活動報告

自然科学部

【自然科学部】埼玉県のムジナモ野生復帰記念講演会に参加しました

5/31(土)土曜講習がありましたが、その日の午後浦和で行われた「埼玉県のムジナモ野生復帰記念講演会」に参加しました。1998年に野生絶滅と認定された水生の食虫植物ムジナモは、長年の地道な保全活動により、今年 野生復帰を果たしました。今までに国内で野生復帰した生物としては、トキやコウノトリなど限られた例しかありません。講演会では、野生復帰の経緯や多様性保全などについて専門家の先生方のお話を聴きました。調査を行うと、本校周辺も外来生物がとても多いことがわかります。今後の調査や在来の動植物の保護について考えるとてもよいきっかけになりました。

↑会場に展示されていたムジナモ

【自然科学部】附属中・高校 科学部交流会

5/28(水)本校附属中 科学部と高校 自然科学部の生徒で交流会を行いました。それぞれの活動場所の紹介をした後は、お互いの活動(研究内容など)を発表し合ったり、質問を交わしたりしました。短い時間でしたが、新たな発見があり、参考にできる情報も交換できました。また、とても多くのやりとりができて、楽しく充実した時間になりました。これからも、交流会だけに限らず、つながりを大切にしながら科学部の活動をしていきたいと思います。

【自然科学部】研究活動、市内の生物調査3

5/11(日)の野外調査では、時期的にも気温が上昇したため、今までとは異なる動植物が見られました。土手や水路近くの植物は草丈を伸ばしており、動物たちのすむ環境自体も大きく変化していました。自然科学部では今後も月一回の調査を継続して、季節ごとの動植物の変化を調査・記録し、環境課に報告していく予定です。

校内では各自、研究活動を続けています。動物を使った研究では、飼育を継続する必要があるので、良い状態で飼育を継続できるように試行錯誤しながら取り組んでいます。ウーパールーパー幼体の飼育には苦戦していますが、その分学ぶことができた部分も多くありました。現状生きている幼体が無事成体に育つよう、部員一同頑張っております。

↑ツマグロヒョウモン(雄)

↑キショウブ

↑イトトンボのヤゴもいました

↑トキワツユクサ(外来生物)

↑ヌマエビの卵が孵化しました

↑ウーパールーパー(幼体)

【自然科学部】科学館「わくわく屋台村」に参加!

5/3(土)川口市立科学館で行われた科学・工作イベント「わくわく屋台村」に参加しました。主に小学生未満の子を対象としたイベントで、本校のほかには県立川口高校、大宮高校、浦和東高校、埼大附属中が参加していました。それぞれの団体がテーマを決め、来場者に工作をしてもらいます。本校は「ゆらゆらアニマルをつくろう」というテーマで、起き上がりこぼしを工夫しながら一緒に作ってもらいました。午前午後と参加しましたが、列が途絶えることなく、とても多くの方に来ていただけました。部員たちも新鮮で貴重な機会になっただけでなく、何よりたくさんの方に喜んでもらえたのでよかったです。

イベントは終わってしまいましたが…屋台村ポスター.pdf

↑当日最初の打ち合わせの様子

【自然科学部】市内の生物調査2

4/19(土)市内の生物調査を行いました。先週は模試だった生徒も参加し、皆で川や土手で活動することができました。気温がだいぶ上がってきたこともあり、先週には見られなかった動物が見られたり、行動の変化を観察したりすることができました。今回はエビを採取したので、実験室で飼育研究していきたいと思います。

↑ヒドリガモ(日本で越冬する渡り鳥)

↑ツマキチョウ

↑ライギョもいました

↑観察できた動植物はリストにして市の環境課に報告します