やすには、深いところまで考えを落とし込み研究と分析を繰り返していかなくてはいけません。心・技・体・知をバランスよく鍛え、春に大きな花を咲かせたいと思います。

 日頃より応援していただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。