天文部
【天文部】高校生天文活動発表会@大阪教育大学にオンラインで参加(2025年7月21日)
研究班は、第15回高校生天文活動発表会に参加し、「太陽の周縁減光における波長依存性についての観測的研究」の演題で研究発表を行いました。場所は大阪教育大学ですがオンラインで参加しました。オンラインにもかかわらず会場の他校の高校生から多くの質問などをいただき、またコメンテーターの研究者の先生方からもアドバイスをいただきました。できれば現地に行ってさらに深い議論をしたいと強く思ったところです。この研究発表のため中間考査以降、期末考査期間を除きほぼ毎日を準備に費やしてきました。今後さらに観測と解析を進め、次の研究発表につなげていきたいと考えています。
研究の予稿は以下で見ることができます。
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発表に使用したスライドは以下になります。
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発表中の様子です。
【天文部】今年度初めての学校観測会
ようやく学校での観測会が実施できました。
現在天文部は、新たに19名の1年生を加えて、活動しています。基本の活動日は金曜日として、晴れの場合、学校の屋上で観測会を行っています。しかしながら今年度は天候に恵まれず、仮入部期間に何度か観測して以降、1年生と一緒に観測を行えていませんでした。
7月18日も快晴とはいきませんでしたが、終業式後に再集合して観測会を行いました。2年生は、手際よく望遠鏡の設置や天体への導入を行い、1年生は説明を聞きながらいきいきと活動していました。
屋上に上がって空を見上げ、写真に収める。今まで当たり前にできていたことができない期間はもどかしく、観測条件は厳しかったものの有意義な観測会になりました。
今回の観測会の目玉は、SeeStar S50を用いて撮影したM57です。雲の合間を縫って導入し、撮影までこぎ着けたのは2度の合宿を経験した先輩たちの力です。これからも継続して観測会を行いますので、続報をお待ちください!
【天文部】日本天文学会ジュニアセッションで研究発表(2025年3月20日)
研究班は、水戸市民会館で行われた、日本天文学会ジュニアセッションに参加し「恒星の低分散分光観測における新しい強度補正方法を用いたスペクトル型の観測的研究」の講演題で、口頭およびポスターによる研究発表を行ってきました。この観測・解析方法は1年以上前から取り組んできたもので、今までも大阪教育大学、埼玉県科学展、千葉大学などで研究の経過を報告し、この方法が有効である手ごたえを感じておりました。そして、昨年末に行った冬合宿では天候にも恵まれ、我々が所有する機材を使って新たに観測データを取得することができ、その解析を行って今回の研究発表になりました。その様子をご覧ください。
ポスターセッションの資料はこちら
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【天文部】冬合宿のご報告(2024年12月26日~28日)
12月26日(木)から12月28日(土)の2泊3日で埼玉県立大滝げんきプラザにて冬合宿を行いました。
天文部は現在、研究班、望遠鏡班、ポラリエ班、Seestar班、Milky way班、合宿班に分かれて活動をしています。それぞれの班で2学期の間にしっかりと準備をして臨んだ冬合宿では天候にも恵まれ、十分に観測と写真撮影をすることができました。研究班は恒星の低分散分光観測を行い、3月の日本天文学会で研究発表するための画像を撮ることができました。得られた大量のデータをこれから解析します。
今回の合宿で撮影できた天体写真をご覧ください。
ポラリエ、一眼レフカメラ で撮影
オリオン座
左から「火星」「ふたご座」「ぎょしゃ座」
左から「冬の大三角」「オリオン座」「木星」「M45(プレアデス星団)」
SeestarS50 で撮影
M45 プレアデス星団 NGC869 ペルセウス座 二重星団 M42 オリオン大星雲
口径130mm屈折望遠鏡、一眼レフカメラ で撮影
オリオン座 馬頭星雲
M31 アンドロメダ銀河
M45 プレアデス星団
スマートフォンでも三脚を用いて、以下のような天体写真を撮影することができました。
木星とM45 おおぐま座 北斗七星
今回も多くの部員が参加しました。次回は新入生を迎えての夏合宿です。
【天文部】千葉大学 高校生理科研究発表会で「優秀賞」(2024年9月28日)
天文部研究班では、今年の冬合宿で観測したデータの解析を続けてきましたが、先の報告にある埼玉県科学教育振興展覧会の論文提出から1週間後の千葉大の研究発表会に向けてさらに解析を進めて「恒星の分光観測における分光標準星による新しい強度補正方法」の題目で臨みました。同一内容での研究発表は二重投稿となり認められません。今回はポスター発表ですので直前までポスターや発表原稿の修正を行い当日を迎えました。研究発表会では、400件近い発表がある中、千葉大の名誉教授、教授、などの先生がたが多くの時間をかけて我々の研究内容を見てくださり、講評やアドバイスなどをいただきました。その結果、「優秀賞」をいただくことができました。
発表ポスターはこちら
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恒星の分光観測における分光標準星による新しい強度補正方法.pdf
当日のようすです。