活動報告

カテゴリ:活動紹介

【自然科学部】ワークショップ(川口市立科学館)

11/15(土)午前と午後の2回、川口市立科学館でワークショップを行いました。「とうめいな葉っぱをつくろう」というテーマで、来場者の方々と一緒に葉脈標本のしおりを作りました。学校で何度か予備実験を行い、薬品で処理する時間など自分たちで検討して本番に臨みました。参加者の分の葉を準備するのもなかなか大変でしたが、当日はしおりづくりを皆さんに楽しんでいただくことができてよかったです。

【自然科学部】わくわく屋台村(川口市立科学館)

本日、川口市立科学館で行われた「わくわく屋台村」という科学工作イベントでワークショップを行ってきました。本校は「とばせ!ピョンピョンくん」というタイトルで、紙コップや風船を使った、球をとばして遊ぶことのできるおもちゃを紹介し一緒に作りました。小学校入学前の小さなお子さんが多かったですが、楽しく安全に作ることができ、何より喜んでいただけてよかったです。

↑会場での準備の様子

↑たくさんの方に来ていただきました。ありがとうございました!

【自然科学部】市内の生物調査9

先日、野外調査に出かけました。夕方の時間帯でしたが、気温も随分下がってきていて、夏場にはたくさん見られたチョウやトンボなどはいませんでした。草刈りされている場所もありますが、冬が近づき樹木や草花の様子も大きく変化しています。少なくなってきたものの、秋の動植物を観察することができました。これから冬鳥が渡ってくる時期にもなるので、来月の調査では新たな発見にも期待したいと思います。

↑ゴマダラチョウの幼虫。茶色のものは幼虫のまま冬を越します。

↑斜面に何かいたのでしょうか。

【自然科学部】研究活動、科学館展示

現在、川口市立科学館では「サイエンスまつり『ぼくらの科学展』」という企画を開催しています。さまざまな学校の科学に関する取り組みの紹介や作品の展示などを行っており、本校からも研究ポスターを出しています。今月末の30日(日)まで展示ブースがありますので、機会があればぜひご覧ください。

研究活動としては、12月の分子生物学会に向けて取り組みを進めています。前回は2研究でしたが、その後各自の研究も少しずつ進み、4研究について発表する予定です。短時間でひとつのデータがとれる内容もあれば、変化を確かめるために時間のかかる内容もあります。時折ボランティアに関する活動なども協力して行いながら、それぞれ自分の研究をまとめられるように頑張っています。

↑ボランティアで紹介する実験の準備

↑科学館にポスターを搬入、掲示してきました!

↑各自の研究。装置など自作することもあります。

↑実験の様子…?

↑数か月かけて実験することもあります。データ分析が楽しみですね。

 

【自然科学部】市内の生物調査8

18日(土)10月の野外調査に出かけました。気温が下がってきたため、比較的活動しやすかったです。生えている植物の様子は先月とだいぶ異なっていて、今まで観察できなかったものも多くみられました。今回は昆虫だけでなく、魚類の捕獲も目的にしていましたが、数匹捕まえるのも一苦労でした。帰りがけには釣りをしている方から魚をいただき、現在学校で飼育・観察しています。ありがとうございました。

↑数か所で魚の捕獲をしました。

↑ナラタケモドキ

↑斜面は要注意…

↑シラカシ

↑カンナのなかま。園芸種だと思われます。

↑熟したカラスウリの実を発見

↑数種類の魚やエビを持ち帰ってきました。中には見た目の紛らわしいものも…

 

【自然科学部】市内の生物調査7、研究活動

今回の生物調査は少人数で放課後に行いました。まだまだ暑い日が続いていますが、夕方ということもありいくらか涼しい風が吹いていて、季節が進んだことを感じさせるような動植物の様子を観察することができました。

先日、科学展(高校の部)への出展を終えたばかりですが、27日の千葉大学で行われる研究発表会に向けて引き続き研究・実験を進めています。エビの体色変化についての研究では、実験作業をしつつデータの処理も行っています。ビカクシダについての研究では昨日株分けを終えたものを用いて電子顕微鏡による観察を行いました。

↑ウスバキトンボ

↑写真ではわかりませんが、虫の鳴く声がにぎやかです。

↑エンマコオロギ

↑クロベンケイガニ。今までなかなか捕まえられなかったのですがついに捕獲。

↑データ処理中。協力すれば進みも速いです。

↑研究用エビ水槽。たくさんのミナミヌマエビがいます。

↑電子顕微鏡試料の準備の様子

【自然科学部】研究活動、発表会準備など

文化祭も終わり、自然科学部では現在、各自引き続きの研究活動と発表会の準備(論文作成)を進めています。近いところでは、埼玉県科学教育振興展覧会 兼 全国高等学校総合文化祭推薦校選考会(科学展高校の部)と、千葉大学で行われる高校生理科研究発表会に参加します(本校は動物分野(エビ)と植物分野(シダ)で1つずつ発表する予定です)。また、秋には再び川口市立科学館でのワークショップを行う予定になっていて、その準備も進めています。

↑実験等の結果をまとめていきます。各発表会の指定に合わせて作成します。

↑ワークショップ準備。小学生くらいの子どもを対象にしたイベントです。

↑つくる過程が難しすぎず、工夫しながら楽しく遊ぶことのできるテーマにしました。

↑研究とは別の実験を皆ですることもあります。写真はサクラの葉に含まれるクマリンという成分について実験している様子。

↑桜餅を思い出させるような香りがします。

【自然科学部】文化祭 ご来場いただきありがとうございました!

本日8/30(土)は文化祭の一般公開日でした。自然科学部では「DNAパズル」「元素くじ」、昆虫標本、研究発表、生物調査結果まとめなどを実施、紹介しました。実験に使っているミナミヌマエビやウーパールーパー、熱帯魚、昆虫、プラナリア、ムジナモをはじめとする食虫植物などを展示しました。装飾を含めて、連日遅くまで残るなどして頑張って皆で準備した内容だったので、とてもたくさんの方に見ていただくことができて嬉しかったです。部活動を引退した3年生も、様子を見に来てくれたり手伝ってくれたりしました。ありがとうございました!

【自然科学部】市内の生物調査6

8月の野外調査を行いました。今日も午前中からとても暑い日でしたが、鳥類や魚類、昆虫類、植物などを中心に観察をしました。土手は先月に比べて生えている草の丈も高くなり、足を踏み入れることも難しい状態でした。7月に確認された外来植物について今回は範囲を調べました。地図上では小さい領域に見えるところでも、実際にはとても広い範囲に広がっていて駆除の難しさを感じさせられました。

↑種類のわからない植物をスマホで画像検索。便利ですね。

↑夏といえばセミ(ミンミンゼミ)

↑とても多くのカダヤシ(特定外来生物)がいましたが、

メダカは確認できませんでした。

↑ナガエツルノゲイトウ(特定外来生物)

↑水生昆虫のコマツモムシ

 

【自然科学部】中高生によるサイエンスDAY

本日、川口市立科学館で行われるイベント「中高生によるサイエンスDAY」において「水のフシギをさぐれ!!」というテーマで実験ショーを行いました。「水の表面張力」「紙の形状記憶」「ヘロンの噴水」という、水が関わる実験を3つ紹介しました。試行錯誤をしながら準備した実験ですが、たくさんの来場者の皆様に楽しんでいただたようでよかったです。最後に生徒たちが呼びかけていたように、今回の実験を見て、水の性質や科学そのものについても興味をもってもらえたら嬉しいです。緊張もしましたが、その分よい経験にもなりました。ありがとうございました。