活動報告

天文部

【天文部】夏合宿に行きました!

8月22日(金)~8月24日(日)に埼玉県秩父市にある大滝元気プラザで夏合宿を行いました。

1日目はバスで到着後、夜の天体観測のために機材の設置を行いました。星がきれいに見える夜空となり、天体望遠鏡や双眼鏡などを使いながら天体を観測しました。また、天文台にある400㎜反射望遠鏡では、夏の大三角形のアルタイルやベガを見ることができました。

2日目は、飯盒炊爨でカレー作りをしました。それぞれの班で協力しながら火加減に気を付けたり野菜をていねいに切りました。とてもおいしいカレーと御飯が出来上がりました!その後、滝沢ダムに行き、勢いよく出るダムの水に涼しさを感じました。2日目夜もきれいな星空を見ることができ、大きな流れ星を見つけたときは部員全員で喜び合っていました。また、花火をして大いに盛り上がり楽しみました!

最終日は、宿泊施設の清掃をし、スタッフの方にお礼をして出発しました。

今回、合宿の準備をしてくださった大滝元気プラザのスタッフの方や、保護者の皆様、誠にありがとうございました。

【天文部】高校生天文活動発表会@大阪教育大学にオンラインで参加(2025年7月21日)

研究班は、第15回高校生天文活動発表会に参加し、「太陽の周縁減光における波長依存性についての観測的研究」の演題で研究発表を行いました。場所は大阪教育大学ですがオンラインで参加しました。オンラインにもかかわらず会場の他校の高校生から多くの質問などをいただき、またコメンテーターの研究者の先生方からもアドバイスをいただきました。できれば現地に行ってさらに深い議論をしたいと強く思ったところです。この研究発表のため中間考査以降、期末考査期間を除きほぼ毎日を準備に費やしてきました。今後さらに観測と解析を進め、次の研究発表につなげていきたいと考えています。


研究の予稿は以下で見ることができます。
       ↓↓↓↓↓↓

天文高校生_川口市立_太陽周縁減光予稿.pdf

 

発表に使用したスライドは以下になります。
       ↓↓↓↓↓↓

天文高校生_川口市立_太陽周縁減光スライド.pdf

 

発表中の様子です。

発表中

 

 

【天文部】今年度初めての学校観測会

ようやく学校での観測会が実施できました。

現在天文部は、新たに19名の1年生を加えて、活動しています。基本の活動日は金曜日として、晴れの場合、学校の屋上で観測会を行っています。しかしながら今年度は天候に恵まれず、仮入部期間に何度か観測して以降、1年生と一緒に観測を行えていませんでした。

7月18日も快晴とはいきませんでしたが、終業式後に再集合して観測会を行いました。2年生は、手際よく望遠鏡の設置や天体への導入を行い、1年生は説明を聞きながらいきいきと活動していました。

屋上に上がって空を見上げ、写真に収める。今まで当たり前にできていたことができない期間はもどかしく、観測条件は厳しかったものの有意義な観測会になりました。

観測会の様子観測会の様子

今回の観測会の目玉は、SeeStar S50を用いて撮影したM57です。雲の合間を縫って導入し、撮影までこぎ着けたのは2度の合宿を経験した先輩たちの力です。これからも継続して観測会を行いますので、続報をお待ちください!

画像中央のリング状の惑星状星雲がM57

【天文部】日本天文学会ジュニアセッションで研究発表(2025年3月20日)

研究班は、水戸市民会館で行われた、日本天文学会ジュニアセッションに参加し「恒星の低分散分光観測における新しい強度補正方法を用いたスペクトル型の観測的研究」の講演題で、口頭およびポスターによる研究発表を行ってきました。この観測・解析方法は1年以上前から取り組んできたもので、今までも大阪教育大学、埼玉県科学展、千葉大学などで研究の経過を報告し、この方法が有効である手ごたえを感じておりました。そして、昨年末に行った冬合宿では天候にも恵まれ、我々が所有する機材を使って新たに観測データを取得することができ、その解析を行って今回の研究発表になりました。その様子をご覧ください。

正面集合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口頭発表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター1

ポスター2

 

 

 

 

 

 

ポスターセッションの資料はこちら

 ↓ ↓ ↓

51T_Kawaguchi_Poster.pdf

 参加証

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【天文部】冬合宿のご報告(2024年12月26日~28日)

 12月26日(木)から12月28日(土)の2泊3日で埼玉県立大滝げんきプラザにて冬合宿を行いました。

 天文部は現在、研究班、望遠鏡班、ポラリエ班、Seestar班、Milky way班、合宿班に分かれて活動をしています。それぞれの班で2学期の間にしっかりと準備をして臨んだ冬合宿では天候にも恵まれ、十分に観測と写真撮影をすることができました。研究班は恒星の低分散分光観測を行い、3月の日本天文学会で研究発表するための画像を撮ることができました。得られた大量のデータをこれから解析します。

 今回の合宿で撮影できた天体写真をご覧ください。

 

 ポラリエ、一眼レフカメラ で撮影

オリオン座

オリオン座

 

左から「火星」「ふたご座」「ぎょしゃ座」

左から「火星」「ふたご座」「ぎょしゃ座」

 

左から「冬の大三角」「オリオン座」「木星」「M45」

左から「冬の大三角」「オリオン座」「木星」「M45(プレアデス星団)」

 

 

SeestarS50 で撮影

M45NGC869 二重星団M42

    M45 プレアデス星団     NGC869 ペルセウス座 二重星団    M42 オリオン大星雲

 

 

口径130mm屈折望遠鏡、一眼レフカメラ で撮影

 馬頭星雲

                     オリオン座 馬頭星雲 

 

M31

                    M31 アンドロメダ銀河

 

M45

                      M45 プレアデス星団

 

スマートフォンでも三脚を用いて、以下のような天体写真を撮影することができました。

 おおぐま座

            木星とM45                   おおぐま座 北斗七星

 

 

            今回も多くの部員が参加しました。次回は新入生を迎えての夏合宿です。

集合写真