活動報告

自然科学部

【自然科学部】研究活動、資料作成

学校説明会用の部活紹介資料が完成しました。本校を目指す中学生の皆さんにも、自然科学部に興味をもってもらえたら嬉しいです。活動の様子がわかるように、今後もHP更新をしていきたいと思います。また、研究材料としているビカクシダの株分け作業を行いました。他の植物とは異なる方法ですが、無事複数株に分けることができました。今後の実験に活用していきます。

↑写真も載せて、活動の雰囲気がわかるようにしました

↑ビカクシダ。プランターではなく板につけます

↑塊上に成長しているビカクシダを分けて…

↑それぞれを板につけて完成です。板との間にミズゴケを挟んでいます

↑同じ塊から分けた株なので、成長の比較ができますね

【自然科学部】研究活動、イベント準備

それぞれの研究活動や、8月に川口市立科学館で行われるイベント「サイエンスDAY」の準備などを行いました。研究活動では、自分が興味をもった題材について、取り組みを続けています。採集、栽培、飼育などが必要なテーマもあり、部員同士分担したり協力したりしながら活動しています。イベントの準備では、実験を考え、道具をつくるなどしました。今年度は「水の性質」に注目した実験を行う予定です。

↑試行錯誤しながらイベントの計画をする様子。自宅で装置を作ってきた部員もいました

↑調査で捕獲したモンシロチョウを使って標本づくり

↑植物の葉の断面を観察するための薄片作製

上記は一部ですが、他にも各自のテーマで研究を行っています。

↑クサカゲロウの仲間(幼虫)

【自然科学部】市内の生物調査4

6/4(水)本年度4回目の野外調査を行いました。気温の高い日が増え、この日も25℃を超えていました。川沿いの植物も身長ほどの草丈になって茂っていて、調査も一苦労でした。見られる昆虫類の様子も変わり、チョウに比べてトンボが増えてきた印象でした。捕虫網の使い方も随分慣れてきて、今回も様々な昆虫の観察を行うことができました。

↑シオカラトンボ(オス)

↑シオカラトンボ(メス)

↑オオフサモ(特定外来生物)

【自然科学部】埼玉県のムジナモ野生復帰記念講演会に参加しました

5/31(土)土曜講習がありましたが、その日の午後浦和で行われた「埼玉県のムジナモ野生復帰記念講演会」に参加しました。1998年に野生絶滅と認定された水生の食虫植物ムジナモは、長年の地道な保全活動により、今年 野生復帰を果たしました。今までに国内で野生復帰した生物としては、トキやコウノトリなど限られた例しかありません。講演会では、野生復帰の経緯や多様性保全などについて専門家の先生方のお話を聴きました。調査を行うと、本校周辺も外来生物がとても多いことがわかります。今後の調査や在来の動植物の保護について考えるとてもよいきっかけになりました。

↑会場に展示されていたムジナモ

【自然科学部】附属中・高校 科学部交流会

5/28(水)本校附属中 科学部と高校 自然科学部の生徒で交流会を行いました。それぞれの活動場所の紹介をした後は、お互いの活動(研究内容など)を発表し合ったり、質問を交わしたりしました。短い時間でしたが、新たな発見があり、参考にできる情報も交換できました。また、とても多くのやりとりができて、楽しく充実した時間になりました。これからも、交流会だけに限らず、つながりを大切にしながら科学部の活動をしていきたいと思います。