活動報告

男子バレーボール部

第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会南部支部予選突破!

こんにちは。川口市立高校男子バレーボール部です。

10月29日(土)、30日(日)に行われた全日本高等学校バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)の埼玉県南部支部予選において、県大会出場を決めました!
2日間で5試合を戦うハードスケジュールでしたが、日々の練習を通して磨いたスキル、フィジカル、メンタル、そしてインテリジェンス(知性)を発揮し、厳しい試合を戦い抜きました。

川口市立高校男子バレーボール部は、他の大会では県大会に複数回出場していますが、高校バレーの集大成となる選手権大会での県大会出場は、新校になってから初めてとなります。(※旧市立川口高等学校から数えると、2016年度以来の出場です)
他校は3年生の有力選手も出場する中で、本校は1・2年生のみの新チームで挑み、苦しい展開も何度もありましたが、最後は代表決定戦を勝ち抜くことができました。

今回の勝利は、コート内で戦った選手はもちろん、控えメンバー、マネージャーが、誰一人欠けてはならないパズルのピースとなり、全員で描いたものに他なりません。

この度は応援ありがとうございます。
11月11日からはじまる県大会でも精一杯頑張ります!

【男子バレー部】コロナ禍の軌跡

こんにちは!川口市立高校男子バレーボール部です。目に見えないものにとことん翻弄され続けた一年でしたが、苦境にあっても本校男バレは確実に前進してきました。苦難と感動の2021年度をここに振り返ります!

 

【関東予選】

念願叶って、地区ベスト8で県大会出場を決めました。あの瞬間の、達成感に満ちた顔が忘れられません。自信を持って挑んだ県大会は、全てのスキルにおいて多彩なバリエーションを持つ相手チームに翻弄され1回戦敗退。

ネット越しに見た相手チームの笑顔を前向きな悔しさに変え、3年にとっては最後となるインターハイ予選に向かいました。

 

【インターハイ予選】

地区推薦校となったため、県大会からの出場になりました。1回戦は、これまでも切磋琢磨し高め合ってきた地元のチーム。苦しい瞬間は何度もありましたが、目標としていた自分たちのバレーボールを展開でき1回戦突破!

2回戦は埼玉県ベスト4の強豪校との一戦。圧倒的な実力差のあるチームでしたが、全員臆することなく果敢にプレーしていました。とことん粘り切るディフェンス、バッドシチュエーションから決め切る意地の攻撃、ずっと自分に自信を持てなかった選手のクイックが過去最高の角度で相手コートに刺さり始める…

スコアシート上は負けました。しかし部員たちは確実に勝って終わりました。"捲土重来"を果たすことができました。

(3年小林は、南部支部優秀選手となりました。)

 

 代替わりした途端の部活動への制限。思うようには進みませんでした。技術講習会や一年生大会までもが中止という苦難の中、できることに全力で取り組み、明るい未来が来ることをひたすらに信じました。

 

【選手権大会】

そんな中迎えた選手権大会。格上のチームとの1回戦は、善戦するも敗退。ただ、新しい代は他の代にはない悔しさを感じながらも諦めずに這い上がっきた代。

得た課題を年明けの新人戦へどう繋げていくか、長いスパンで考え這い上がっていくことを誓いました。 

 

【新人戦】

そして迎えた新人戦。ホームでの大会開催となりました。1回戦は、これまた共に成長してきたチーム。ここでの1勝がチームの今後にとって大きな意味を持つものになるだろうと感じていました。何度も波を持っていかれそうになりながらも無事勝利!

ベスト8をかけた2回戦は、勢いの強い情熱の格上チーム。拮抗する場面も数多くありましたが、結果はストレート負け。

しかし、選手権後のシーズンで、思うように芽が出ずプライドが折れかけていた部員が会場を沸かせる姿に、苦境にあっても強気でサーブを受けようとする姿に、悔しさに震えた10月からの成長を強く感じました。

 

最後の代表枠を狙った2日目。ベスト9〜16の8チームから1チームのみが県出場という過酷なトーナメントでした。1,2回戦はいずれも絶対的なエースのいるチームで接戦が続きましたが、無事勝利。ついに代表決定戦を迎えました。

1セットを取られるも、前日からのいい流れを持ち返し2セット目を奪取。最終セットも攻守にわたって善戦しましたが、県大会出場を目前に惜敗しました。

勝つことの難しさを改めて感じた一方、3年が抜けた後、幾多の困難に直面してきたチャレンジャーチームがここまで這い上がれたことは、大きな自信になったはずです。

 

5年前、本校男バレは廃部の危機に瀕していました。それが今では大所帯のチームとなり、部員自ら試行錯誤を重ねることで、少しずつ上の世界を見ることもできるようになりました。

本校には、関東大会やインターハイで活躍する部活動も多くあります。一方、男子バレー部は、中学での経験者だけでなく、高校からバレーを始めた部員も含め"ワンチーム"で高みを目指し日々泥臭く進んでいるチームです。まだまだ未熟な部分もありますが、それでも良いチームは作れると確信しています。ストーリーはこれからも続く!

 

新入生の皆さん!アリーナで待っています。市高男バレで、共に"絶景"を見よう!

 

部活動訪問 男子バレーボール部

男子バレーボール部も1年生部員が加入し、活気のある練習をしていました。
1年生の中には、高校からバレーボールを始めた部員もいるそうですが、部長さんが一人一人に対してマンツーマンで丁寧に指導をしていました。
上下級生の仲も良いようで、明るいムードで活動しています。
また、部員を支える7人のマネージャーもしっかりとチームをサポートしていました。
全員で力を合わせて、県大会への出場を果たせるよう応援しています。

【マネージャーのコメント】
こんにちは。男子バレーボール部は1年生プレイヤー9人、マネージャー3人、2年生プレイヤー10人、マネージャー2人、3年生プレイヤー3人、マネージャー2人で活動しています。
3年生は引退してしまいましたが、ほとんどが高校からバレーを始めた1年生に、明るく優しい2年生が、技術面だけでなく礼儀なども教えながら日々の練習に取り組んでいます。
このように充実した練習ができるのは、チームに面白さと元気さを取り入れてくれて、時に厳しく正しさを教えてくれる2人の顧問の先生、コーチ、親のサポートがあるからです。いつもお世話になっている方々に大会の結果で恩返しできるように、感謝の気持を持って一生懸命声を出して練習しています。
そして、入部先を決めるにあたって一番気になるであろうチームの雰囲気と上下関係。これは正直どこの部活にも負けない良さがあると思います。2年生は1年生がミスをしても責めず、小さな成長(良かったところ)をほめます。そして1年生は本当のかっこよさを背中で見せてくれる2年生を慕い、積極的にアドバイスをもらいにいきます。経験者、未経験者を問わず、少しでも男子バレーボール部に興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

 

【1年生のメッセージ】
私が男子バレーボール部に入部したきっかけは、仮入部のときに活気があり、全員が一生懸命にボールをつないでいる姿を見て、かっこいいと思ったからです。日々の練習や他校との練習試合ではミスをしても誰かを責めることはせず、励まし合って取り組んでいます。時に厳しく時に楽しい練習は、やりがいがあります。もしかしたら未経験者で練習についていけないと不安に感じる方もいると思います。私も入る前はそうでした。ですが、先輩が細かくアドバイスしてくださり、できなかったこともできるようになりました。これからもチーム一丸となって頑張ります。