活動報告

天文部

高校生天文活動発表会(大阪教育大学)にオンラインで参加(2023年7月17日)

研究班は、第13回高校生天文活動発表会に参加し「太陽の高分散分光観測(その1)」として、~マカリとエクセルによる高精度波長付の研究~の演題で発表を行いました。場所は大阪教育大学ですがオンラインで参加しました。太陽の赤道における自転速度2.0[km/sec]を求めるという挑戦でしたが、結果は1.7[km/sec]となりました。大学の先生からはこれはほぼ求まっていると考えてよいというコメントをいただくことができました。今後さらに観測と解析を進め、次の研究発表につなげていきたいと考えています。

研究会の予稿集は以下で見ることができます。

https://quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/tenmon-hs/abstract2023.pdf

発表中の様子です。

発表1

発表2

七夕・金星観察会(2023年7月7日)

期末考査が昨日で終わり、今日は活動日です。夏合宿の打ち合わせなどを行い、17時ころ終わりにしようとしていたところ、意外にも青空が広がっていることに気が付きました。今日は七夕、そして金星が地球に近づきつつあり最も明るく見える日です。早速、屋上に上がり観察準備を行い空が暗くなるのを待ちました。太陽が沈んでいき、やがて金星が見えてきました。観察会の様子と撮影した金星画像をご覧ください。

観察

金星(最大輝度)

新入生歓迎観測会(2023年4月28日)

新入生18名が入部しました。新年度の活動開始です。

初めに、新入生に合宿などで活用する小型天体望遠鏡の組み立て、操作方法、分解の手順を先輩から伝授しました。

その後、日没を待って屋上に上がり、金星と上弦の月の観測です。大きさの違う望遠鏡4台を見比べてみました。特にSSHで購入した口径130㎜屈折望遠鏡で見た月は圧巻の一言、思わず「オー」という声が出てしまいました。撮影した写真をご覧ください。

望遠鏡操作講習

屋上観測会

130mm望遠鏡

130mm 上弦の月

ファーストライト(2023年3月10日)

太陽観測に続き、夕暮れの宵の明星”金星”と今シーズンほぼ見納めとなる木星を観望しました。使用した望遠鏡はSSH予算で購入したレンズ直径が130㎜の屈折式望遠鏡【高橋製作所 TOA-130NFB】です。今回初めて天体の光を入れるファーストライトとなりました。これからこの望遠鏡も観測や観望に活用していきます。

ファーストライト_1

 

ファーストライト_2

 

太陽観測(2023年3月10日)

今日は金曜日の定例活動日です。屋上に上がって太陽観測を行ったところ、なかなか見られない大きなプロミネンスに遭遇しました!部員のスマホで撮ったものと、観測用のモノクロカメラで撮った写真をご覧ください。

 

プロミネンス(スマホカメラ)プロミネンス(観測用カメラ)観測中